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『世界一やせる走り方』 [読書日記]

世界一やせる走り方

世界一やせる走り方

  • 作者: 中野ジェームズ修一
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容(「BOOK」データベースより)
体脂肪がみるみる落ちる29のコツ、教えます。一生、太らない体をつくる方法を、パーソナルトレーニングの第一人者がやさしく教える。あなたの体が変わる「やせスイッチ」を見つけよう!

やせれているかどうかはさておき、僕は一応「市民ランナー」と自称できるぐらいには走っている。12月、1月に月間200kmの走り込みをやり、2月の青梅マラソン(30km)、3月1日の立川シティハーフマラソンを完走している。20年前に2週間に1回ペースでマラソン大会に出ていた頃の自己ベストにははるかに及ばないけれど、同年齢の中では平均的なレベルでは走れていると思う。いっとき離れていたランニングの世界に戻って来れたのは、駅伝のような、ちゃんと走らないと仲間に迷惑がかかるというプレッシャーの中に身を置きつつ、5~10kmぐらいの短い距離を走るというイベントに誘ってくれた職場の同僚のお陰だと思う。シリアスにフルマラソンやウルトラマラソンを狙って走り込むのとは違い、仲間と楽しく走って、走り終わってから宴会で盛り上がるという楽しみ方ができるからだろう。

機会あって昔所属していた走友会の仲間と駅伝を走ったりもするが、ランニング以外で共通の話題が少ないことから、自ずと話題がタイムのことになってしまい、やたらと人のタイムを気にする人もいるので、ちょっとついていけないと感じるところもある。職場のランニングクラブでは僕は最年長の部類だが、昔の走友会では昔から存じ上げている方は還暦を過ぎられており、僕などはまだまだ中堅どころということになる。職場のメンバーには女性も半数以上いて華やかなのに対して、走友会は男性中心である点も大きな違いだ。

さて、今シーズンの大きな目標だった青梅30kmをクリアして、目標達成感からその後ランニングを少し休んでいる。それまで走り込んだ貯金を使って立川のハーフも走ったけれど、それ以降2週間はまったく走らず、昨日は助っ人で参加する駅伝があったので、その前に一度だけ試走して、その上で駅伝は走った。それでも今月の累積走行距離は40km程度に過ぎない。仕事で大きなヤマ場が今月中旬にあったのも大きいし、今年はスギ花粉へのアレルギー反応がひどすぎ、ジョギングに出かけると後半くしゃみと鼻水で苦しい思いをする。10km程度の距離を走るのはリスクが大きいので、5km弱のジョギングをこまめに行うようなパターンに今後は切り替えていく方がいいなと思っている。

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《1区間7.2kmの駅伝でも、走り終えるとくしゃみが止まらなくなった…》


さて、肝心の本の紹介が遅くなった。目標達成してしばらく抜けていた気合いを再度入れ直すため、ランニングについて書かれた本でもまず1冊読もうかと考え、最近新聞広告でやたらと見かけて気になっていた本を読んでみることにした。速く走ることではなく、いかに効率的に痩せるかというところに重点が置かれている点が惹かれたポイントだ。

僕は、昔の経験則で、1ヵ月200km走れば5㎏程度の減量は簡単にできると考えていた。ところが、ランニング再開後、初めて月間200kmをクリアした昨年12月、1月で、あまり体が絞り込めたという実感がない。そこで考えられるのは、200kmをクリアするためにどのような走り方をしたかということである。昔200kmを連発していた頃の走り方は、平日に10km程度のジョギングを毎日続けていたのに対し、今回は20km以上の長距離ランに慣れるため、15~20kmを走っては翌日翌々日と休みを入れるような不定期のまとめランをやっていた。1回長距離を走ると翌日の疲れが抜けないため、2日続けて走れなかったのである。

この本を読んで考えたことは、30kmの青梅を完走することを目指して走っていた時の練習方法と、痩せるための練習方法は違うということである。ましてやこれからは花粉アレルギー症状が本格化するため、10kmであっても外で鼻を外気にさらして走るのはつらい。であれば、5km程度を毎日走るような練習に切り替え、これから2ヶ月ぐらいはそれを続けてみようかな・・・。

本書で書かれているのは、このように既にランニングを取り入れている人が、より効率的に痩せられるようにするにはどのような工夫が今のランニングライフに必要なのかを中心に書かれている。僕が今最も取り入れなければいけないのはより頻繁に走ることだと学んだし、ついでに言えば、僕が今までわりと疎かにしていた、走り終えてからのストレッチについても、ちゃんとやった方が翌日に疲れが残らないというのも学んだ。

その他にもいろいろ書かれていたが、まあ今までやってきたことの復習みたいなもので、やってきたことが正しいと確認できたに過ぎない。巻末付録でストレッチ方法とかいろいろ書かれているけれど、座右に置いて何度も読み直すようなタイプの本ではないので、僕にとっては蛇足だったかも。

とにかく、花粉症の影響を受けない練習方法を考えないとね。

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コメント 1

toshi

お久しぶりです。
これからも、よろしくお願いします。
by toshi (2015-03-22 19:07) 

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