メール・コミュニケーションへの違和感 [仕事は嫌い]
今日、外勤を終えてオフィスに戻ってみると、某社からメールが届いていた。11月6日のシンポジウムでスピーカーを務めてほしいと書かれてあった。僕はその会社のことは知っているが、メールを送ってきた人のことは全然知らない。なんで僕のメルアドを知っているんだろうか。
テーマ的には対応可能なのだが、最近の僕は人事考課の対象にならない課外活動で社員研修の講師を頼まれることが多い。13日に講師を務めたばかりなのに、23日(月)にはもう1つ講師を務める。その週末には僕の町でも講演をする予定だ。そんな状況なのに、、先日は人事部から電話があり、24日に別の社員研修で講師をやって欲しいと頼まれた。さすがに断った。ここに挙げた講師の仕事は、いずれも僕の部署の本来の仕事ではない。さすがに週3回も講義をやっていたら、その準備にとられる時間も含めて大変な負担を強いられる。特に28日の講演は重い。今でも準備が大変なのだから、終わったら一息つきたい。だから、11月6日にもう1つ喋れ(しかも英語で)と頼まれても、はいそうですかと簡単には言えない。
だからお断りの返信メールを打った。「今後は企画書を見せていただきながら話を聞かせて下さい」と添え書きして…。見ず知らずの人にものを頼む時に、メールに頼るのはリスクを伴うと考えた方がいい。それをこの方には伝えたかった。(断りたかった理由は他にもあったのだが、その話は別の機会に。)
ハァ、連休中日に休日出勤… [仕事は嫌い]
今日、日比谷公園で開催されていたグローバルフェスタ、昨日の運動会が予定通り開催されたのでちょっと覗きに行くつもりでいましたが、状況が変わりました。行くことができず申し訳ありませんでした。理由は―――休日出勤です。
今週末、子供達は、小学校の運動会が予定されていたお陰で、月曜日が振替休日になった。結局夏休みを4日しか取らなかった僕としては名誉挽回のチャンス。ということで、随分前から休暇の申請を上げ、承認を貰っていた。
ところが、金曜日夕方6時を回ったところで状況が暗転してきた。部内の全課長が部長に呼び出され、来週火曜日の役員会に持って行く手持ち資料の作成の指示が出された。課長は僕らのような係長を呼び出し、作業の指示を僕らに繋いだ。
「いつまでなんですか?」「部長は月曜日の3時に欲しいと言っている。」―――作業の内容としては、あまり真面目にデータを取っても意味のないような気がした。そんなに細かいデータを取らなくても、ランダムにサンプリングして平均値を弾き出せばことが足りるような気がしたが、部長のご意向はどうも全サンプルのデータが欲しいということらしい。それにはうちの部下の手も借りなければできないし、金曜日の夜6時過ぎに指示を出されても多くのスタッフは既に帰り支度をしているか、外勤先から直帰予定になってしまっている。
研修のプロ [仕事は嫌い]
月曜日にあったちょっと嬉しいお話――。
「Sanchaiさん、ちょっとこれ見て下さい。」
隣りの課のMさんがエクセルで作った表を見せてくれた。今月行なわれた社員向け研修の受講者アンケートの結果集計で、僕の講義が4点満点中3.88点という最高得点をあげたのだそうだ。全部で20科目ぐらいあった中での最高得点だ。その後、社員研修を統括しているMさんの課の課長さんも「おめでとう」と褒めて下さった。
「この科目だったら講師はSanchai」というブランドイメージをようやく確立できたかなという手ごたえがあった。特に、この講座を担当して今月は3回目の講義だったのだが、3回目にしてようやく自分として納得のいく講義ができたという自信も少しあった回である。
でも、こういうイメージが確立すると、余人を以って代えがたしというやつで、なかなか後継者を見つけられなかったりする。それに、僕がこの講座を担当しているのは今の僕の仕事とは直接関係がないため、自分の今の部署での業績評価には結びつかない。まあ、今回から導入された評価結果で1位をとったというのは、それはそれで人事当局には報告がいく筈なので、間接的には自分の人事評価には繋がるのではないかと密かに期待している。行きたい部署に行かせてもらえるとか、半年間放置されている欠員状態を解消してもらえるとか…。(無理かな?)
睡眠不足 [仕事は嫌い]
いつもは午前5時に必ず一度は目を覚ます僕が、今朝は7時30分に妻に起こされるまで、全く目覚めることがなかった。夢すら見た記憶がないくらい深い眠りだった。起こされなければまだまだ目が覚めなかったと思う。
目覚めも悪かった。今週の睡眠不足のツケがまともに出た感じだ。とりわけ、木曜日の夜は予算作業で午前2時半までオフィスに残っており、2時間程度の睡眠で翌朝も出勤している。金曜夕方締切の予算作業があったからだ。
今月も、欠員補充は見込みなし… [仕事は嫌い]
毎月毎月月初にこの話を書くのは馬鹿馬鹿しいと思うのだけど一言…。
今月も欠員補充の内示はなかった。これで欠員状態半年確定!
