週報（3/20－3/26） [備忘録]
【めまい】
この前に『地震酔い』などという記事を書いたのは虫の知らせだったのか、実は25日（金）の深夜、就寝直前に激しいめまいに襲われ、頭が重くて体のバランスを保てず、上半身を起こせなくなってしまった。仰向けになっても平衡感覚が戻らずに天井が回る感覚に悩まされた。就寝直前だったので寝れば治るのではないかと期待し、額に脂汗を浮かべながらも何とか眠りについたが、翌朝5時に目覚めた時も上体を起こすには頭が依然重く、妻を起こして助けを呼ばざるを得なかった。もうこのまま一生寝たきりになるのかと覚悟したぐらいだった。
暫く様子を見ているうちにふらつきながらもなんとか起き上がることができ、階段も手すりをつかみながらなんとか1階の居間には下りてくることはできた。急いで家庭医学書を読み、症状から対処法を調べた。回っているようなめまいで吐き気はあったが、テーブルに座っている分にはなんとか体を支えることもできた。
妻に付き添ってもらい、脳神経外科のある病院にすぐに出かけた。脳のCT検査を経て先生の診察を受けたが、幸い脳の方には異常はなく、暫く静養して様子を見るようにと言われ、薬も処方してもらわずに病院を後にした。その日はその後も主に寝て過ごしたが、頭重感が少しずつ治まってきて、なんとか起き上がれるようになってきた。今でも多少ふらつくけれど、何かにつかまっていないと歩けないという状態ではない。土曜夜の剣道の稽古はお休みを余儀なくされた。東北地方では医師や看護師が必要とされている今、東京でお手を煩わせてしまった自分が情けない。
そんなわけで、ブログの更新は1日だけお休みをいただきました。
結局原因が何だったのかはよくわからない。このところ寝る前に布団の上で腕立て伏せを10回だけやるというのを日課にしていて、今回はこの腕立て伏せを終えた途端にめまいに襲われたもので、直接のきっかけが腕立て伏せだったのは間違いないのだが、毎日やっていたものがなんでこの日だけこうなっちゃったのかはわからない。疲れるほどの仕事はしているつもりもないし。ただ、このところ暖房を切られた職場でコートを膝にかけて首にはマフラーを巻いて、寒さに縮こまりながらデスクワークをやっていたりしたし、何かしらの遠因があったのだろうと思う。
以上の通り、非常にさえない1週間でした。
【放射性物質】今週は、野菜だの原乳だのから基準値を上回る放射性物質が検出されたと騒ぎが始まり、都内の浄水場の水からも検出されるようになった。今週は雨も降ったし、僕は傘を持ってなくて小雨の中を多少歩いたりもした。もう被っちゃっただろうなと思うし、多分水も飲んじゃったのではないかと思う。「飲み続けなければ人体に影響はない」と政府も専門家も繰り返すが、それじゃあいつまで飲み続けても平気なのかについては誰も語っていない。
僕らは人生折返しているからそれでもいいけれど、まだ将来があるうちの子供達は本当に大丈夫なのか、ちゃんとした安心感を与えてくれる確証が欲しいものだ。春休みの間だけでも僕の実家の方で滞在させようかと妻とも話したが、一時しのぎにしかならない気がして、むしろこういう時だから一緒に過ごす時間を多く取ることを選んだ。
長男と毎月出場を目標にしている月例川崎マラソンも、本日は中止となった。めまいのせいで僕自身は開催されても出場できなかった可能性の方が高いが、それをおいても中止という決定にはがっかりした。プロ野球のナイターとは違い、電力消費など殆ど不要の月例大会で、しかも子供達も大勢出ている。こういうご時世だから自粛しなければ、という話でもない。唯一考えられるとしたら、放射性物質が空中を舞っている中で参加者が走るというリスクだろうが、それを気にし始めたら来月も再来月も開催が難しくなるかもしれないではないか。本当にそうなのかと思うと、平日のウォーキングもジョギングも、竹刀の素振りも危ないのかということになってしまう。
つくづく罪つくりなことをやってくれたもんだ原子力発電。僕が朝よく聴いていたラジオの某キャスターや某有名コメディアン兼映画監督の兄は、「原子力は安全」とさんざん早朝のラジオ番組で発言していた。震災発生後どうなっているのかと思って久々に番組を聴いてみると、「福島原発は津波の影響でこうなったのであって、大地震には耐えた」のだとキャスターは再三にわたって念を押していた。この期に及んで見苦しいと思う。「想定外」なんて言葉を使うのはホントやめて欲しい。想定していないリスクがあったのに「絶対安全」なんて言っていたのかと思うと、そうかなと思ってしまった自分が本当に悔しい。
