『Python ゼロからはじめるプログラミング』 [自己啓発]
プログラミング入門書のロングセラー、プログラミング学習シリーズにPythonが新登場!基本文法からクラス、メソッドの使い方・作り方までしっかり学ぼう!【購入】
本書は、現在もっとも幅広く使われているプログラミング言語の1つ「Python」がはじめてという初心者を対象に、文法やプログラムの基本知識をわかりやすく丁寧に教える入門書です。
これまで筆者が数多くの学生に対してプログラミングの授業をしてきた経験を活かし、プログラミング初学者が「Python言語を通してプログラミングを学ぶ」というコンセプトで、文法やプログラミングの基礎知識についてやさしく解説します。Pythonでプログラミングをはじめたい学生や新人エンジニアにも最適な一冊です。
変数やif文による条件分岐、for文やwhile文を使った繰り返しから、クラスやメソッドの使い方、作り方まで、つまずきやすいところをケアしながら解説します。サンプルプログラムは短くてシンプルなものを選び、何をしているのかがよくわかるように、コメントをしっかりつけました。章の最後には練習問題があり、力試しもできます。
・何から学習すれば良いかわからない
・Pythonをはじめて学ぶ・あらためて基本から学びたい
・現場で通用する基礎を身につけたい
という方におすすめの1冊です。
★本書を授業などで教科書として活用していただくことを前提に作成した学習教材(スライド等)を提供しています。詳細は本書の奥付をご覧ください。
先日、11月からスペイン語を勉強し始めたことをご紹介したが、実はもう1つ、6月からプログラミング言語「Python」の勉強も始めている。こちらは月2回のオンラインでの個人レッスンで、使用しているテキストは本日紹介する本。東京の自宅のある自治体のシニアITエンジニアのグループが主催されているカスタマイズコースで、既に中間成果発表も1回こなしている。
月2回、各1時間のレッスンで、本書の全ての課題を先月クリアし、今はデータ分析の新たなテキストに進んでいる。最終成果発表会は来年3月の予定だ。
語学であれ、プログラミングであれ、はたまた電子工作であれ、小中高生あたりが学習を始めるなら官民問わずサービスは非常に充実している。自分も大学時代は第二外国語やBASICを勉強する講義が選択できたので、今の大学の講義でArduinoやPython、3D CAD、Illustratorを習えたりするのは、はたから見ていて羨ましいが、今の大学教育が実学重視に舵を切り過ぎている証しとは言えないかもしれない。
かように、若い頃から習い始めるにはサービスはいっぱいあるが、オジサン世代が新しいことにチャレンジするための学習サービスは少ない。独習書を買って自分で覚えていくのが中心となるが、伴走して下さるペースメーカーとか、当面の目標とするアウトプットの場とか、そういうのがあると割と続けられる。それがPythonを勉強してみての自分の教訓だ。
このテキストは、大学の先生が大学生向けに書かれたらしい。確実に毎年テキストとして売れることは保証されているが、講義資料としてたぶん使われているであろうスライドや、Google Colaboratoryでコードの演習ができるサンプルコードがダウンロード可能な形で公開されている。テキストにあるサンプルコードをいちいち自分のコードエディターでタイプしていたら労力がかかってそれだけで疲れてしまうが、そういう労力は最小限にとどめ、あれやったらこうなる、こうしたらああなるなどと、サンプルコードをいじって試してみることができるようになっている。これは大変助かる。
ただ、本当に大学生の初学者を対象読者として想定しているようで、基本部分の文法解説は丁寧だが、テキストファイルの読み書き、データ集計とグラフ描画、画像処理、Webスクレイピング等の応用解説は必要最低限で、実生活で本当に使える部分の説明が相当端折ってある。データ分析についてはそもそも書かれていない。そういう位置付けの本だと割り切って、読了後、僕は次のステップに進みつつある。
コメント 0