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『みたか再発見の旅』 [地域愛]

MitakaRevisited.jpg「まちづくりフォトコンテスト」10周年記念
みたか再発見の旅
みたかまちづくり文庫、2006年3月

本書は、三鷹市と第三セクター会社(株)まちづくり三鷹が主催した「まちづくりフォトコンテスト」第1回から第10回までの入選作品約400点の中から、三鷹の魅力を読者の方々に再発見していただくというこだわりの視点で55点を選び、コメントと地図を添えた『まちのガイド』となっている。春夏秋冬の季節に分類し、写真と地図、解説のセットで見開きで紹介されている。例えば8月だったら先週末開催されていた「みたか阿波踊り」なんて目玉イベントがある。なんと見開きで8頁が割かれている大盤振る舞いのイベント紹介だ。

その82~83頁に「MISHOP WORLD(三鷹国際交流フェスティバル)」が紹介されている。1990年から毎年9月第4日曜日に井の頭恩賜公園西園で開催されるこのイベント、僕も三鷹での住民生活が長くなればなるにつれて関わりの度合いが増してきており、今年は某テーマテントで展示とテント前イベントのリーダーを務めることになった。(お陰で同日開催の秋季市民剣道大会への出場は断念せざるを得ない。)本書には毎年約3万人が集まると書かれているが、昨年の来場者は5万人に達しており、徐々に規模が増しているのである。

先週は、そのフェスティバルの実行委員会が23日(火)夜に三鷹国際交流協会(MISHOP)で開催され、進捗報告のために僕もちょっと出席してきた。リーダーを引き受けたことで、こういう委員会への出席も自動的にしなければならなくなったのはちょっと心理的には負担になっているところがあるが、開催日まで残すところ1ヵ月となってきたため、ことこの期に及んではやむを得ないかなと諦めている。また、自分のところの企画の打合せがあり、27日(土)にも改めてMISHOP事務局を訪ねて90分ほど担当者と会ってきた。この手の打合せがあと2、3回は必要ではないかと思う。イベント当日だけではなく、その前の準備もそれなりに大変だ。でも、去年に比べても魅力的な企画にはなっているのではないかと思う。

今年のMISHOP WORLDは9月25日(日)開催です。
皆さん奮ってご参加下さい!

こうしたガイドブックを読んでいると、ヘェ~と思う発見もある。例えば、野川公園が昔は国際基督教大学(ICU)のゴルフ場だったという話。東京都が1974年(昭和49年)に買い取って1980年(昭和55年)に開園したという、僕の予想よりも歴史が新しい公園だということがわかった。これがゴルフ場だったとしたら、どこからどこまでで各ホールが設計されていたのか、そんなことを考えながら園内を散策してみたら面白いかもしれないと思った。

もう1つのトリビアは三鷹市立第二小学校の校庭の桜の木。校庭のど真ん中に見事に枝を拡げた桜の木が1本植えられており、春の桜の季節には地元の人々の目をなごませる。まるで、府中競馬場の第3コーナーの大欅のようだ(!?)。二小は1893年(明治26年)に西三鷹尋常小学校として開校した。インドのタタ財閥の創始者、ジャムシェトジー・タタが来日した年だ。そして、校庭の真ん中にある桜の木は、1900年(明治33年)頃に植えられたのだそうだ。
タグ:三鷹 MISHOP
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