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息抜き [読書日記]

先週から今週にかけて、あまり体調が良くない日々を過ごしています。原因はその前の3週間の無理にあります。それらをやり終えてホッとしたところ、燃え尽き症候群のようになってしまって、次の取組み課題に向けてエンジンをかけ直すのに四苦八苦しています。先週土曜日は昼過ぎまで爆睡し、残りの週末は意識的に仕事のことは忘れるようにしました。多分今週末も同じような過ごし方をするでしょう。なので、取りあえずは先週末から今週にかけてやっていた息抜きについて書いておきます。マンガです。

僕はまだ野球を知らない(1) (モーニング KC)

僕はまだ野球を知らない(1) (モーニング KC)

  • 作者: 西餅
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/08/23
  • メディア: コミック

僕はまだ野球を知らない(2) (モーニングコミックス)

僕はまだ野球を知らない(2) (モーニングコミックス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: Kindle版

商品の説明
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。チームを勝利に導くために、野球の統計学を提案する。根性でも気合でもない、データに基づいた「効率の良い努力」とは何か? 新生野球部、始動!!

祝・プロ野球ペナントレース開幕!贔屓のドラゴンズは今年もあまりパッとしないけれど、野球を扱った作品には惹かれるものがあり、それで読んでみたのが西餅さんの新作。セイバーメトリクスを駆使した高校野球ってのは今までなかった作品なので、既刊の2冊は続けて読んでしまった。西餅さんといえば『ハルロック』。新作の舞台も浅草橋工業高校なので、野球部顧問として、あの「はんだ萌え」の河原崎先生が再登場している。全体がギャグというわけではないが、所々に笑いのツボが仕込まれていて、爆笑することでストレスも少しだけ解消できたかもしれない。

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ブータン発展史博物館構想、一歩進展 [ブータン]

英国政府はさらなる協働を視野に
British government looks forward to further collaboration
Kuensel、2018年3月26日、Rinchen Zangmo記者
http://www.kuenselonline.com/british-government-looks-forward-to-further-collaboration/

【ポイント】
GNH委員会(国家開発委員会)とブリティッシュ・カウンシルは21日、ブータン発展史博物館のマスタープラン、博物館建物・敷地・内装の設計などに関する覚書を締結。ブリティッシュ・カウンシルは、このプロジェクトに1万ポンド(約150万円)を供与。デリーの英国大使館文化担当公使は、この博物館プロジェクトにより、将来的にもっと多くのプロジェクトが形成されるだろうと述べた。

また、英国政府の途上国留学生受入プログラム「シェベニング」でのブータン人留学生受入れも続けられる。シェベニング・プログラムでは、毎年1600人の留学生を受け入れているが、ブータンからの留学生はこれまで15人に留まっていた。

また、抗菌剤耐性問題への取組みに、英国政府の「フレミング基金」から150万ポンド(約2億2500万円)を拠出。フレミング基金は24カ国を対象とし、ブータンもその中の1つ。この資金は、研究機関ネットワークの構築や人材育成に使われる。18カ月の実施期間を成功裏に終えられれば、次の500万ポンドの基金へのアクセスが可能となる。

ちなみに、英国政府は王立経営大学院(RIM)と協働で、IELTSのブータン国内での実施についても協力している。

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国民評議会(上院)選挙、近づく [ブータン]

4月20日の有権者は43万2千人以上
More than 432,000 people eligible to vote on April 20
Kuensel、2018年3月24日、MB Subba記者
http://www.kuenselonline.com/more-than-432000-people-eligible-to-vote-on-april-20/

2018-3-24 Kuensel.jpg

【ポイント】
4月20日に投票日を迎える上院議員選挙の有権者は43万2030人。うち女性は21万1149人(51.13%)を占める。127人の立候補者のうち、女性候補はわずか6人(4.7%)であり、有権者と候補者で対照的な比率。

