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与田監督に訊きたい! [ベースボール]

このブログで、中日ドラゴンズのことを最後に書いたのは、なんと6年も前のことだった。当時の監督は選手兼任の谷繁元信監督だったが、その後もドラゴンズの低迷は続き、森繁和監督を経て、2019年から与田剛監督が指揮を執っている。

与田監督も今期で3年目。昨年は久しぶりのAクラス入りを果たして、今年こそは久々の優勝争いをとファンは期待していたのだが、昨年から課題だった打線が今期はさらにからっきしで、いくら投手陣が奮闘していても、打てないで競り負けるという試合があまりにも目立つ。

今日、阪神に負けて、借金は5。首位阪神とのゲーム差は10にまで拡大した。僕は今週末から海外赴任して、下手すると2年間一度も帰国できないかもしれないので、出発前の数ゲームぐらいは連勝で景気付けて、それで飛行機に乗り込みたかったけれど、これじゃむしろストレスだ。

もう我慢の限界。だから、今日は久々にドラゴンズをネタにする。

指揮を執ってもう3年目なのに、よくわからない采配が与田監督の場合いまだに多すぎる。僕らには球団内部の事情はわからないが、なぜこういう迷采配を繰り返すのか、せめてスポーツ紙の記者ぐらいはちゃんと踏み込んで、与田監督が何を考えているのか、もっとちゃんと聞き出して欲しいものだ。

以下、僕が与田監督に問いたいことを挙げておく。

1.なぜ、選手を1軍帯同させても試合で起用しないのか。
去年の根尾や石垣のケース。今期も、石橋捕手と桂捕手を1軍帯同させておきながら、ほとんど試合で使わない。試合経験を積ませるなら2軍に置いておいた方が良いぐらい。桂なんて今期実績を上げないとリストラ対象だから、試合に出してもらえないのに1軍に置かれている今の状況には、納得感がないだろう。そのあたりのストレス管理も含め、与田監督はどんな対話を選手としているのだろうか。選手は納得しているのだろうか。

2.なぜ、試合で活躍した控え選手を次の試合で使わないのか。
これは、高松や三ツ俣のことだ。内野のレギュラー阿部と京田の代わりにスタメン起用したことがあり、その試合で2人が活躍したにも関わらず、翌日のゲームではスタメンから外され、代わって阿部や京田がスタメンに復帰させたりする。そして、案の定2人は打たない。控え選手の方が打撃好調なら、続けて使ってあげたらいいのに、なぜ不振を極める2人を使い続けるのか。何か、契約上この2人は何試合は最低出場させるといった条項でも書かれているのだろうか。その辺、納得感の薄い控えの選手に対して、監督はどのように対話を図っているのだろうか。

3.なぜ、バントもできない選手を起用し続けるのか。
ドラゴンズの打者って、今はすべからくバントが下手。特に下手だと思うのはまたしても京田だ。わざとバント失敗しているんじゃないかというくらいに下手なバント失敗の後、強打に切り替えて凡打か三振である。送りバントもできない。ましてやスクイズバントもダメ。強打に切り替えても三振やゲッツーに倒れる。ただでも打線が不振なんだから、1点を確実に取る野球をするならバントは必須だが、それすらできないのが今の野手だ。

4.なぜ、「足のスペシャリスト」高松をもっとうまく起用しないのか。
打撃不振のチームなんだから、足でかき回すことはもっと考えてもいい。ここは代走高松だろうと思うような試合後半の重要局面で、与田監督は高松を代走に送らないことも多く、時々思い出したかのように起用したりする。起用が中途半端だから、盗塁機会も多くないし、時々牽制死のようなヘマもやる。失敗を恐れず、もっと経験を積ませてあげれば、早く戦力になっていくに違いない。

5.先発オーダーは誰が決めているのか?
繰り返しになるが、なんで平田や京田、阿部の起用にこんなにこだわるのか、それがまったく謎だ。毎日代わり映えのしないスターティングオーダーを見せられると、正直言って応援する気も失せる。なんで彼らを優遇するのか。そこを与田監督ははっきり言わない。ひょっとして与田監督自身が先発オーダーを決めているんじゃないんじゃないかとも勘繰ってしまう。伊東ヘッドコーチ?だとしたら、監督とヘッドコーチのコミュニケーションって、ちゃんと取れているのだろうか。

巨人の原監督を見るといい。2軍から好調の選手を上げてきたら、すぐに試合で使うし、試合の中でベンチ入りの全選手を起用して、うまくやりくりして戦っている。それが与田監督にはない。好調の選手を上げてきてもすぐに試合で使うことはないし、ベンチに選手を余した状態で試合終了を迎えてしまうことが多い。なんで全員野球をやらないのか。成績不振のベテランを優遇するのか。

僕はこれから2年間、ドラゴンズの試合経過で一喜一憂することもない。今年や来年に優勝争いに絡めなくても、何も言うつもりはない。ただ、2023年のペナントレースでは優勝に絡んでいて欲しい。強いドラゴンズを応援して老後を過ごしたい。

今のような謎な采配を繰り返していたら、与田監督が2023年も指揮を執っていることはおそらくないだろう。だから、打撃不振のベテラン・中堅にはとっとと見切りをつけて、有望な若手にどんどんチャンスを与えて欲しい。根尾がいくら三振したって今は許せる。2023年の根尾がすごい選手になっているに違いないと期待しているから。

タグ:ドラゴンズ
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Sanchai

この記事を書いてから、明日の出発まで、なんと見事に三連敗…。
与田さん、ファンもそろそろ我慢の限界です。
スターティングオーダー見て何もときめかない。
試合経過をフォローするのすらあほらしくなってきた。
by Sanchai (2021-05-15 18:39) 

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