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かなり腹が立つ [仕事は嫌い]

「ここのところバタバタで…」
この1年半の間、ある人に連絡をとる度に、対応が遅い言い訳として言われたのがこの言葉である。
1年半の間、ずっとバタバタしておられるその方の話を聞いていると、同情の余地も相当にある。
かく言う僕も聖人君子じゃないので、この言葉を言い訳で使うことがないわけではない。
ただ、自分がこの言葉を使うのはどういう時かと考えてみたら、明らかにわかることがある。
言い訳をする相手から頼まれていた仕事が、自分の中でプライオリティが低い時に使っている。

ということは、この方が僕に対してこの言葉を連発されるのは、
僕、というか我が社がお願いしていたその仕事が、ご本人の中でプライオリティが低く、
そのプライオリティが低いという状態が、1年半の間変わっていないということなのだろう。

だったらなんで引き受けちゃったのだろうか―――。
僕が今の職場に異動で来てその仕事を引き継ぐ前から決まっていた話なので、僕にはわからない。
ただ、いい迷惑である。ご本人はこの言い訳でズルズル先延ばしにしていて済むかもしれないが、
僕はその結果としていっこうに進まない作業のお陰で自分の業績評価にマイナス点がつく。

本当は声を荒げて「いい加減、うちの仕事もやって下さい!」と言いたいところである。
他人のふんどしで相撲をとっているように聞こえ、だったら僕が力技で片付けろと言われるかもしれないが、
その仕事自体が良く知っている前任者から引き継いだもので、僕自身はまったく門外漢のテーマなのだ。

最近、4ヵ月近く待たされた挙句、その方は、およそレポートとも言えないレポートを出してこられた。
「我慢に我慢を重ねて待ち続けた結果がこれかよ!」と、僕は即座にそのレポートを破り捨てたくなった。
「これでは不十分である」というのをわかってもらうために、レポートで不明な点を3点に絞って尋ねたが、
帰ってきた回答もまた挑戦的なほど不十分な内容で、怒りの炎に油を注ぐ結果になっている。

冷静になろうと一息入れた。正論を説いて相手を怒らせ、関係を一気に悪化させるか、
更問いを繰り返して相手になんとかわかってもらうように努めるか(その回数には限度もあるだろうが)、
それとも僕が頑張ってその方の仕事の至らない部分を埋めるよう努めるか、
はたまた「もうこんな仕事は割に合わないので担当外して欲しい」と匙を投げるか、
いずれにしても年明け早々に結論を出したい。

こんな言説を公共の空間でぶちまけるのは良くないことだと思うので、詳細はご想像にお任せする。

自分自身のことを棚に上げて言えたセリフではないが、かなりムカつく。
「バタバタ」という言い訳を1年半も使われ続けることには正直納得がいかない。

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支配人

1年以上手にすることのなかったファイルは保存箱へ、1年以上動きがなくても平気な仕事は忘れていい仕事です。さっさと見切って生産的な仕事に移りましょう。
by 支配人 (2011-12-29 22:18) 

うしこ

「ちょっとバタバタしておりまして」にそんな副音声がついていたとは・・・。
そう言われてみれば、周りを見回してみると、頻繫にこの台詞を使う人は限られていますね。
by うしこ (2011-12-29 23:36) 

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