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QR決済は確かに便利だ [ブータン]

電子取引の普及が進む
Digital transaction gaining popularity in the country
Kelzang Choden記者、BBS、2021年8月21日(土)、
http://www.bbs.bt/news/?p=155975
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【抄訳】
パンデミックは、我が国が電子国家フラッグシッププログラム「Digital Drukyl」の実施を妨げている。しかし、こうした障害の中の希望のかすかな光として、電子取引は人々の間で人気を集めている。今日、人々は商品やサービスに現金を支払うことはめったになく、モバイルアプリを介して支払うことを好むようになってきている。

ダガナ出身のビム・バハドゥル・チェトリさん(37歳)は、ティンプーで駐車料金の徴収人として働いている。首都のほとんどのオフィス労働者と同様、彼はまた通行人に目立つよう表示されたIDバッジを付けている。ただし、それはQRコードであり、バッジではない。彼は、人々がモバイル取引での支払いを希望することに備え、準備をしている。

「人々は通常、今現金を持っていません。彼らはモバイル取引を通た支払いを好みます。 mPayとmBoBのQRコードがあります。多くはmBoBを通じて支払います。私たちは確かにデジタル化に向けて進んできています」と彼は言う。

今日、QRコードは、店舗、レストラン、カフェ、さらにはタクシーでもよく見られる。人々は、電子決済は手続をはるかに簡単にし、また時間を節約すると言う。

「タクシー運転手にとって、電子決済は非常に便利です。乗客がスキャンを使用して支払うと、メッセージが直接届きます。しかし、以前は私たちに不正を試みる人がいましたが、今はmPayまたはmBoBがあることに感謝しています。これはまた、パンデミックの中で保健プロトコルを順守するのに役立ちます」――そう答えるのはティンプーのタクシー運転手であるツェゲさんだ。

「現金を持ち歩くのは便利ではありません。家族と一緒に外出するときなど、スキャンして支払うと非常に便利です。私たちは通常、銀行に行く時間がありません。子供たちと一緒に昼食に来るとき、現金がなければスキャンして支払うことができます。とても便利なツールです」――ティンプーの住人であるサムテン・デマさんはこう述べる。

「最近、多くの人が電子決済を使用しており、そのほとんどは現金を持ち歩きません。これは実際には安全だと言われました。たくさんのお客様がいらっしゃる場合、QRスキャンでのお支払いがとても便利です。また、混雑を防ぎます」と店主のテンジン・ツォモは付け加えた。

昨年12月に行われた2回目の全国ロックダウンの最初の3日間、中央銀行は、さまざまな電子決済チャネルを通じて、ティンプーだけで822,000近くもの国内取引を記録した。同様に、QRコードによる取引は61,000件以上を記録し、その取引総額は昨年には7300万ニュルタムにも達した。これは、国のデジタル化の夢に向けた小さな一歩に過ぎない。しかし、それでもそれは一歩といえる。

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