ビリーズ・ブート・キャンプ仮入隊 [健康]
余談ながら7月3日でインド駐在1周年を迎えた。
先月健康管理のために17日間日本に帰国した際、会社の指示により健康診断を受けた。結果は昨年9月から比較するとほぼ横ばいで、少なくとも体重はリバウンドして再び80kg台突入ということはなく、肝機能も正常な値であった。何ら恥じるところがある結果ではないと思ったが、6月18日の故郷から東京に向かう新幹線の車中で会社の顧問医のオフィスから呼び出され、20日に本社に顧問医を訪ねた。
人事部の次長まで呼び出された上、そこで言われたのは、「再赴任は認められない」というお言葉であった。理由は、1年前に赴任の条件とされていた「1日1回体重を測り、それをグラフに付けること」「週1回、血圧を測ってそれを記録しておくこと」「その結果を毎月提出すること」を怠ったからだという。「あなたは約束したことをやっていない。自己管理もできないようなダメな人を生活条件の厳しい国には行かせられない。」―――顧問医はそう仰せになった。
グラフを提出してなかったことについては申し開きはできないけれど、「自己管理ができていない」というお言葉にはちょっと抵抗を感じた。ちゃんと減量をやって肝機能を正常な値に戻したのに、グラフ提出してなかったから自己管理能力ゼロと言われるのはどうなのだろうか。
デリーでの仕事がテンパっていることもあり、顧問医が本当に「ダメ出し」して再挑戦の機会を与えてくれないのなら、再赴任断念してもいいかと半ば諦めの境地でもあった。顧問医との面談の前、妻と本気でそんな話をしていた。運動がなかなかできない生活条件の下で、僕としてはやることはやったが、それでも自己管理能力ゼロの烙印を押されるのなら、まあ「ダメ男」を演じるのも悪くはないかなと…。その時は、僕以上にテンパっている本社ではなく、もう少し自分中心で物事が考えられる地方の支社がいいなぁという話まで妻とした。投げやりの気持ちで面談の日を迎えた。
さすがの顧問医も、かなり厳しいお言葉を僕に投げかけられた後、僕が「グラフを提出してないのは仰る通りなので…」と全く反論をしなかったので暖簾に腕押しだったのか、その後はトーンダウンして、条件を緩和した上で再赴任を認めて下さった。結局のところ、グラフを提出してなかったから赴任は認めないなんて、そんな前例は作りたくないのだろう。
ただ、正直、善玉コレステロールの数値を上げるために何をやったらいいのか見当もつかず、再赴任を認めてもらってもこれ以上数値を改善する自信がなかったのも事実だった。だから、顧問医に質問した、どうしたら善玉コレステロールを増やせるのかと。そして、顧問医の答えは簡単。室内で全身運動しろということだった。冬場は日も短くて1日1万歩歩くために必要な朝方のウォーキングがなかなかできない。それが昨秋から今年にかけて体重が殆ど減らなかった最大の理由だと思う。だから、屋内で体を動かす作業をある程度やる機会を作るしかないと考えた。
そこで始めたのがなんと『ビリーズ・ブート・キャンプ』。一時帰国中に入手してデリーに持ってきた。
今から1年前の6月27日付の「負け惜しみ（２）」と題したブログ記事で、「ブート・キャンプ」のことを取り上げた。本当は、1年前に購入して持ってきたかったのだが、当時の日本ではあまりに売れ過ぎていて、品薄で手に入れられなかったのである。だから、「負け惜しみ」と題して、そんなものに頼らなくても本人にやる気があればどんなダイエットだってできると豪語していたのである。ただ、その時、「最後の手段」としての利用はあり得るとも書いていた。僕が自分で購入したのではなく、妻が入手してきたのであるが、今は僕が専ら使わせていただいている。
今のリビングルームはテレビの前に体を動かすスペースぐらいは確保できる。しかも大理石のフローリングなので、あまり下に響くこともなさそうだ。しかし、いざ始めてみると、体が全く動かない。15分でも息が上がってめまいがしてくる。まだまだ1時間ぶっ通しのエクササイズはとてもできないので、先ずは20分程度頑張って少しずつ時間を延ばしていけるように取り組んでいるところだ。
ブート・キャンプもまだまだ仮入隊のレベルに過ぎない。そのうち、成果についてはまたご報告します。
先月健康管理のために17日間日本に帰国した際、会社の指示により健康診断を受けた。結果は昨年9月から比較するとほぼ横ばいで、少なくとも体重はリバウンドして再び80kg台突入ということはなく、肝機能も正常な値であった。何ら恥じるところがある結果ではないと思ったが、6月18日の故郷から東京に向かう新幹線の車中で会社の顧問医のオフィスから呼び出され、20日に本社に顧問医を訪ねた。
