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市内民間病院への監督官配置 [インド]

貧困患者の診療監督担当官配置へ
Govt officer to oversee treatment of poor patients
The Hindustan Times、10月31日
【ニューデリー発】アポロ病院が裁判所命令を無視して貧困患者の診療を行なわなかったとしてデリー高裁が同病院を批判したのを受け、デリー州当局はこうした貧困患者の受診を保証するための特別担当官設置を決めた。
 高裁の指名したモニタリング委員会の委員であるアショク・ラナ博士が、アポロ病院に新たに執務室を構え、高裁のガイドラインに則り民間病院での貧困患者の受診が確実に行なわれるよう監視していくという。デリー州のキラン・ワリア保健相が明らかにしたもの。
 「ラナ博士はアポロ病院の1001号室で執務を行ないます。州政府側からは、ラナ博士に対し、病院が貧困患者の治療を拒否していないかどうかの報告をお願いしています。それによっては、厳しい措置も予想されます。」ワリア保健相はこのように語った。
 ワリア保健相によれば、貧困患者とは、全てのBPL(貧困ライン以下)カード所有者に加え、政府職員のうちグループCとDに分類される掃除人、臨床検査士、看護師等も含まれるという。州保健相、州首席事務官、保健サービス局長、州の全ての医療監督官が貧困患者の紹介状をアポロ病院を含む市内民間病院に対して発行することができる。

以前、アポロ病院をはじめとした市内の市立病院で市当局との間で合意していた貧困層受診枠が大幅に未達であるという問題をこのブログでも取り上げたことがあるが(記事はこちら)、その続報である。小さな記事であるが、問題解決に向けて少しずつ前進しているというのをご紹介しておきたかった。

記事全文はこちらのURLから!
http://www.hindustantimes.com/Govt-officer-to-oversee-treatment-of-poor-patients/H1-Article1-471120.aspx
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