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海中閣議に山上閣議… [時事]



モルジブで10月海中閣議が開催されたという報道はまあ「へ~」ぐらいにしか思わなかったのだが、ネパールのエベレスト山系カラパタールでの閣議というのには少し憤りも感じた。アピールするには良いのかもしれないが、周囲が海で近くまでアクセスが容易なモルジブと違い、カラパタールまでの移動にかかる費用とか、その間首都カトマンズを留守にするリスクとか、いろいろな思いが交錯する。写真を見る限り、カラパタールまでテーブルを運んでいるし、報道陣も相当に連れて行っている。それなりに費用がかかっている。これで体調を崩す閣僚だっているかもしれない。それが本当にネパールがやらなければならないことなのか疑問だ。

何事においても現場を見ておくことは必要だ。だから温暖化によって氷河が後退し、氷河湖が決壊して下流域に大洪水を起こす可能性について、政治家は現場を見てちゃんと理解しておくべきだとは思う。それだったら山上閣議でなくてもいい筈だ。氷河湖のモレーン(堤防)がどのような状況に置かれているのかを見に行くのならいい。でも、カラパタールあたりまで行ってサガルマータ(エベレスト)を眺めながら全閣僚が集まって話し合うことが必要だとは思えない。

最近はこんな報道もあった。温暖化の根拠自体がねつ造されている可能性について示唆するもので、本当なら大問題だろう。実際、このブログでも以前紹介したが、気温上昇は1990年代以降起きていないという議論はある。
http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2009-08-20
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