2022年のGOOD-BAD-UGLY [ご挨拶]
2022年をひと言で振り返るなら、自分のやりたいことをやらせてもらっている時は、どんなに忙しくても幸福感には満たされるということに尽きるでしょう。
相変わらず任地に入れない中で迎えた新年でしたが、ようやく行動制限が緩和されて4月下旬に任地入りが実現。それでも以後しばらくは今後の商売道具となる筈の機材が届かず、施設を操業開始することもできませんでした。それがようやく実現した8月下旬からは、まともな休日がほとんどない中で年末まで駆け抜けてきた感じです。
小刻みな喜怒哀楽はありましたが、全体を通じて言えるのは、「終わり良ければ総て良し」ですかね。
以上申し上げた上で、2022年の個人的重大ニュースを以下で概括してみます。
1.年明け早々の首都ロックダウン(UGLY)
これはしんどかった。2021年5月に派遣されてきて以降、一度も任地プンツォリンに入ることもできずに越年してしまい、その間、カウンターパートもいない中で首都での活動をなんとか組み立ててきました。冬休みにはティンプーで滞留しているCSTの学生も相当数いたので、首都のファブラボ・マンダラ(旧ファブラボ・ブータン)にお願いして、学生向けものづくり研修をやってみたり、JICAの事務所会議室をお借りして、週末だけのmicro:bit講習会をやってみたりと、冬場もそれなりにやれることはやろうと試みたのですが、1月半ばからはじまった首都のロックダウンで、完全に息の根を止められました。
何がつらかったって、滞在先のホテルで缶詰めになり、身動きが取れなかったことです。自分はいったい何のためにここにいるのだろうか、これなら別にブータンに来ずに東京にいればよかったのではないか、そんな自問自答の日々でした。他の要因もあったのですが、本当に精神的におかしくなりそうでした。
大使館がないから、在留邦人に対する声かけもなされないし、うちの派遣元の組織の出先事務所も、自分達自身が缶詰になっている状態だから、私たちへの声かけなどほとんどありません。自分の中で、派遣元の組織に対する不満も爆発しそうでしたが、ひょっとしたらそんな状態にあるのは自分だけではないのではないかと気付き、むしろ僕のような状態にある在留邦人間で横のつながりを自ら作るべきではないかと考えるようになりました。
相変わらず任地に入れない中で迎えた新年でしたが、ようやく行動制限が緩和されて4月下旬に任地入りが実現。それでも以後しばらくは今後の商売道具となる筈の機材が届かず、施設を操業開始することもできませんでした。それがようやく実現した8月下旬からは、まともな休日がほとんどない中で年末まで駆け抜けてきた感じです。
小刻みな喜怒哀楽はありましたが、全体を通じて言えるのは、「終わり良ければ総て良し」ですかね。
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以上申し上げた上で、2022年の個人的重大ニュースを以下で概括してみます。
1.年明け早々の首都ロックダウン(UGLY)
これはしんどかった。2021年5月に派遣されてきて以降、一度も任地プンツォリンに入ることもできずに越年してしまい、その間、カウンターパートもいない中で首都での活動をなんとか組み立ててきました。冬休みにはティンプーで滞留しているCSTの学生も相当数いたので、首都のファブラボ・マンダラ(旧ファブラボ・ブータン)にお願いして、学生向けものづくり研修をやってみたり、JICAの事務所会議室をお借りして、週末だけのmicro:bit講習会をやってみたりと、冬場もそれなりにやれることはやろうと試みたのですが、1月半ばからはじまった首都のロックダウンで、完全に息の根を止められました。
何がつらかったって、滞在先のホテルで缶詰めになり、身動きが取れなかったことです。自分はいったい何のためにここにいるのだろうか、これなら別にブータンに来ずに東京にいればよかったのではないか、そんな自問自答の日々でした。他の要因もあったのですが、本当に精神的におかしくなりそうでした。
大使館がないから、在留邦人に対する声かけもなされないし、うちの派遣元の組織の出先事務所も、自分達自身が缶詰になっている状態だから、私たちへの声かけなどほとんどありません。自分の中で、派遣元の組織に対する不満も爆発しそうでしたが、ひょっとしたらそんな状態にあるのは自分だけではないのではないかと気付き、むしろ僕のような状態にある在留邦人間で横のつながりを自ら作るべきではないかと考えるようになりました。