【フェースブック】
前回の週報でもお知らせした「フェースブック」開始の件、お陰さまで米国、インド時代の知人との人間関係再構築が進み、只今40人を超えるところまでお友達が増えた。僕も中断していた剣道を再開しているので米国時代に稽古を一緒にやった方々にも胸を張って近況報告できるようになったが、それだけに自分もちゃんとやってますというところを見せないとという引き締まった気持ちにもなった。めまいで静養を余儀なくされたのは余分だったけれど、いい緊張感を与えてくれたなと思う。15、6年振りぐらいに電話で連絡を取った方もいらっしゃる。
逆に、インド駐在時代から引き継ぐべき後継者がおらず、成り行き上ずっとボランティアでやっていた某ブログの管理人の仕事から、今週はようやく足を洗えることになった。離任する前に、関係者の方々にはログインIDとパスワードをお知らせして誰でも（ソネブロよりもずっと簡単に）入力できますよとお伝えしたのだが、残念ながら自分でトライしてみるという方は現れず、離任している僕が管理人を続けていることに対して違和感を感じて下さる方も少なかった。だから、今週は9カ月振りにこの話を蒸し返して、誰かに引き継ぎたいとMLで表明した。後継者はご指名だったみたいだが、とにかく僕にとっては決まってくれてホッとした。
この前に『地震酔い』などという記事を書いたのは虫の知らせだったのか、実は25日（金）の深夜、就寝直前に激しいめまいに襲われ、頭が重くて体のバランスを保てず、上半身を起こせなくなってしまった。仰向けになっても平衡感覚が戻らずに天井が回る感覚に悩まされた。就寝直前だったので寝れば治るのではないかと期待し、額に脂汗を浮かべながらも何とか眠りについたが、翌朝5時に目覚めた時も上体を起こすには頭が依然重く、妻を起こして助けを呼ばざるを得なかった。もうこのまま一生寝たきりになるのかと覚悟したぐらいだった。
暫く様子を見ているうちにふらつきながらもなんとか起き上がることができ、階段も手すりをつかみながらなんとか1階の居間には下りてくることはできた。急いで家庭医学書を読み、症状から対処法を調べた。回っているようなめまいで吐き気はあったが、テーブルに座っている分にはなんとか体を支えることもできた。
妻に付き添ってもらい、脳神経外科のある病院にすぐに出かけた。脳のCT検査を経て先生の診察を受けたが、幸い脳の方には異常はなく、暫く静養して様子を見るようにと言われ、薬も処方してもらわずに病院を後にした。その日はその後も主に寝て過ごしたが、頭重感が少しずつ治まってきて、なんとか起き上がれるようになってきた。今でも多少ふらつくけれど、何かにつかまっていないと歩けないという状態ではない。土曜夜の剣道の稽古はお休みを余儀なくされた。東北地方では医師や看護師が必要とされている今、東京でお手を煩わせてしまった自分が情けない。
そんなわけで、ブログの更新は1日だけお休みをいただきました。
結局原因が何だったのかはよくわからない。このところ寝る前に布団の上で腕立て伏せを10回だけやるというのを日課にしていて、今回はこの腕立て伏せを終えた途端にめまいに襲われたもので、直接のきっかけが腕立て伏せだったのは間違いないのだが、毎日やっていたものがなんでこの日だけこうなっちゃったのかはわからない。疲れるほどの仕事はしているつもりもないし。ただ、このところ暖房を切られた職場でコートを膝にかけて首にはマフラーを巻いて、寒さに縮こまりながらデスクワークをやっていたりしたし、何かしらの遠因があったのだろうと思う。
以上の通り、非常にさえない1週間でした。
【放射性物質】今週は、野菜だの原乳だのから基準値を上回る放射性物質が検出されたと騒ぎが始まり、都内の浄水場の水からも検出されるようになった。今週は雨も降ったし、僕は傘を持ってなくて小雨の中を多少歩いたりもした。もう被っちゃっただろうなと思うし、多分水も飲んじゃったのではないかと思う。「飲み続けなければ人体に影響はない」と政府も専門家も繰り返すが、それじゃあいつまで飲み続けても平気なのかについては誰も語っていない。
僕らは人生折返しているからそれでもいいけれど、まだ将来があるうちの子供達は本当に大丈夫なのか、ちゃんとした安心感を与えてくれる確証が欲しいものだ。春休みの間だけでも僕の実家の方で滞在させようかと妻とも話したが、一時しのぎにしかならない気がして、むしろこういう時だから一緒に過ごす時間を多く取ることを選んだ。
