雨男の本領

僕のデリー再赴任と時を同じくして、デリーもモンスーンに入ったみたい。一応僕も「雨男」ですから。（じゃ、なんで滞在していた日本では空梅雨だったのかと突っ込まれそうですが…）

1日1回は取りあえずは雷雨もある。風だけ強くて雨脚はそれほどでもないようで、降っても十数分といったところだ。それでも熱しきった街並みを冷やすには十分で、かなり過ごしやすくはなった。

職場復帰して最初の2日間は、たまっていた書類とメールに目を通すので精一杯で、かつ冷房もあまり効いていないと思われるオフィスで、かなり体力的にもつらい仕事をこなした。周りの人に聞いても、「熱くて死にそう」「外に出ると身の危険を感じる」という声が多かった。復帰初日のダレたムードは、そんな状況だったことが垣間見えた。多くのスタッフが遅刻し、来たどのスタッフの顔も憔悴しきっていた様子だったから。

これで大丈夫かと言われると、まだよくわからない。去年や一昨年の今頃と比べて、雨脚ははるかに弱いからだ。「シャワー」と形容できるほどの降り方ではないところが気になっている。

それに、夕立ちの発生時期が大問題。ここ2日ほど、朝6時には夕立があり、早朝ウォーキングの出鼻をくじかれている。さすがに雨の中を歩く気にはなれない。でもそれで歩き出すのをやめると、30分も経つと雨が止んでいたりする。