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週報(5/15-5/21) [備忘録]

中日、驚異的な逆転劇
産経新聞、2011年5月20日(金)
 中日が驚異的な粘りで勝利をもぎ取った。0-5の九回に今季初の1イニング6得点で逆転勝ち。落合監督も「途中で帰った人もいるだろ。俺だったら帰るな」と言うほど、劇的な展開だった。
Saeki-Tanishige.jpg 先頭の佐伯が、好投を続ける牧田から左中間二塁打を放ち、代打堂上剛も安打で続いて一、三塁とした。1死から野本の適時打でまず1点を返し、押し出し四球二つと犠飛で1点差に。なお2死満塁で再び佐伯が打席へ。グラマンの外寄りの球を打ち返すと、飛び付いた遊撃手のグラブは届かず、左前へ抜ける2点適時打となった。
 横浜を戦力外になり、今季から中日に加わった41歳。「もともとは無かった1年。落合監督、チームメート、ファンに恩返しがしたかった」。ここまで代打で13打数無安打だったが、初先発のこの試合で4安打。プロ19年目の意地を見せた。
いやあ、実にオイシイ試合。西武の先発はサブマリン牧田、相変わらずの貧打線、どう考えても負け試合だとケータイで途中経過を見ていた僕も諦めた。ところが最終回になっていきなりもつれた。佐伯、堂上兄、野本と左打者の連打で反撃が始まり、気づいてみたら4-5と1点差にまで詰まっている。そして最後はまた佐伯の逆転タイムリーだ。

この試合まで佐伯は主に代打出場で1本もヒットを打っていない。それが交流戦でブランコがDHに回った関係で一塁手として先発出場の機会が訪れた。途端に5打数4安打である。すごいな佐伯。代打ではなかなか調子を上げることができないかもしれないが、スタメンで出ていきなりチャンスをつかむんだから…。3割ぐらい打ってくれるんだったら、不振のグスマンを外してブランコをライトに回し、佐伯を一塁で使った方が打線は繋がりそう。交流戦は結構楽しみになってきたなと思う。

この記事をこんなに取り上げたのは、写真の谷繁の喜び方が印象的だったからだ。そういや谷繁も横浜ベイスターズ出身で、1998年のベイスターズ優勝を佐伯とともに経験している。横浜をクビになった佐伯の再起を人一番喜んだであろうのが谷繁だったのではないだろうか。そんなことを考えると、この写真はすごく意味がある。見ているこっちまで嬉しくなる。

【肉離れのその後】
最近放映中のとあるテレビCMで、「男性は8の倍数の歳に体に変調を来たす」と言われているが、今年48歳になる僕も、この話に該当するらしい。未だその年齢に達していないけれど、年明けから起きている出来事は、このCMの主張を裏打ちするのに十分だ。1月に肋骨にひびを入れたのから始まり、3月には目まいで動けなくなり、花粉症で悩まされた後は、今度は肉離れだ。

15日(日)の試合中に怪我したものだが、あまりに痛いので翌日近所の整形外科に行って見てもらった、全部ではないが腱が部分断裂しているそうである。発生から48時間はアイシングで患部を冷やし、1週間は患部を湿布し続けろと言われた。痛みは日を追うごとに徐々に治まってきているけれど、ちょっと長く歩くと翌朝痛みが増す。

痛みが治まると、しばらくはダルさが残るそうだ。筋肉を使わないよう努めている左足のほうではなく、なんとなく右足の方がダルくなるのかなと思える。そして、リハビリを始められるのは6月末頃の見込みだとのこと。

お陰で来週末の市民大会は出場辞退することになった。今度ばかりは医者の指示はちゃんと守り、無理はしないようにしたい。ちょうど6月は中旬から3週間、南インドの農村を廻って養蚕業の現状を見てこようと思っているので、そもそも稽古も参加できないことになりそうだったから別にそんなには気にはならない。ただ、ちょっと筋肉を動かすだけでも痛みが走る今の状況を考えると、完全に治るのかどうかがとても不安だ。

とは言いつつも、日本剣道形の稽古ぐらいはできるようにならないかなと思っている。今週はまだ普通の歩行にも支障があるのでとても形がどうこうは言えないが、もう少し痛みが引けば、道場に通って形を教えてもらうようにしたい。それと上半身の筋肉は落としたくないので、足裁きは無理にしても素振りをやったり水泳やったりするぐらいのことはしたいとも思う。