大学は出たけれど… [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
王立ブータン大学(RUB)傘下の大学10校と私立大学2校からは、毎年何千人もの卒業生が就職市場に輩出される。公務員のほか、民間企業への就職も多い。しかし、特にCLCSとCNRの卒業生は、就職に苦労している様子が窺われる。
CLCS卒業生も同意見で、自分たちが学んだコースは就職市場では需要がないと感じている。雇用主が必要とするスキルを身に付けていないため、就職機会に挑戦することすら躊躇してしまう。CLCS卒業生にとって、唯一の市場はゾンカ語教師だが、CLCSのコースで学んだ知識と、就職先で求められるスキルの間にはギャップがある。CLCSの同窓生のほぼ85%が失業中。大学で教わったことをベースに仕事が得られるのは、工科大学や看護大学の学生がほとんどだという。
CNR卒業生もまた、同じ苦境に立たされている。しかし、CNRの場合、自分たちのコースが就職に関連していると考えている卒業生も少なからずいる。雇用機会が少ないことが失業につながると指摘されている。例えば、CNRのコースと森林管理者の仕事で求められる条件との間には十分な関連性があるが、就職枠はほとんどなく、どの分野でも卒業生の数が常に枠の5倍から10倍になっている。今年のブータン公務員試験では、2つの枠しかなかった。
就職に有利なのは、IT関連のコースだという。
CLCSでは、ブータン・ヒマラヤ研究などのコースを廃止し、2021年にゾンカ・文化研究という新しい学位コースに変更し、就職に有利になるよう改編した。
一方、以前なら求人が発表されると何百人もの求職者が応募し、激しい競争が繰り広げられたが、最近はそうでもないようだ。このため、新卒者や失業者にも多くの求人がある。しかし、その分、応募者も減っている。
CLCSのある卒業生は雇用可能性と彼らの労働市場への備えの関係について、市場が自分たちに求めているものと、自分たちが仕事に求めている内容との間に大きなギャップあると指摘する。卒業時には基礎的なことしか学んでおらず、就職の準備ができていない。就職口は多数あるのに、応募者が少ないという話をよく聞くが、若者が仕事に就かないのは、勉強して学んだ科目と、仕事が求める基準が全く違うからだと指摘する。
CNR学長によると、雇用の問題はどの大学でも同じだと指摘する。国土が狭いので、公務員になれる席は限られている。CNRの場合、自然資源に関する勉学が中心なので、自営業のチャンスならあるし、コースも適切だと強調。しかし、雇用機会という点では、政府が主要な雇用主であり、政府機関では毎年限られた席しかないため、全員が吸収できるわけではない。この点はどこの大学でも同じだと主張。
《後半に続く》
『さいはての彼女』 [読書日記]
内容紹介【Kindle Unlimited】
25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!? だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
前回ご紹介した通り、僕は「1ヵ月10冊」の最低ノルマをこなすために、池井戸潤『下町ロケット』の四部作のうち、第二作以降を通しで読むという行動に出た。この流れで行けば、僕のキンドルに入っている過去の池井戸作品でも読んで冊数の荒稼ぎでもしようかとなりそうなところだったが、そこでたまたま、これまた時々読んでいる原田マハの作品が、Kindle Unlimitedに挙がっているのに気付いた。
「さいはて」とあるぐらいだから、たぶん北海道が舞台として出てくる作品だろう。(余談だが、「さいはて(最果て)」といったら、別に九州の最南端だってそうとは言える筈なのに、どうしても北の果てを連想してしまうのはなぜなんだろうか…)
北海道で本の仕事をしている親友との話のネタにでもしようと考え、急遽予定を変更して読んでみることにした。収録されているのは4作品のみで。184頁と比較的薄めのボリュームだが、短編というよりは中編に近い。ちょっと息抜きで読もうとしても、1話読了するにはそれなりの時間が必要となる。収録されたどの作品も主人公は女性だが、最初の3作品(「さいはての彼女」「旅をあきらめた友と、その母への手紙」「冬空のクレーン」)は、恋と仕事に疲れた30代のキャリアウーマンが旅に出るお話。残る「風を止めないで」だけは、前3作と違い、旅に出た夫や娘を見送る50代か40代後半(?)の女性のお話となっている。
