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夜明けのカンチェンジュンガ [インド]

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既述の通り、10月27日から30日まで、西ベンガル州ダージリン県の小さな町カリンポンに行ってきました。その際に泊めてもらったゲストハウスの窓や歩いて出かけてきた私立の寄宿学校ドクターグラハムズホームズスクールの裏山から見たヒマラヤの夜明け、世界第三の高峰カンチェンジュンガ連峰(8,586m)の姿をデジカメで写真に収めてみた。

普段のデリーでの生活で荒んでいた僕の心を清めてくれた風景です。とくとご鑑賞下さい。

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カリンポンはダージリンから東へ50km、平野と山間部の境界の町スィリグリからは30kmぐらいのところにある山の頂上近くの斜面の小さな町。海抜は1300m弱といったところ。住民の多くはライ、ネパール、プラダンといった苗字を持つネパール系の人々であり、多くの人々がネパール語で普段の会話を行なっている。ヒンディー語でもない、ましてや西ベンガル州なのにベンガル語でもない。

カリンポンの大きな特徴は、住民の半数以上がクリスチャンであること。ミッション系の寄宿舎付学校や私立学校が非常に多く、全体的に教育水準は高いと感じる。

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上の写真はカリンポンからダージリン方面を撮ったもの。本当は山の頂上付近にあるダージリンの町が見えていたのだが、写真になるとなかなかうまく撮れてない。

ネパール語が通じる――それだけで僕は救われた気がする。北インドでヒンディー語の激しい会話にさらされていると、心の余裕を失ってしまう。それをネパール語で「フンチャ(わかりました)」「デーレー・ダンネバード(たいへんありがとう)」なんてやられると、言葉の響きが柔らかいなと感じる。

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それに住民の顔つき――ライ族の人々って、顔つきが日本人の父ちゃん母ちゃんにそっくりなのだ。農村調査で村に入ったら、ラグビーの故・宿沢広朗氏にそっくりの農民がいた。上の写真のオッチャン、もうちょっと顔を縦長にしたら既に今はなき僕の母方の祖父にそっくりだ。

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それに食事――上の写真の食事は、調査で訪れた村の農家のオッチャン宅でご馳走になったもの。北インドの料理と違って油が控えめで、僕達の口に合う。(但し、トウガラシはメチャ辛いので要注意!)同じダル豆のスープでも、北インドのダルはカロリー高そうだが、カリンポンのダルはサラサラで美味しくいただけた。モモ(チベット風餃子?)も、皮も中身もデリーとは雲泥の差だ。

そんなわけで、「サンチャイ」(ネパール語で「元気」の意味)を取り戻せる要素がいっぱいのカリンポン訪問であった―――と言いたいところなのだが、実は大きな落とし穴が。

麓のスィリグリからの山登りの道は、ところどころで雨期の間に土砂崩れが起き、応急措置のみの土埃の舞うバンピーな道路。しかも登りだから、バスもトラックも乗り合いジープもローギアでエンジンをふかしながら登っていく。当然埃と排ガスがひどい。しかし車にはエアコンが付いてない。窓を開けながら走っているうちに、なんと埃アレルギーで花粉症に近い症状になってしまった。この地域はお酒が普通に飲めるが、毎晩のようにお付き合いで飲んですぐに点火し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに悩まされ、少しばかり熱も出した。

トータルで見たら結構疲れる調査になってしまった。
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Panda

本当に素晴らしい景色ですね。先日モンブランのウルトラトレイルの様子を放映していてとても感動したのですが、ヒマラヤを眺めながら走るのも気持ち良さそうですね。1300メートルならいけそうですし、そういうインドの楽しみ方もありますね!
by Panda (2009-11-04 12:53) 

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