【南インドに6月まいります】
ついでながら、そんなわけで南インドに3週間行くことについて職場の関係者にも了解取り付けたので、今週はその準備を少しずつ進めて過ごした。

【20日(金)は娘の誕生日】
12歳になった。12年前のその日、僕は会社でどうしても外せない会議に出ていて、その会議が終わって義母に電話したところ、既に生まれていて「おめでとう、女の子よ」と言われてしまった。長男に続いて娘の出産にも立ち会えなかったことはしばらく妻に皮肉られた。米国で働いていた頃の職場の同僚から「エンジェル」と言われていた娘も、妻の身長を追い抜きかけているほど大きくなり、彼女なりに勉強は頑張っている様子。世の中の「オジサン」と家の中の「オジサン」をまだ区別してくれているのは僕にとっては嬉しい。

毎回娘の誕生日の時には言っている気がするが、娘は1歳4ヵ月の時に舌を切る大ケガをして手術・入院の大騒ぎになったことがあり、事故が起きた直後は「死」も覚悟した。今もこうして元気でいてくれるだけでもありがたいといつも思う。

21日(土)は近所に住む祖父母も招き、娘の誕生パーティーを開いた。僕自身の怪我のお陰で土曜の夜にゆっくりできた。普段家ではあまりお酒を飲まない僕も、この日はかなりのペースで飲み、いつの間にか眠ってしまった。本日は、娘を連れて近所のイタリアン・レストランに昼食デートに出かけた。

【フェースブック雑感】
久し振りにフェースブック(FB)からの話題を1つ。僕のお友達にKendo Indiaという名でFBにアカウントを開いている人がいる。シディク氏のことであろう。1年前のちょうど今頃、ハイデラバードに行って彼らのガラパゴス剣道を見ておったまげたことがあったが、彼はその直後からいろいろ「支援してくれ」と僕に嘆願してきて、僕が断ったところ日本剣道連盟にまで同じ嘆願を送ったことがあった。僕は呆れて相当厳しい苦言を彼に対して直接呈した。

その彼がFB上で猛烈に友達ネットワークを拡げている。僕が彼と友達になるのは面識があったからいいとしても、何と彼は僕の妻と長男にまで友達リクエストを出し、長男に至ってはなんだかわからずリクエストを承認してしまっていた。僕はそれを知って長男の承認を取り消させたことは言うまでもない。2人とも僕とはFB上で友達となっているので、ひょっとしたらシディク氏が急激にネットワークを拡大している最大の理由は、友達の友達にまで友達リクエストを送信しているからではないかと不安に陥った。彼と面識があるならともかく、そうでないなら友達にはならない方がよろしいのではないかと思う。(僕が自分のFBアカウントの設定を変えればいいだけか…。)

ただ、彼がネットワークを拡げるのはそれはそれでいいことかもしれない。嘆願できるチャンネルも増えるし、中にはハイデラバードに仕事や旅行で行って彼らのガラパゴス剣道と遭遇できる人もいるかもしれない。日本人の友達もいるみたいだし。僕に対しておねだりをしてくるリスクはこれで少なくなって行くだろう。ただ、騙されないで欲しいのです。

時々新しい写真も掲載されているが、相変わらず弟子には防具をつけてポーズを取らせているものの、自分では稽古をつけないし、弟子同士ちゃんと稽古している写真もあまり掲載されていない。居合の演武と同様、人に見せるようなポーズを取っているのがやたらと多い。以前も書いた通り、僕はシディク氏をハイデラバードから他の地に引きずり出して世界標準の稽古にさらすことが先ずは必要だと思っている。わざわざこちらから出向いて行ってあのショボイ稽古をシディク氏の前でリードさせられるのは、それを承知で行く人なら構わないけれど、「インドでも剣道の稽古ができるんだ」と喜び勇んで出向いた人は必ず落胆の憂き目に遭うと思う。

今週新たに掲載された彼らの写真を見て、「ポーズ(pose)よりも稽古(practice)が大事だよね」とひとことコメントを書き込んでおいた。
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