『下町ロケット』を通しで読んでみる [池井戸潤]
最近、サンチャイ☆ブログの「読書日記」がおとなしいのではないか―――。
たぶん、そう思っておられた方も多いのではないかと思います。そうなのです。これは9月の一時帰国から戻って来てからの傾向なのですが、「最低1カ月に10冊」というノルマの達成に難儀しています。
理由は単に仕事が忙しいから。ただでも週6日勤務だし、ややもすると日曜日も翌週の準備に忙殺されていたり、任地と首都の間の移動に充てたりしていて、フルで休んでグダグダしていたという日も2日ぐらいしかありません。毎月目玉的な行事があって、あまり気が抜けなかった。それが読書への余裕を無くしていた最大の理由でしょう。
でも、最低ノルマをクリアするには、仕事の関連の書籍だけではムリです。だから、小説も織り交ぜる。先月は宮本輝作品を3冊も入れました。そして、今月は今のところどうしているかといえば、『下町ロケット』を「ガウディ計画」以降3冊のキンドルでの再読というのに充てて、実績のかさ上げをしました。
たぶん、そう思っておられた方も多いのではないかと思います。そうなのです。これは9月の一時帰国から戻って来てからの傾向なのですが、「最低1カ月に10冊」というノルマの達成に難儀しています。
理由は単に仕事が忙しいから。ただでも週6日勤務だし、ややもすると日曜日も翌週の準備に忙殺されていたり、任地と首都の間の移動に充てたりしていて、フルで休んでグダグダしていたという日も2日ぐらいしかありません。毎月目玉的な行事があって、あまり気が抜けなかった。それが読書への余裕を無くしていた最大の理由でしょう。
でも、最低ノルマをクリアするには、仕事の関連の書籍だけではムリです。だから、小説も織り交ぜる。先月は宮本輝作品を3冊も入れました。そして、今月は今のところどうしているかといえば、『下町ロケット』を「ガウディ計画」以降3冊のキンドルでの再読というのに充てて、実績のかさ上げをしました。
穀物生産が年々減少 [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
米、トウモロコシ、小麦、ソバなどの穀物生産が、国内で下降線をたどっている。農業省によると、これは穀物栽培に従事する労働力の減少が原因だという。一方、農家は市場と利益の確保のため、野菜栽培に力を入れるようになった。
農業省は、国の食糧と栄養の安全保障のため、今も穀物生産維持を目指している。しかし、その努力にもかかわらず、生産量は減少している。農業調査報告書と首相一般調書によると、2018年に10万トン超だった穀物生産は、昨年は約7万トンに減少している。
「懸念材料であるのは言うまでもない。食料と栄養の安全保障を実現せねばならない中、穀物生産量の減少は深刻。これでは安全保障実現はほとんど無力な努力だと言わざるを得ない。働き手がいないのに、どうして生産量を増やす余裕があるのか」(イシ・ペンジョル農業相)
《後半に続く》
今から4年前の2018年12月に、「コメ作付面積の減少」を取り上げたことがある。当時から穀物生産は減少するのではないかと見られていたので、それが統計情報として裏付けられたという点で、今回のBBSの報道はテイクノートしておいた方がいいかなと思い、取り上げることにした。
紙のリサイクル(サムチ県ドロカ) [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
サムチでは養鶏場が増え、卵のトレー(受け皿)の需要が高まっている。養鶏業を営むハスタ・マン・ライさん(32歳)は、このチャンスに注目。そこで、廃棄物を集めてトレーを製造することにした。
「私の使命は、65,000kgの廃棄物をリサイクルし、トレーに変えることです」と彼は言う。彼はサムチ県ドロカ地方にあるデンチュカ郡カルザン村の出身で、ドロカのチェルムチェンにあるHS卵トレー社(HS Company for Egg Trays)を経営している。このプロジェクトには、CSI銀行とNCGS(全国信用保証制度)が支援し、YERE(Youth Employment through Rural Enterprises)が資金を提供している。
