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地方選、候補者出揃う [ブータン]

地方選挙候補者出揃う―郡長には616人が立候補
616 candidates selected for gup
Kuensel、2016年9月2日、MB Subba記者
http://www.kuenselonline.com/616-candidates-selected-for-gup/

【ポイント】
9月27日に実施される地方選挙に向け、立候補者が出揃った。全国205の郡(Gewog)の首長(Gup)選挙には、8月中に各郡下の村落(Chiwog)レベルで開催された村落総会(Zomdu)を経て、8月31日までに候補者が選ばれた。

村落総会は全国で1,052件開催され、有権者101,060人がこれに参加。県事務所から派遣されたチームのファシリテーションにより、郡長候補に選ばれた候補者の数は906人(男性856人、女性50人)。その後選挙管理委員会による候補者の書類審査を経て、最終的な候補者は全国で616人(男性589人、女性27人)となった。

村落総会では、副郡長(Mangmi)の候補者選定も同時に行われた。総会を経て選ばれた候補者は全国で926人(男性804人、女性122人)。副郡長候補者もその後の選挙管理委員会の書類審査により、654人(男性576人、女性78人)が最終的に地方選挙に立候補できることになった。

選挙戦は9月3日に正式スタートし、25日に終了予定。

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8月の新聞紙上を賑わせたのは、各郡の正副首長を選出する9月27日の総選挙に、誰が立候補するかという報道である。男性なのか女性なのか、現職は再選を目指すのか新人が立候補するのか、候補者は若者なのか、年長者なのか等々。郡レベルになると僕には地名を聞いてもそれがどこなのか全然ピンと来ず、重要性が量りづらい記事が多かった。(このあたりは僕の不勉強のいたすところである。)

今回の地方選挙は2011年以来のもの。正副郡長の任期は5年で、本来なら今年7月末に任期は切れているのだが、地方選挙の日程公表は7月末までずれ込んだ。被選挙権者は25歳から65歳までである。

9月27日が投票日だと選挙管理委員会が発表して以降、選挙活動と疑われやすい集会やお祭り等のイベントは基本的には自粛となっている。(その割には8月15-16日のゲネカのマツタケ・フェスティバルは挙行された。そのへんのさじ加減は部外者の僕らには計り知れぬところであるが、それでも開会式での司会者のアナウンスの中で、フェスティバル会場では選挙活動は行わないよう注意されていた。)

地方選挙は、たとえティンプーに出てきている人であっても、出身の郡に戻って投票することが求められる。27日は平日(火曜日)であるため、政府のオフィスは27日は公休日となる。人によっては東部まで移動しなければいけなくなるため、前後数日の休みが追加で必要になったりする。そのあたり、どのように行われるのかは今後のお楽しみ。

タグ:地方行政
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