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『図解!Git & GitHubのツボとコツがゼッタイにわかる本』(第2版) [仕事の小ネタ]

図解! Git & GitHubのツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]

図解! Git & GitHubのツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]

  • 作者: 株式会社ストーンシステム
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2024/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
ソフトウェア開発では欠かすことのできないGit、GitHub。ソフトウェア開発に限らずWebデザインや文書作成においても利用できます。これからGit、GitHubを使いたいという入門者の方でも、実際に手を動かしながら使い方を学べます。
【N市立図書館→購入(たぶん)】
今年1月末に受講開始して、7月に卒業確定した6カ月のデジタルものづくりブートキャンプ「ファブアカデミー」。その第1週の課題が、自分が課題と取り組んだプロセスを文章化し、インストラクターとのコミュニケーションの際の情報プラットフォームとして機能させるウェブサイトの構築だった。

オンラインで英語で行われる約90分の概略レクの後、1週間のうちに構築せねばならなかった。受講者は、Gitのダウンロードと、GitHubではなくGitLabにリモートリポジトリを作り、自分のPCでローカルリポジトリを作り、さらにウェブサイト構築のためにMarkdown言語のルールを学び、そのプロセスをすべて文章化して、自身で構築したウェブサイト上にアップする。翌週のグローバルセッションの冒頭薬90分は、MITの先生からランダムに指名されて、1週間のうちに取り組んだことを、ウェブサイト上のドキュメンテーションをベースに説明させられる。間に合わなかった場合は、何も参照することなく、全て口頭で説明させられる。これは非英語圏の僕らにとっては相当な苦痛で、それが嫌ならウェブサイト上でのドキュメンテーションをきっちりやって、グローバルセッション当日を迎えなければならない。

この1週間の間に1日、近くのファブラボに行ってローカルインストラクターのガイダンスの下、実際に作業を行う。僕らの場合は土曜日がこのローカルセッションの日だった。1日で上記のプロセスをすべて体験して、ウェブサイトが構築されたところまででローカルセッションは終了。あとは各自コンテンツの詰め込みを行った。

超短期での詰め込みだった。その後反復実践をやらないと、身に付かない。確実に忘れる。今はデジタル工作機械がすぐそばにある環境で働かせてもらっているから、デザインや機械操作は反復実践が可能だ。

しかし、ウェブサイト構築は冒頭で1回やったきりで、そうそう日常的に何度も繰り返す作業ではない。いったんレポジトリが出来上がったら、あとはそのレポにどんどん書き足し、ページを付け足していくだけでよい。

超短期間の詰め込みで習ったこと、英語だったこと等、自分にとっては不利な要素もあって、僕にとってはとてもふわふわした状態でなんとなくウェブサイトが出来上がってしまった。これは1週目のドキュメンテーションの過程で困ったことだが、プロセスは記録していたものの、それが何を意味するのかがほとんど理解できていなかった。いつかGitとGitLabについて、まとめて復習をしたいと思っていた。

その第一歩として、本書を手に取った。

Gitはともかく、GitHubとGitLabは違う。「違う」といってもその違いは今の僕にはよく理解できていない。ただ、本書を読んでみてGitLabで僕らがやった作業のプロセスのほとんどの部分はGitHubと同じであることもわかった。唯一、わからなかったのは、もし僕がGitLabで既にウェブサイトを1つ構築している場合、同じGitLab上で別のウェブサイトは構築できるのか、あるいはGitHubで別途やった方がいいのかという点である。

後者であれば、本書をなぞればすぐに着手できる。一方で、GitHubであれ、GitLabであれ、既に1つウェブサイトを作った後に、別のウェブサイトを作りたいと思った時、何をやったらいいのか、そこがまだよくわからない。

お世話になったインストラクターからは、「リポジトリをもう1つ作ればいい」とアドバイスされた。それはたぶんそういうことなのだろうが、まだ実践には至っていない。

GitHubとGitLabの違いはまだよくわかっていないが、本書はGitの参考書としては座右に置いておきたい。多人数で1つのソフトウェア開発に携わるような場合に、各々のメンバーがどのように動くのかはネットで調べてみても今一つピンと来なかったが、本書のケーススタディはわかりやすかった。この先そんなグループワークをする時が来るかどうかはわからないが、そうでなくても、Gitでコミットしたものをキャンセルするとか、コミット前にaddしたものをキャンセルするとか、1人だけでバージョン管理をしていても、対応の仕方がわからずにパニクったことは何度かあった。英語の情報をネットで調べるのもありだが、少なくとも僕の自宅の蔵書にGitの参考書はなかったので、1冊ぐらいは置いておいてもいいかと思う。

今回は図書館で借りて読んでみたが、たぶんこれから購入すると思う。
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