有権者数が最も多いのはタシガン県で4万6983人、一方ガサ県は最も少なく、わずか2000人である。

8万8915人は郵便投票を行う。

今年1月1日時点で19歳になっている国民が有権者となる。一方で、候補者は1993年3月19日以前に生まれた者で、かつ1953年3月19日より後に生まれていることが条件となる。(25歳から65歳まで)

上院議員選挙は2007/08年の第1回以降、今回で三度目となる。前回(2013年)の有権者数は37万9819人だったので、過去5年で5万2211人(13.7%)増えた。

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『話すための英語力』 [英語一期一会]

話すための英語力 (講談社現代新書)

話すための英語力 (講談社現代新書)

  • 作者: 鳥飼 玖美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/02/15
  • メディア: 新書

内容紹介
幕末から現在に至るまで、日本人を魅了してやまない「英語」。「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢なのでしょうか。日本(もしくは日本人)が抱えている「英語コンプレックス」の根幹にあるのは、外国人を前にすると萎縮してしまい、言葉を発することができないことにあります。いわゆる「外国語不安」です。短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、相手と話が続かない(続けようとする意思がないと見られても仕方がない応答をします)、自分の意見を言わない(そうした日本人特有の習慣があることも事実です)等、相手よりも話し手の自分の方が落ち込んでしまうのが現状です。こうした「英語コンプレックス」を打破するための最良の「コミュニケーション・ストラテジー」を同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に教授します。

本屋さんの販売戦略にまんまと乗せられ、『本物の英語力』を買ったときに、ついでに『話すための英語力』も買っちゃった。あ、順番的には逆で、本書の方が近刊だったので、こちらを買ったついでに『本物の英語力』も買っちゃったというのが正しい。高校生時代に既に鳥飼玖美子ファンだったからなぁ。

1979年3月だったと思うが、初めて受けた英検4級で満点合格して、中3の僕は父に連れられて東京での優秀成績者表彰に出席した。その時の記念講演でお話されたのが、サイマルインターナショナルの村松増美先生で、田舎育ちの僕は、その時初めて同時通訳という仕事がこの世の中に存在するのだというのを知った。カッコいいな、なりたいなという気持ちもなくはなかったので、その後も英語の勉強は特に力を入れてやった。両親もそういう環境を作ってくれていたと思う。岐阜のど田舎にしてあの学習環境は恵まれていた。

いつだか正確には思い出せない、多分高2に上がった頃だと思うが、ラジオ講座『百万人の英語』を聴き始めた。岐阜のど田舎でも、深夜になれば東京の文化放送がキャッチできた。部活でへとへとになって帰ってきた僕は、夕食をとれば風呂に入ってとっとと寝てしまった。深夜零時から始まる『百万人の英語』が目覚まし代わり。それを録音しておいて、放送終了後に起きてテープを再生し、それで1時まで英語の勉強。1時から朝までは受験勉強をしていた。このサイクルで高校生活を過ごしていたので、学校の授業が眠くてたまらなかったが(笑)。

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『語る歴史、聞く歴史』 [読書日記]

語る歴史,聞く歴史――オーラル・ヒストリーの現場から (岩波新書)

語る歴史,聞く歴史――オーラル・ヒストリーの現場から (岩波新書)

  • 作者: 大門 正克
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/12/21
  • メディア: 新書
内容(「BOOK」データベースより)
文字史料だけでなく、聞き取りによる歴史の重要性に光が当てられて久しい。しかし、経験を語り、聞くという営みはどう紡がれてきたのか。幕末明治の回顧、戦前の民俗学、戦争体験、70年代の女性たちの声、そして現在…。それぞれの“現場”を訪ね、筆者自身の経験も含め考察、歴史学の可能性を展望する初の試み。

