住みやすい国、日本は95位 [仕事の小ネタ]
住みやすい国 日本は95位
これは、イギリスの民間研究所「ニューエコノミックス財団」が、世界178か国を対象に、暮らしへの満足度や平均寿命、大気汚染の指標の1つとなる二酸化炭素の排出量などのデータを基に評価したものです。それによりますと、日本は、平均寿命が長いものの、ほかの国々に比べて大気汚染が進んでいるとして178か国中95位でした。このほか、環境政策に力を入れているドイツが81位、アメリカは150位で、主要先進国はいずれも二酸化炭素を多く排出しているとして厳しい評価になっています。一方、最も住みやすい国とされたのは南太平洋の島国バヌアツでした。バヌアツは、新潟県とほぼ同じ面積に20万人が暮らすサンゴ礁に囲まれた島国で、暮らしへの満足度と自然環境の豊かさが評価されました。調査を行った研究所では、使用したデータを自国の環境汚染を改善する取り組みの目安として役立ててほしいとしています。
出所:NHK夜7時のニュース、2006年7月29日
このランキング、英国のThe New Economics Foundation(NEF)が発表した"The Happy Planet Index(HPI)"である。詳細は実際にそのレポートを読んでみないとわからないが、178カ国で比較をやっているという点で、先進国間で比較できるだけではなく、途上国と日本の比較もできるという点でちょっと興味深い。
但し、この指標算出には、Friends of the Earth(FOE)という、ちょっと過激な環境保全系の国際NGOが参加しており、なんとなくそちら方面でのバイアスがかかっているのではないかとも思う。日本が95位で米国が150位というところに、それが如実に現れているようにも思う。
⇒The Happy Planet Indexのレポートはこちらから!
⇒The New Economics Foundationのホームページはこちらから!
コメント 0