長男と毎月出場を目標にしている月例川崎マラソンも、本日は中止となった。めまいのせいで僕自身は開催されても出場できなかった可能性の方が高いが、それをおいても中止という決定にはがっかりした。プロ野球のナイターとは違い、電力消費など殆ど不要の月例大会で、しかも子供達も大勢出ている。こういうご時世だから自粛しなければ、という話でもない。唯一考えられるとしたら、放射性物質が空中を舞っている中で参加者が走るというリスクだろうが、それを気にし始めたら来月も再来月も開催が難しくなるかもしれないではないか。本当にそうなのかと思うと、平日のウォーキングもジョギングも、竹刀の素振りも危ないのかということになってしまう。
つくづく罪つくりなことをやってくれたもんだ原子力発電。僕が朝よく聴いていたラジオの某キャスターや某有名コメディアン兼映画監督の兄は、「原子力は安全」とさんざん早朝のラジオ番組で発言していた。震災発生後どうなっているのかと思って久々に番組を聴いてみると、「福島原発は津波の影響でこうなったのであって、大地震には耐えた」のだとキャスターは再三にわたって念を押していた。この期に及んで見苦しいと思う。「想定外」なんて言葉を使うのはホントやめて欲しい。想定していないリスクがあったのに「絶対安全」なんて言っていたのかと思うと、そうかなと思ってしまった自分が本当に悔しい。
【フェースブック】
前回の週報でもお知らせした「フェースブック」開始の件、お陰さまで米国、インド時代の知人との人間関係再構築が進み、只今40人を超えるところまでお友達が増えた。僕も中断していた剣道を再開しているので米国時代に稽古を一緒にやった方々にも胸を張って近況報告できるようになったが、それだけに自分もちゃんとやってますというところを見せないとという引き締まった気持ちにもなった。めまいで静養を余儀なくされたのは余分だったけれど、いい緊張感を与えてくれたなと思う。15、6年振りぐらいに電話で連絡を取った方もいらっしゃる。
逆に、インド駐在時代から引き継ぐべき後継者がおらず、成り行き上ずっとボランティアでやっていた某ブログの管理人の仕事から、今週はようやく足を洗えることになった。離任する前に、関係者の方々にはログインIDとパスワードをお知らせして誰でも（ソネブロよりもずっと簡単に）入力できますよとお伝えしたのだが、残念ながら自分でトライしてみるという方は現れず、離任している僕が管理人を続けていることに対して違和感を感じて下さる方も少なかった。だから、今週は9カ月振りにこの話を蒸し返して、誰かに引き継ぎたいとMLで表明した。後継者はご指名だったみたいだが、とにかく僕にとっては決まってくれてホッとした。
コメント、ありがとうございました。
コナラクの記事、読ませていただきました。
大変参考になりました。
これからもよろしくお願いします。
by toshi (2011-03-27 07:45)
めまいが大きな問題でなくてよかったですね。無理せず、体調には気をつけて下さい。
by mika_m (2011-03-27 12:11)
自覚している以上に体は地震による環境の変化に
疲れているということなんでしょうかね～
被災地にいらっしゃるみなさんのご苦労たるや
想像を絶するほどなのでしょうね。
何はともあれ、くれぐれもご自愛ください。
by rezare (2011-03-27 19:14)
めまいは貧血の精ではないでしょうか
おばあさんもよくそんな症状になりました 鉄分を意識して摂ってはいかがでしょうか
by ハンディクラフト (2011-03-27 21:55)
皆さま、コメント下さりありがとうございます。
私も最初は貧血かと思いましたが、一晩寝ても朝方の症状が改善していなかったので、違うのではないかと考えました。次に疑ったのはメニエール病なのですが、これは脳神経外科では判断できないそうで、次に行くなら耳鼻科ということになるのですが、それには症状が改善しないか或いはいったん治まってもまた症状が出るか、様子を見ないとわからないとのことでした。
by Sanchai (2011-03-28 06:22)
ご自愛くださいませ。眩暈という症状は三半規管などの異常という可能性もあります。一時的なものなのか、繰り返すものなのかによっても重要度が変わると思います。一度、検査入院などをされてみてはどうでしょうか。
by yukikaze (2011-03-28 15:28)