僕は物忘れがひどいので、ブータンに来て以来毎日日記を欠かさない。それで振り返ってみると、2月26日(月)から3月17日(土)まで、仕事から完全に切り離されたことがないのがわかった。ついでに言えば翌18日(日)も、たまっていた業務用メールのチェックを済ませて週明け以降の仕事の段取りを付けるため、フルタイムで出勤した。そしてそのまま今週になだれ込んだのだが、そこで自分のからだの変調に気付いた。仕事がらハシゴを外されるようなことは何度も経験しているが、そういう事態に対して、メラメラと燃え立つような反発心が内から湧いて来なくなった。17日で仕事の大波はひと段落したので、達成感はあったのだが、その後の気力の落ち込み方は、自分が自分自身を「危ない」と思った2007年2月以来だ。

およそ自分がブータンに住んでいるとは思えないような言い口だ。ブータンで心と体のバランスを崩すなんてシャレにもならない。幸いなことに、その時の経験もあるし、今は仕事の上では大きなヤマ場を終えて自分でも多少の時間の調整が利くようになったので、ちょっとだけ仕事をセーブするようにしている。ただ、なんでこんなことを前置きで書いたかというと、本書の記述がほとんどまともに僕の頭に入って来なかったからである。要するに、心と体のバランスを乱している状態で読むには、本書は難しすぎたということだ。

なぜそんな本を今読んだのかというと、仕事もひと山越えて、4月以降の自分のあり方を考えた時に、昨年夏以降やりたいと思っていたのにやれてなかった当地でのライフヒストリー・インタビューを、あるグループの人々にやっておきたい、僕にとってもブータンでも最後の1年になると思うので、今のうちにデータを取っておきたいと考え、その景気づけに岩波の近刊を読むことにしたのであった。本書は年末年始を日本で過ごした時に、「オーラル・ヒストリー」というサブタイトルに惹かれて、中身もあまり確認せずに衝動買いしていたものだ。

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枯れた南部のオレンジ果樹園 [ブータン]

気候変動とともにオレンジは高海抜地へ
Orange trees climb higher in Bhutan with climate change
The Bhutanese、2018年3月10日、Tshering Delma記者
http://thebhutanese.bt/orange-trees-climb-higher-in-bhutan-with-climate-change/

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【ポイント】
オレンジのような換金作物は過去30年、農家に生計の糧を与えてきた。オレンジは、カルダモン等と並び、主要換金作物と見られてきた。しかし、最近まで、ダガナ県やチラン県では、毎年年間24,000トン(原文ママ)のマンダリンオレンジを出荷してきた。しかし、近年、ダガナの農家は、オレンジの生育が低海抜地よりも高海抜地で速いことに気付いた。気候変動の影響ではないかと考えられている。

オレンジの生育に適した海抜は1,100メートルぐらいだが、それが最近では1,200メートルぐらいの海抜でより大きなオレンジができるようになってきた。もう1つの理由は不規則な降雨パターンで、土壌の含有水分が保たれなくなってきたことが考えられる。天水に任せるだけの農法では成り立たなくなってきたのである。農民はこれに気付き始めており、地元の農業普及員は、マンゴー等の新しい園芸作物に作付転換することを奨励している。

こうした状況はダガナだけではなく、チラン、サルパン、サムチ、サムドゥップジョンカル、シェムガン、ペマガツェル等の南部ベルト一帯で見られる。

全国柑橘類プログラムのジグミ・テンジン調整官によると、同プログラムではオレンジ作付の再興に向けてガイドラインを策定している。作況の悪化の原因としては、気候変動の他に、不十分な果樹管理や、果樹の老化を挙げている。果樹の植え替えや灌漑システムの整備、天蓋管理等も生育の改善に寄与する。

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『本物の英語力』 [英語一期一会]

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

  • 作者: 鳥飼 玖美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書
内容紹介
発音はハチャメチャと完璧の間を狙う。語彙を増やすためには、とにかく「たくさん」読む。文法がまちがっていると「教養がない」と思われる。好きなこと、関心があることで英語を学ぶ。など、話すための基本、難関の試験克服法など日本人が「英語の壁」を乗り超えるための新常識10を伝授。英語が苦手な人でも、本書を読んで「英語なんて簡単さ」と自信を持とう!