「トレー不足は喫緊の課題でした。インドから輸入で、中古のトレーもありました。でも、高かったんです」――ライさんは、2020年の1回目のロックダウンの際、プロジェクトの書類作成を開始し、2021年の2回目のロックダウンの際に、製造を開始した。「廃棄物を減らしながらエッグトレーを製造」することが目的だった。HS社では、回収した廃棄物のほぼ90%をリサイクルしている。布切れ、プラスチック、紙など、段ボールを含むあらゆるタイプの素材が原料として使用可能だ。
ライさんによると、自分のビジネスは「市場アクセス製品(Market Accessibility Product)」という考え方に沿ったものだと言う。「私たちは市場調査もしました。受給ギャップを見極め、製品を組み立てました。私たちのターゲットは地域社会です。私たちは、農村部の養鶏家のため、農村の発展のためにあるのです。」
ドロカでの操業にはいくつかの利点があると彼は言う。サムチ、ハ、パロ、プンツォリンに近いこともその1つ。トレーはチュカまで供給される。「サムチ~ハ間の道路が開通したので、商圏は拡大しています。売れ行きは今のところ上々です」とライさん。同社では、通常1日に3,000個以上のトレイを生産している。
学校とサムチ市街地からはゴミが出る。「廃棄物はどこでもお金になる」とライさんは述べる。
ドロカのカルマ・ジュルミ町長によると、ドロカだけで65の養鶏場があるという。「今では、トレーの供給量がボトルネックになることはありません」という。しかも、その原料はすべて廃棄物からだ。「私もトレーの工場に行ってみましたが、圧倒的な需要があり、パロやシプスーといった遠方の農場からの需要を満たすのにも苦労していると聞きました。」
ドロカの町は、起業家育成と経済成長が続いている。現在、YEREを通じて7つのプロジェクトが支援を受けている。パンデミック時、ドロカは肉、卵、乳製品、野菜などの供給で重要な役割を果たした。
ブータンの「クイズ王」 [ブータン]
12月17日の建国記念日に向けて、さまざまなイベントが繰り広げられている。おそらく昨年、一昨年と新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって、あまり大っぴらに式典が開けなかったことからくる反動があるのだろう。また、今回の開催地が首都ティンプーだというのも大きい。僕が知っている過去の建国記念日の祝い方よりも、今回は華々しい気がする。
前々回ご紹介した「CSIフェア」も、例年なら11月に別途開催されていた筈だが、これも建国記念日の祝賀イベントの一部に組み込まれた。
歯科用石膏を使った成型鋳造の普及 [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
歯科用石膏から像を成型することは、国内ではかなり普及しつつある。短期間で多くの像を成型し、手頃な価格で販売することができるからである。しかし、これが、粘土や木材から彫像を作る人たちのビジネスにも影響を及ぼしている。
成型は、石膏の粉末を水と、液状になるまで混ぜ合わせ、これを必要なデザインの鋳型に流し込む。その後、40分ほど冷やすと塗装が可能な状態になる。工程が単純なため、1日に5体以上の像を作ることができ、値段も安いので集客も簡単だと、このビジネスに携わる人々は言う。
「通常、1日に5~6体の像を作ることができます。早く仕事を始めれば、10体までできます。」
(ティンプーのバベサ地区で像製作を手掛けるリンチェン・プンツォ)
「石膏から成型された像は安くて手頃なので、多くのお客さんが選んで買っていきます。」
(ティンプーで彫像を販売するツェワン・ドルジ店主)
石膏から像を成型する工程は、より多くの像に塗装を施す絵師にも利益をもたらす。
「塗装の注文が増え、商売がまわるようになった。」(ティンプーの画家、ウゲン・ドルジ)
しかし、こうしたトレンドは、粘土から彫像を作る人々に影響を及ぼしている。彫刻家の中には、粘土像を彫る伝統は消滅するかもしれないと言う人もいる。
「私たちの仕事は時間がかかり、材料も高価なため、完成品は自ずと高価になります。もし人々が粘土像の神聖さに気づかず、より安い像を選ぶようになれば、粘土像彫刻の伝統は次第に失われていくでしょう。」(ティンプー・バベナ地区で彫刻業を営むニム・ドルジ)
現在、国内には成型業を営む人が15人ほどいる。