そんな状態でもなんとか仕事を回している僕の班の状況を考えるにつけ、僕の異動はますます難しくなっているのではないかという気がしてならない。時間が経てば経つほど、僕の後任探しはハードルが高くなる。
異動がこわい [仕事は嫌い]
最近、某部署の課長さんから、「うちの課に来る気ない?」とのお誘いを受けた。既に人事当局にも掛け合われたらしく、人事からは「本人の気持ち次第でしょうね」という回答を得ているという。要するに僕が首を縦に振ったらこの異動は決まりで、時期は初冬なのだそうだ。
そういえば、最近の異動で僕の課を去られた課長さんにも、新任の課長さんにも、希望の異動時期を11月頃という形で答えを誘導されたような気がする。全ての話が妙に符合するため、僕が望む望まないに関係なく、有無を言わせず辞令一枚で「行け」と言われる可能性が強い。
帰省先で仕事に没頭 [仕事は嫌い]
今回の帰省では、早々に夜叉ヶ池登山を実現させてしまい、その後は徳山ダムを見学に行ったり、子供達を映画に連れて行ったりしてそれなりに家族サービスを考えながら過ごしているのだが、その一方で、実家のPCを拝借して少しずつではあるが、持ち帰りの仕事を進めている。
幾つもやることを考えて書類の山を持って帰ってきたのはいいが、英文レポート200頁分について業者に頼んだ和訳のチェックで相当な時間を喰ってしまい、投入している時間の割には進んでいないのが現状だ。和訳の原稿は260枚ほどであるが、今のところ未だ100枚程度しかチェックが進んでいない。これに、休暇明けでいきなり審査を行う論文9編に目を通しておくことも必要であり、何だか実家のPCにへばりついて必死に仕事をやっている感じがする。
昨日観た映画は毎年我が家の夏のお楽しみと化している東映のスーパー戦隊シリーズと仮面ライダーシリーズの劇場版である。「轟轟戦隊ボウケンジャー The Movie 最強のプレシャス」と「仮面ライダー・カブト God Speed Love」の二本立てだったが、毎度のことながら前者はテンポが良くて子供達には大人気なのに、後者の方は例年にも増してストーリー展開が難しくて、ちょっと聞き逃すと大人でも話についていけない状況に陥ってしまった。また、上映時間の割には冗長なシーンがあったりもして、例年にも増して面白くない映画だというのが正直な感想だった。(それでなぜか終いの方のシーンでチッチーがまたまた号泣して、何が何だかよくわからなかった。)
今日はお墓参り以外は殆どPCにベタ張り状態である。弟2人のところの家族も今日合流して、子供達は子供達でおおはしゃぎしているため、僕は静かに籠っていても誰も文句は言わない。妻に言わせると、「切羽詰っている状況が伝わってきて声がかけられない」のだとか。ホント何やってんだか…。
▲お墓参りは年中行事。デスクワークの写真よりもずっとお盆らしくて良い。
病める会社社会 [仕事は嫌い]
「心の病」抱える社員が増加、30歳代が6割
6割を超える企業で「心の病」を抱える社員が増加傾向にあることが、社会経済生産性本部の実施したアンケート調査でわかった。
同本部では「風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている」と話している。
調査は、全国の上場企業を対象にメンタルヘルスの取り組みについて聞いたもので、今年4月に実施。218社から回答を得た。
調査結果によると、「この3年間で(社員の)心の病が増加した」と答えた割合は61・5%となり、2年前の調査に比べて3・3ポイント増えた。「心の病による1か月以上の休業者」を抱える企業の割合も74・8%に上った。
(読売新聞) - 8月6日
「風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務」と書かれているけれども、相談しあえるようにするだけで問題が解決するわけではないように思う。言っても変わらないのであれば、相談しようという気にもならない。言ってその時は気持ちが治まったからといって、話を聞いてもらえれば少しは気が楽になるという程度の問題ではないように思う。
新聞報道だけでは把握ができないので、念のために調査実施した(財)社会経済生産性本部のHPを訪ねてみた。すると、かなりこの分析内容は僕としては的を得ているのではないかという気がした。
人の厚意にただ乗りするな [仕事は嫌い]
これまで、僕はたとえ忙しくても他人のためになることは率先してやるよう心がけてきたのだけれど、このところ仕事に疲れてきて、他人のために物事を考えるのが非常に面倒になってきている。だからここに宣言したい。自分自身と家族のことだけを考えて暫く過ごしたいと。
こんな気持ちになってきたのは、最近仕事が忙し過ぎて自分で自分の時間のコントロールができないからである。4月から欠員状態の我が班のスタッフの補充の内示はこの1日にも出ず、これで9月いっぱい欠員状態が確定してしまった。さすがに半年欠員でやり過ごすことができたら、「補充なしでもやれるだろ」という口実を人事当局に与えることになる。それ以前に、うちの部の管理課長から、これは(部下の突然の退職願を容認した僕の班に対する)「懲罰人事」であることを仄めかされた。それを聞いていたから、1日に補充要員の内示が出なかったことにも驚きはしなかったが、ホントにそうなのかと思ってかなり凹んだ。
できる人はなかなか変われない。 [仕事は嫌い]
最近読んでいる本の中に、こんなくだりがある。
「伸ばす人」が持っている相手への関心が、相手の自発性をひきだすことになるのです。ところが「できる人」の多くは部下よりも選択肢を持っているため、ああすれば、こうすればと、先に指示や助言をしてしまうことが多いようです。(中略)こんな「できる人」と「できない人」の間には、お互いを取り巻く問題だけが存在して、「今日は○○の件について~」という事柄の対話になりがちです。そこに伸ばしたい相手の存在、その人から見た「私」は存在しません。だから、ほんとうは「私」などいなくても、もっと「できる人」に任せたほうがいいんだという、無力感をもたらします。(吉田典生著『「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人』日本実業出版社、p.17)
それを実感できる出来事が今日はあった。先週、上司に「部署の運営のことで相談があるので火曜日に時間が欲しい」と告げられ、僕の班の運営、というか、いつまでも欠員補充がない状況に僕の体調と精神的ストレスが限界ぎりぎりまで来ている状況について打開策の相談でもされるのかと身構えていた。普段ひそひそ話のために使われる隠し部屋に連れ込まれたので、実際、僕の置かれた状況についてヒアリングでもされるのかと思っていた。しかし、そこで出てきた上司の言葉は意外なものだった。