英語を勉強の対象として捉えなくなってからどれくらい経つだろうか。そもそも英語力をつけるために勉強をしてきたわけではないので、英語学習法といった類の本は、ここ20年ほど読んだことがない。当然、NHKでやってる英会話系のテレビ講座などにチャンネルを合わせたこともない。ラジオで、「石川遼クンも愛用」と盛んに宣伝している「スピードラーニング」も、何だか胡散臭いものを感じていた。それなのに何故今頃こんな本を読んだのかというと、それが鳥飼玖美子先生の著書だったからだ。

昔、『百万人の英語』時代の鳥飼先生や國広正雄先生に憧れて、上智大学を目指した人間である。高校生時代の僕は、同時通訳者に憧れのようなものがあったので、『百万人の英語』で取り上げられた勉強法は、たいてい実践していた。國広先生が当時提唱されていた「只管朗読」は、特に実践していた。鳥飼先生はイスパニア語学科なのになんで英語がそんなにすごいのかとか、いろいろ考えたが、なんとか上智大学にすべり込んで自分も英語の勉強を専門的に始めてみると、周囲の帰国子女や高校時代に留学経験したクラスメートの次元の高さにカルチャーショックを受けた。

田舎でラジオ講座聴きながら自分なりに英語を勉強して都会に出てみると、自分のレベルなんてそんなものかと思った。少なくとも、僕の「カルチャーショック」というのはそういうものだった。同時通訳への憧れなどは、即座に吹っ飛んだ。鳥飼先生の授業も存在していたと記憶しているが、自分の力では、同時通訳のレベルには辿りつけないと挫折し、授業を取るには至らなかった。

それでも、大学生時代にペーパーバックを読めるようになったのは嬉しかった。1983年、最初にコナン・ドイルの『恐怖の谷』を読了した時の達成感は今でもよく覚えている。小中高生時代に日本語で読んであらすじを知っていたので、この本を選んだ。次に読んだのはイアン・フレミングの『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』だった。映画を見ていたので挑戦してみたら、映画と原作がちょっと違うなという印象を受けた。そして、事前にあらすじを承知してないのに小説を読み始めたのは、1985年、ケン・フォレットのスパイ小説『ぺトルブルグから来た男』や『鷲の翼に乗って』じゃなかったかな。ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズはもうちょっと後だったかと。

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地方特産食材を使ったレストラン [ブータン]

地方農産品を使うレストラン、ティンプーにオープン
Nangyi-Aum opens in Thimphu
Kuensel、2018年3月10日、Karma Cheki記者
http://www.kuenselonline.com/nangyi-aum-opens-in-thimphu/

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【ポイント】
国際女性デーだった3月8日、ブータン女性企業家協会(BAOWE)は、ティンプーに、地方の農民の作った300種類のオーガニック食材を使ったレストラン「ナンギ・オウム(Nangyi-Aum)」を開店した。場所は市内モティタン地区のオゾンパークやブータン石油販売(BOD)の少し上で、シェムガン出身の主婦ツェリン・チョデンさんが店主。

使用する食材は、パロの米やブムタンのソバ、ハのカテージチーズ、トンサの唐辛子や胡椒等。これらを用いて、7品目から成るセットメニューを用意し、1食500ニュルタムで提供する。セットメニューに加えて、アラカルトで何品目かの注文も可能。

BAOWEの創設者であるダムチェ・デムCEOは、開店に際して、ブータンでは女性は法律や規制、伝統文化等、女性の権利を守ってくれる制度に恵まれているが、ほとんどの女性は未だ主婦に留まっていると述べた。「これは、女子相続の制度により女性が農地や財産の管理をしなければならないからだ」とも。そして、こうした財産権のあり方が、女性に自分たちは十分モノに恵まれていて、十分な土地もあると思ってしまっていて、それが女性が企業家にならず、雇用機会を探したりもしないことにつながっているとも述べる。

