深南の虎、全米制覇! [LSU]

22日からネブラスカ州オマハで開催されていた全米大学野球選手権「カレッジ・ワールドシリーズ(CWS)」決勝シリーズは、ルイジアナ州立大学(LSU)がテキサス大学を通算2勝1敗で破り、2000年以来のCWS制覇を果たした。LSUの全米王座は通算6回目だ。
本日は写真を並べます。先月末に全日本大学野球選手権が開催されていたが、それと比べると全米はカラフルだ。なんだかリトルリーグの延長のような感じがするLSUのユニフォームだ。全日本を制覇した法政大学がLSUと対戦したら、どちらが勝つだろうか。パワーヒッター揃いのLSUはやっぱり怖いけれど、法政もピッチャー良さそうだからきっと法政の方が強いだろうな。




今回の優勝は、2006-07年シーズンから指揮をとるポール・マイニエリ監督体制にとって初めてのCWS。オマハに行けない僕はインターネット・ラジオの実況生中継を聴いて応援していた。フットボールやバスケットボールと比べると、LSUのベースボールチームは毎年ランキング上位に名を連ねる強豪校の1つだが、スキップ・バートマン監督が退いて以降どうしても獲れなかったCWSをバートマン体制じゃない体制で獲れたことはとても意義があると思う。もう文句なしの全米第1位だ。
思い起こせば23年前、未だLSUが一度もCWS制覇を成し遂げていない時期に僕はバトンルージュに留学しており、アレックス・ボックス・スタジアムには何度か通って野球チームの応援をしていた。その年、LSUは地区予選を勝ち進んでCWS出場を果たすが、ロヨラ・メリーマウント大学(カリフォルニア州)に連敗してあっさり1回戦で姿を消した。未だCWSで勝って当たり前と言われるより以前の話であり、あれよあれよと無敗で決勝ラウンドに進出してしまった今回は、昔と比べて本当に強くなったなと思えて感慨もひとしお。
今となってはなんですが、こんなんだったらこの休暇中にオマハに応援に行きたかったなぁとふと思ってしまった。同じ時期に休暇を取られていた知り合いの方が、サッカーW杯アジア最終予選の日本チーム応援のためにウズベキスタンに行こうかと言っておられたのを思い出し、それなら僕もネブラスカ…なんて考えた。それはかなわなかったけれど、これで暫くはLSUのベースボールキャップをかぶって歩くのが嬉しくなりそう。
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