SSブログ

全国イノベーションプラットフォーム [ブータン]

政府、イノベーション情報共有サイト「Naykab Gokab」をローンチ
Government launches Naykap Gokab for innovators
YK Poudel記者、Kuensel、2023年5月6日(土)
https://kuenselonline.com/government-launches-naykap-gokab-for-innovators/
Naykap-Gokab.jpg
【ほとんど抄訳【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】】
包括的で革新的、かつ強靭なコミュニティの創造という国王陛下のビジョンに沿い、昨日ティンプーで全国イノベーションプラットフォーム「Naykap Gokab」がローンチされた。農家から学生、起業家から政策立案者、草の根イノベーターから技術イノベーターまで、すべての人がアクセスできる包括的なプラットフォームとして設計されている。

このプラットフォームでは、街灯の自動化、ブータン・モバイル・ゲーム協会、Gyelrab Analytics、Thinley Animation、HydroGarner 2.0などの革新的なアイデアが発表されたほか、様々なイベントが行われた。

このプラットフォームに命を吹き込んだのは、若手開発者のグループである「クレバー・クルー」である。クレバー・クルーは、経済省(当時)、DHIイノテック部、UNDPが主催したハッカソンに出場した22チームの中から選ばれた。プロジェクトのチームリーダーであるSangay Thinleyは、オープンアクセスのプラットフォームによって、ユーザーはアイデア、問題、解決策を共有するためにつながり、協力することができると述べる。「インターネットにアクセスできる登録ユーザーであれば、ポータルサイトで、自分が直面している課題だけでなく、ある課題に対してすでに講じられた解決策も共有することができます。」さらに彼は、「イノベーションと課題解決は、ICTとAIの進歩を活用して繁栄する」と述べた。

クリエイティブマインドのためのプラットフォームには、より多くの情報、様々なステークホルダーからの協力、そして徐々にグローバルなイノベーターとつながるための追加機能を必要とすると彼は言う。

2022年7月に始まったプラットフォーム形成の取り組みは、情報やデータの入出力のためのモジュールとして機能する8つのウェブページを備えている。商工業・雇用省のカルマ・ドルジ大臣は、イノベーションはどの国の発展にも不可欠であり、このようなプラットフォームによって、創造的な頭脳が専門知識を披露し、学ぶことができると述べた。「イノベーションとは、物事を行うための新しい、より良い方法を見つけることです。このプラットフォームが、政府や政策立案者に信頼できる本物のデータへのアクセスを提供し、情報に基づいた、根拠に基づいた国の政策を立案するのに役立つでしょう。このプラットフォームは、経済を変革し、人々の生活を向上させる足がかりとなるはず」と述べた。

UNDPのモハメド・ユヌス常駐代表は、このプラットフォームは、ブータンのクリエイティブな頭脳がデータセンターにオンラインでアクセスできる媒体であり、問題を共有して解決策を得たり、既存の問題に対する解決策を共有することができると述べた。「このロンチングは、地元の革新的なアイデアやソリューションを促進し、紹介しようとするブータン初のプラットフォームの記念碑となるでしょう」という。

ブータンには、「National Zorig Day」という記念日がある。「産業の日」とか「ものづくりの日」といった意味でお考えいただければと思う。ブータン暦の3月の15日目がZorig Dayと決まっており、今年の場合は5月5日(金)がこれに相当する。

当然、ものづくりに絡んでいる組織では、いろいろな式典が催される。CSTでも式典は開催され、かつ学生チーム10組による、試作品の展示会も開かれた。


同じ日に、商工業・雇用省やDHI、UNDPがこのウェブサイトをローンチングし、それが式典の目玉となるというのも、よくわかる。

続きを読む


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感