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ブータン銀行のシステム障害 [ブータン]


この記事を読むと7日(水)午後には復旧したと書かれているので、今となっては過去の話となるが、僕も昨日はブータン銀行(BOB)のプンツォリン支店に振込2件と現金引出し1件を片付けに行き、窓口で「システム障害で対応不可」と門前払いを喰らったクチだ。CSTからプンツォリンの市街まではタクシーで50ニュルタム、復路は複数乗車で200ニュルタムを分ける仕組みになっていて、昨日は同じく門前払いを喰らったオバチャンと料金を分け合ったので、往復で150ニュルタムがムダになった格好だ。

でも、この時はタクシー料金は同行のスマホ決済アプリmBOBで支払うことができたが、しばらくして昼食を食べようと学食に行ってmBOBで払おうとしたら、「システム障害でmBOBは動いてない」と店番のオバチャンに言われた。mBOBが便利なので、普段財布を持ち歩かないようになっており、ちょっと困ったが、つけにしてもらってオフィスに戻った。この精算は、7日(水)夜の夕食を同じ食堂で食べた際に行った。その時聞いた話では、mBOBは今も動いていないとのことだった。

あれ?BBSは復旧したと書いてるんですけど?

まあそれはともかくとして、ちょっとmBOBを過信し過ぎていたかもなという気がした。少額でもいいので現金は持ち歩いていた方がいいかもしれないというのが今回の教訓だ。

復旧したのなら、明日8日はもう1件の振込みを行いに、またBOBに行ってみるか。ダメ元ぐらいの軽い気持ちで行く方が、ショックが少なくていいかもしれないな。

ところで、昨日はミクシィも障害だった。なんだか親ロシアのハッカー集団からサイバー攻撃を受けた対象の1つだったそうだ。ブータンもロシアからのサイバー攻撃の影響を受けていると聞くが、意外と同根だったりして。
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『「売れる個人」のつくり方』 [読書日記]

「売れる個人」のつくり方

「売れる個人」のつくり方

  • 作者: 安藤 美冬
  • 出版社/メーカー: Clover出版
  • 発売日: 2021/04/30
  • メディア: Kindle版
内容紹介
本書は、「売れない個人」から「売れる個人」へと変貌を遂げるための実践書です。自身が「売れる個人」としてブレイクスルーを果たしただけでなく、10年間でのべ10万人以上もの「売れる個人」「売れない個人」を見てきた著者だからこそ書ける、あなたが“売れる"ための「マインド」と「戦略」が網羅されています。フリーランスや経営者、独立したい人だけでなく、パラレルキャリアや副業に興味がある人、会社員として力をつけたい人、学生や主婦など、現代を生きるすべての人たちのニーズを叶える一冊です。
【Kindle Unlimited】
時々思うのだけれど、Kindle Unlimitedのセレクションって、どうやって決まっていくのだろうか。ここを入口にしておいて、次に有料ダウンロードをしてもらえるような本へと誘導していくことを狙っているのではないかと思えるのだが、その入口の1冊を誰がどのように決めているのだろうか。

たぶん、本書も、この本を入口にして類書への誘導を狙っている気がするのだけれど、ここまで戦略的に自分の売り方を考え、実践してきた著者が、他にもある自身の著書の中で、「これを最初に読んで欲しい」と差し出したのではないかという気もした。本気で「売ること」「売れること」を突き詰めて行ったら、それくらいのことまでやる必要があるのかもしれない。本書で描かれている自身のキャリア形成プロセスを見ると、本書をKindle Unlimitedの対象にするのも、著者自身の戦略の一部ではないかと思える。

最近、あまりにも仕事に余裕がないため、読書量も落ち、ブログの更新頻度も落ちている。そもそも平日にマイカテゴリー「読書日記」で記事を書くこと自体珍しい。何があったかというと、ふだんなら毎日の日誌を書くのに使っていたミクシィが、昨夜からサイバー攻撃に遭っていてアクセスできなくなったことがある。早朝のルーティンとしていた前日の日誌が書けないため、代わりに先週末読了していた本の紹介をしてしまうことにした。

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留学生には日本でこれをやってきてほしい! [ブータン]


今年も日本の留学生支援無償資金協力で、何人かのブータン人公務員が日本の大学院での留学に出発するようだ。壮行会がJICAの事務所で開かれたことが、9月1日のBBSのニュースで報じられていた。

昔と変わっていなければ、農業系は東京大学、政治経済系は新潟の国際大学と京都の立命館大学、工学系は名古屋大学に留学予定なのだろう。どうしても新潟(浦佐)は僕にとっては心理的には遠いので、わざわざ出向いて行って親交を深めるというわけにはなかなかいかないのだけれど、新潟には昔お世話になった方もいらっしゃるので、いつかは訪問してみたいとは思っている。越後妻有大地の芸術祭にかこつけたりしてね…。

帰国したら、僕の生活の拠点はたぶん岐阜になる。あるいは、東京と岐阜との往復生活かもしれない。そんな事情もあって、名古屋大学と田無に試験農場を持っている東京大学の留学生には特にお近づきになりたい。できるだけの生活支援はしてあげたいと思っている。立命館大学も、昔非常勤講師で通ったことがある大学院なので、機会があれば交流してきたい。

