『「探求」する学びをつくる』 [仕事の小ネタ]
出版社からのコメント【購入(キンドル)】
経済・教育格差が広がるなか、子どもの生きる力を伸ばし、幸せな未来につなげる「探究」する学びをつくるにはどうすればよいのだろう。世界屈指のプロジェクト型学習を行う米ハイ・テック・ハイ校は低所得層の生徒が約半数だが大学進学率は96%を誇る。その教育プログラムを日本に導入した著者による探究の教科書。
先月、首都ロックダウンの最中に出てみたオンラインセミナーの基調講演で、本書の著者が登壇されていた。FB友にも別の経緯から本書を紹介していた友人がおり、それで興味があってこの著者の登壇されるオンラインセミナーも出てみたわけだけど、やはり面白そうだなと思ってキンドルでダウンロードしてみた。
本書は全編を通じてハイ・テック・ハイ校の紹介ともいえる。現時点ではまだ著者が勧める2016年のドキュメンタリー映画『Most Likely to Succeed』を観てないので、見たらもっと理解できるような気がするし、同じく著者が度々引用している同校の教員がまとめたプロジェクト型学習(PBL)の実践ガイドを読めば、同校における「本質的な問い」の立て方ももっと理解できたかもしれない。少なくとも次のステップで何をやったらいいのかが少しわかっただけでも、前進だと受け止めたい。
Hands And Minds: A Guide To Project-Based Learning For Teachers By Teachers
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- メディア: ペーパーバック