備忘録的にこの記事を取り上げた。歯科用石膏が手に入るのなら、3Dプリンターで鋳型を作って、それに石膏を流し込んで成型するというのもできるなぁと思った次第。
あゝニアミス、見逃したイベント [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
私たちは皆、いい話が好きだ。いい話は、人とのつながりや包容力を高める強力なツールである。しかし、誰かの話を本を通じて理解するのではなく、直接その人から聞くことができたらどうだろうか?土砂崩れの被災者に、その体験談を聞くことができたら?人をオープンな書物として読者に借りてもらう「ヒューマンライブラリー」なら、それが可能になる。昨日、首都圏のエルスフェア・アート・カフェで、初めてヒューマン・ライブラリーの取り組みが行われた。
ヒューマンライブラリーは、1対1でも、少人数のグループでも、人々が関わり合える安全な空間を作り、人々が共有し、つながることを促す。各ボランティアは、メンタルヘルス、執筆、アート、人生における型破りな道を歩むことなど、様々なテーマについて話す。
この取組みには、昨日20人以上の参加者があった。「Human Library in Bhutan」の主催者であるソナム・ペム・ツォキ氏によると、「このイベントの主旨は、固定観念や偏見を覆すような、示唆に富んだ会話をすることができる安全な空間を提供することにあります。」
この取組みが成功すれば、主催者はこのイベントを月に2回開催し、より多くのトピックを取り上げる予定だ。主催者は、この取組みを通じて、人々が相手を知り、理解することなく判断するのをやめることを期待している。
ヒューマンライブラリーは、デンマークの人権活動家とジャーナリストによって21年前に設立された。現在では80カ国以上でイベントを開催している。
CSIフェアに行ってきた [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
もし音楽をバックグランドに食事することをお望みなら、ティンプーのセンテナリーパークで開催されるCSI&フードフェアは要チェックだ。今日から始まった1週間のフェアには、地元の料理やその他の食品が多数展示され、来場者を楽しませている。このイベントは、第115回建国記念日の準備プログラムの一部である。
初日の今日は、豆乳からポテトチップス、オンライン音楽アプリに至るまで、6つの新商品がステージ発表された。この発表会は、新製品のプロモーションや、潜在的なスポンサーや顧客とのつながりを作るのに役立つと期待される。
センテナリーパークには、若者、起業家精神、テクノロジーの3つのテーマに基づき、50以上のブースが設置された。「今回の展示会では、3つの明確な目標を掲げています。1つめは技術。2つめは起業家精神。3つめは青少年です」(経済省クンザン次席産業担当官)
「私たちが取り組んでいる技術には、人工知能、ブロックチェーン、ロボット、ドローン、電気自動車などがあり、私たちが取り組んでいるこれらの製品が、国内の産業にスケールアップできることを願っています。そうすれば、ブータンはテクノロジー製品を輸出できるようになるでしょう」(ドルックホールディングス(DHI)のチラグ・シャルマ分析官)
「ブータンの建国記念日に開催されるこのようなフェアは、未来への道しるべのようなものです。起業家精神や起業家がいかに重要かを教えてくれる。途上国には雇用の機会があまりありません」(ARTHI Bhutanのウゲン・ドルジ氏)
このフェアの主な目的のひとつは、地元の製品を宣伝し、ビジネス間のネットワークづくりを促進すること。CSI&フードフェアには、60人以上の起業家が参加している。屋台のほかにも、音楽ライブや無料映画上映、ゲームコーナーなど、さまざまな催しが行われている。
この週末は所用でティンプーに上がってきていたので、12月10日(土)のCSIフェア初日をのぞいてくることにした。元々、チュカで知り合いになったゲドゥの女性企業家がここに出店しているから、ティンプーで手工芸を教えておられる協力隊の方を紹介したかった。その目的は来場早々に達成できたが、会場には経済省小規模零細産業局(DCSI)のスタッフやらDHI/スーパーファブラボのスタッフやら、スタートアップセンター入居時に訪問して知り合いになった企業家やら、知り合いが非常に多く、旧交を温めるいい機会にもなった。