でも、今日はそんな抱負を述べるためにこの記事を書いているわけではない。

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それでもごみは無くならない [ブータン]

外国人がブムタンの清掃活動に参加
Group of foreigners join Bhutanese youth group to clean Bumthang town
Kipchu記者(ブムタン)、BBS、2022年9月2日(金)
http://www.bbs.bt/news/?p=174247
foreigner-group.jpg
【要約】
廃棄物はグローバルな問題で、対策にはグローバルな参加が必要。炭素吸収国でありながらも、ブータンは廃棄物問題では課題を残す。毎年各地で定期的に清掃キャンペーンは行われるが、問題は再び頭をもたげる。この国をきれいに保つことをブータン人に動機づけようと、外国人のグループが、ブータンとその自然への愛情に突き動かされ、この水曜日にチャムカルタウンの清掃活動に参加した。

ブムタンに数日滞在している7人の外国人観光客が、ジャカル僧院からチャムカル通りまでの区間のごみを拾った。彼らは欧州及び英国からの来訪者で、中にはブータンで働いている人もいる。「若い世代の人々に、自分の国がいかに美しく、だからきれいに保ってゆかねばならないか、動機づけたいというのが第一の目的。この国の市民一人一人が自分の国をきれいに保つことが必要だと知るべきだ」(ドイツ人参加者)。

「ごみを捨てる行為はやめて、自分たちが持つ美しさを世界に示そう。炭素吸収国であることは既に世界に示した。次はごみを拾う国だというのを示そう」(DeSuung技能プログラムのスイス人トレーナー)他。

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「Bhutanese TikTokers」を名乗るブータン人若者12人が通りの清掃を支援。彼らはティンプー、プナカ、ワンデュポダン、パロで同様の活動を行ってきた。しかし、廃棄物管理の啓発を行おうとしても、協力を得られないこともあるという。「人々に協力を呼びかけても、清掃は自分の仕事じゃない、市当局の仕事でしょと言われる。清掃活動のために納税しているのだから、市がすべて行うべきだという人も。僕はそれが市の仕事だと言うのは正しくない、すべての市民の仕事だと思う」(Bhutanese TikTokers創設者)。

地元のボランティアも参加。このイベントは短期間で、しかも小規模で終わったが、そのメッセージは明確で大きいものだった。グローバルな使命のために、人々が一緒になることだった。

何年か前の僕自身を見ているような報道内容でした。読みながらあの当時のことを思い出した。

ほぼ毎週、土曜日の朝に特定地域のごみ拾いをやった。仲間も募った。日本人が中心だったが、たまに外国人も参加してくれた。当然ブータン人もいた。「いい取組だ」と言われた。でも、ブータン人は来なくなった。同じ職場の同僚であっても、来なくなった。最初から来なかった人の方が多かったけど。それで月曜朝には一緒に仕事してるんだから、やや人間不信にもなった。

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『「女子」に選ばれる地方』 [仕事の小ネタ]

「女子」に選ばれる地方 十六総合研究所 提言書 2022

「女子」に選ばれる地方 十六総合研究所 提言書 2022

  • 出版社/メーカー: 岐阜新聞社
  • 発売日: 2022/04/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
「若い女性が地方からいなくなる! 」。大都市への人口集中が進む中、各メディアは昨今しきりに警鐘を鳴らしている。 確かに能力のあるキャリアウーマンの「脱地方」の傾向は、近年さらに加速していて、地方の衰退に拍車をかけるものと大いに憂慮されている。 本書は「地方」のひとつ、岐阜県の現状分析や、女性が活躍している地元企業の実態調査などを元に、そのような「ピンチ」を「チャンス」に変える処方箋を提示。 地方に根強い、「ジェンダーギャップ」の解消に真っ先に取り組むべしと結論づけている。
【購入(キンドル)】
この本は帰国して里帰りしたら岐阜のどこかの書店で1冊購入しようと思っていたものだが、つい最近、電子書籍版が新たに追加されたのに気付き、それなら先に読もうと思って購入した。元々A4サイズなんだろうと思うが、それをキンドルの大きさに縮小し、さらに元々の文字が一部カラーになっていると、薄い文字はキンドルではとても読みにくい。何か特別な事情がある場合を除けば、製本版で読んだ方がはるかに読みやすいと思う。

僕も、結局早く読みたくて電子書籍版に手を出したけれど、収録されている論文に図表がかなり多く含まれているため、キンドルでは小さすぎて文字が識別できず、結局は製本版をいずれは買うと思う。昔お世話になった銀行さんだし、そもそも巻頭言を書いておられる十六総研の社長(当時)は、僕の職場の先輩でもあった。ちなみに新たに社長になられた方も、僕の職場の先輩である。巻頭言に先輩の写真でも挿入されていたら、30年ぶりぐらいにご尊顔を拝するいい機会になったと思うが、それがなかったのはちょっと残念。

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