人事部の次長まで呼び出された上、そこで言われたのは、「再赴任は認められない」というお言葉であった。理由は、1年前に赴任の条件とされていた「1日1回体重を測り、それをグラフに付けること」「週1回、血圧を測ってそれを記録しておくこと」「その結果を毎月提出すること」を怠ったからだという。「あなたは約束したことをやっていない。自己管理もできないようなダメな人を生活条件の厳しい国には行かせられない。」―――顧問医はそう仰せになった。
グラフを提出してなかったことについては申し開きはできないけれど、「自己管理ができていない」というお言葉にはちょっと抵抗を感じた。ちゃんと減量をやって肝機能を正常な値に戻したのに、グラフ提出してなかったから自己管理能力ゼロと言われるのはどうなのだろうか。
デリーでの仕事がテンパっていることもあり、顧問医が本当に「ダメ出し」して再挑戦の機会を与えてくれないのなら、再赴任断念してもいいかと半ば諦めの境地でもあった。顧問医との面談の前、妻と本気でそんな話をしていた。運動がなかなかできない生活条件の下で、僕としてはやることはやったが、それでも自己管理能力ゼロの烙印を押されるのなら、まあ「ダメ男」を演じるのも悪くはないかなと…。その時は、僕以上にテンパっている本社ではなく、もう少し自分中心で物事が考えられる地方の支社がいいなぁという話まで妻とした。投げやりの気持ちで面談の日を迎えた。
さすがの顧問医も、かなり厳しいお言葉を僕に投げかけられた後、僕が「グラフを提出してないのは仰る通りなので…」と全く反論をしなかったので暖簾に腕押しだったのか、その後はトーンダウンして、条件を緩和した上で再赴任を認めて下さった。結局のところ、グラフを提出してなかったから赴任は認めないなんて、そんな前例は作りたくないのだろう。
ただ、正直、善玉コレステロールの数値を上げるために何をやったらいいのか見当もつかず、再赴任を認めてもらってもこれ以上数値を改善する自信がなかったのも事実だった。だから、顧問医に質問した、どうしたら善玉コレステロールを増やせるのかと。そして、顧問医の答えは簡単。室内で全身運動しろということだった。冬場は日も短くて1日1万歩歩くために必要な朝方のウォーキングがなかなかできない。それが昨秋から今年にかけて体重が殆ど減らなかった最大の理由だと思う。だから、屋内で体を動かす作業をある程度やる機会を作るしかないと考えた。
そこで始めたのがなんと『ビリーズ・ブート・キャンプ』。一時帰国中に入手してデリーに持ってきた。
- 出版社/メーカー: Good Times Video
- メディア: DVD
今から1年前の6月27日付の「負け惜しみ（２）」と題したブログ記事で、「ブート・キャンプ」のことを取り上げた。本当は、1年前に購入して持ってきたかったのだが、当時の日本ではあまりに売れ過ぎていて、品薄で手に入れられなかったのである。だから、「負け惜しみ」と題して、そんなものに頼らなくても本人にやる気があればどんなダイエットだってできると豪語していたのである。ただ、その時、「最後の手段」としての利用はあり得るとも書いていた。僕が自分で購入したのではなく、妻が入手してきたのであるが、今は僕が専ら使わせていただいている。
今のリビングルームはテレビの前に体を動かすスペースぐらいは確保できる。しかも大理石のフローリングなので、あまり下に響くこともなさそうだ。しかし、いざ始めてみると、体が全く動かない。15分でも息が上がってめまいがしてくる。まだまだ1時間ぶっ通しのエクササイズはとてもできないので、先ずは20分程度頑張って少しずつ時間を延ばしていけるように取り組んでいるところだ。
ブート・キャンプもまだまだ仮入隊のレベルに過ぎない。そのうち、成果についてはまたご報告します。
びっくりするようなドラマが展開されましたね キャンプ頑張ってください 私も減量するためにＥＭＳを購入して頑張りましたが 成果が出ません 歳をとるとなかなか痩せませんね 若いうちに鍛えることが大事だと思い知らされました
by kobakoba (2008-07-04 11:30)
nice!ありがとうございました。
こちらにははじめてお伺いしました。
血圧計も測定値を保存するタイプのものがあるように、体重計でもメモリに保存できるものはないのでしょうか？あれば、ご利用になれば楽かと。（でも体重が毎日で血圧が週一回ですか・・・・、この指示は体重に注意して減量を目指しなさいって意味ですね。BMI（ご存じですよね）22を目標に頑張って下さい。近々、血圧についてブログに書く予定です。また、暇な時、おいで下さい。m(_ _)m
kobakobaさん、読ませて貰っています。m(_ _)m
by 依光次郎 (2008-07-05 23:48)