「ほかに何があるのかを知らなければ、それで十分だと思ってしまうでしょう。外の世界に身をさらし、他に何が達成可能なのかを知ることが重要なのです。」

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タグ:ティンプー
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ところであれはどうなった? [ブータン]

爆破作業の巻き添えで犠牲者-タシヤンツェ
Blasting works claim life in Trashiyangtse
Kuensel、2018年3月3日、Younten Tshedup記者(タシヤンツェ)
http://www.kuenselonline.com/blasting-works-claim-life-in-trashiyangtse/

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【ポイント】
タシヤンツェで1日、チャザム~タシヤンツェ間の道路工事現場で行われた巨岩爆破作業で飛散した破片の直撃を受け、ラムジャル郡の33歳の男性が死亡した。事故が起きたのは午後2時30分。男性は他の男性3人とともにダンメチュ川対岸で釣りをしていた。4人のうち、立っていたのはその男性1人だけであり、対岸の発破の破片は男性の胸に当たった。

道路局によると、チャザムからドクスム方面に遡る7.5km地点で大きな岩が道路をふさぎ、これを除去するために発破が行われた。この地域は、昨年にも二度にわたって巨岩が道路をふさぐ出来事があった。今回の巨岩落下は、2月28日午後に起こり、多くの車両がその両側で立ち往生していた。多くは引き返して迂回路を利用したが、中にはその場に残って夜を明かした運転手もいた。

サムドゥップジョンカルから来た女性高齢者2人は、タシヤンツェ県チョルテンコラで開催されていたお祭りに参加するためにやって来て、この現場で立ち往生し、乗ってきたボレロのシートを倒して他の乗客とともに車内で夜を明かした。「

「道路局はこういう道路封鎖の情報は事前に流すべきだ。そうすれば旅行計画が立てやすくなる」――こう述べる運転手もいた。

道路局地域事務所によると、巨岩除去作業は1日朝から開始され、2日午後3時には通行再開したという。

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『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』 [仕事の小ネタ]

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方 (新潮新書)

外国人が熱狂するクールな田舎の作り方 (新潮新書)

  • 作者: 山田 拓
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/01/16
  • メディア: 新書
内容紹介
岐阜県最北端の飛騨市に、世界80ヵ国から毎年数千人の外国人観光客を集める人気ツアーがある。その最大の売りは「なにげない里山の日常」だ。小学生のランドセル姿に、カエルの鳴き声の拡がる田んぼに、蕎麦畑の中に立つ古民家に、外国人観光客は感動する。なぜ、なにもない日本の田舎が「宝の山」になりうるのか。地域の課題にインバウンドツーリズムで解決を図った「逆張りの戦略ストーリー」を大公開。

今、日本では、「インバウンド」が大流行のようで、多くの本が出版されている。そのうちの1冊をキンドルでダウンロードして、Wifi接続がほとんど期待できないブータン東部の旅に携行し、滞在中に読んだ。岐阜県出身の僕には、「飛騨市」と言われても飛騨地方なんだという以外にピンとくる自治体名ではないが、神岡町や古川町、宮川村等が合併してできた市だと言われれば、「ああ、高山の北、富山との県境の自治体だな」と想像はできる。そして、飛騨古川といえば、2016年に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』の舞台になった地でもある。

岐阜県飛騨地方といったら、高山や白川郷、郡上八幡等が有名すぎるぐらいに有名で、岐阜県の北の果ての飛騨市については、岐阜県出身の僕ですら実は訪れたことがない場所である。でも、本書を知ってから飛騨市の画像検索をかけてみると、そこに出てくる谷間の風景は、もう少し家屋の数が少なければ、何だかブータンと似ているなという雰囲気が感じられる。中でも神岡城から神岡の市街地を見下ろすポイントは結構多くの人が画像アップしていて、それを見ていると「ティンプーかよ」と思いたくもなる。

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