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パンバンの「西岡ハウス」の改修完了 [ブータン]

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Kuensel、2022年6月9日(木)
https://kuenselonline.com/picture-story-1116/
【抄訳】
シェムガン県パンバンにある「ダショー」故西岡京治氏の居宅が改修され、昨日その落成式が行われた。農業研究開発センターの地区事務所の一角に立地。故ダショー西岡の功績への経緯と次世代への継承を図るため、ニューデリーの日本大使館はこの2階建ての伝統家屋を当時の建築方式を維持しつつ改修を図るため、2019年に資金支援を行うことを決めた。建物の1室は、故ダショーのギャラリーとして利用されている。

先週木曜日のクエンセルの1面トップで、写真と簡単な解説だけが据えられていた。クエンセルのHPに掲載されたら自分もブログで紹介しようと思っていたところ、今日掲載が確認できた。

パンバンは遠すぎて、僕も前回駐在時に二度訪れるのがせいぜいだったが、その当時、この西岡ハウスの朽ち方には本当に心が痛んだ。政府高官と話す機会があれば、その写真を見せて、「これなんとかリノベできないですかね」と具申してきた。大使館がお金を出して下さったとは知らなかったけれど、ブータン政府がやる気になって下さったのはありがたい。ちょっとホッとした。

プンツォリンからなら、インド側に出れば簡単に行けるのだが、まだ国境ゲートはオープンされていないし、インドビザはシングルエントリー限定だから、パンバンで再入国すると、今度はパンバンからプンツォリンまで戻る陸路がかなり大変だ。ちょっと行くのは難しいかなと思っている。
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