『ITおじさん』 [読書日記]
内容紹介【Kindle Unlimited】
AI、bot、ブロックチェーン、リモートワーク、DX、多重請負、……。耳にはするけどよくわからないバズワード、わからないままでも押し通すにはコツがいる!IT企業のお仕事あるある満載!珠玉のショートショート・ギャグ・シリーズ!
今、ブータンも首都がロックダウンという状況だし、目の前にKindle Unlimitedでこんなコミックをチラつかせられたら、そりゃあダウンロードしちゃうわな~(苦笑)。しかも1、2巻同時アップ。勢いで2冊ともダウンロードして、夜の読書のお供に、あっという間に読んじゃいました。
率直に言うと、この、陰影を相当用いた劇画調の描き方は苦手だ。著者の作品としては、2年前に『乙女文藝ハッカソン』を読んでご紹介したことがある。主要登場人物が女子大生ばかりだったこともあってか、僕の記憶の中ではそれほど劇画調だったという記憶がなく、『ITおじさん』を読んで同じ著者とは思えないほどの違和感を最初は感じた。でも、念のためもう一度『乙女文藝ハッカソン』を読み直してみたところ、意外と劇画調だったのだと改めて確認する結果となった。
それで、もう1つ確認したことがある。『乙女文藝ハッカソン』に出てきた主人公の寮の同僚にミステリー好きの女子大生「別田さん」が出てくるが、『ITおじさん』第1巻序盤で一応の主人公とおぼしき宇佐美さんが採用した、大学文学部出身の「別田さん」と同一キャラなのではないかと思われる。
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