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帰宅後の幸せ [家族]

今週は、月、火とわけあっていつもよりも少し早く自宅を出ているので、娘と次男の起きた顔は、日曜日の夜以来拝めていない。今日も、台風が関東地方直撃するということで、最悪泊まりも覚悟していたが、部署の歓送迎会をやっている間に雨が止んだので、早めに失礼して帰ることにした。

付き合いも大事なのだが、実は週明けから体がだるく、今日も乾杯で最初に口にしたビールが異様に不味く感じたので、これは体調が芳しくないのだろうと思い、宴もたけなわのところで早々に切り上げたのだ。お陰で、次男の起きている顔をちょっとだけ拝めた。2日ぶりだ。

「週末しか家で会えないおじさん」状態になりかかっている僕としては、最近は遅く帰宅しても妻が起きていてくれるのがちょっぴり嬉しい。そして、今日一日、子供たちがどのように過ごしたのかを、聞かせてもらえると本当にほっとする。仕事に時間を取られ過ぎて、足元の我が子の成長すら知らない父親になりそうなのは本当につらい。

今日、うちの長男は、7時前に自分で起きてきて、土砂降りの雨の中、自主的に「公文学習教室」に歩いて出かけたのだそうだ。朝7時30分のことだ。1時間半ほど勉強して、そして1人で帰宅した。朝僕が出かける時には、長男は起きてきたものの居間の床でゴロゴロしていたのでそんなにすぐに出かけるという感じじゃなかった。それが、自分1人で考えて、1人で公文学習教室まで歩いて行ったのだから驚きものだ。そして戻ってきた長男は、その頃には起きてきて朝食を食べていた娘に向かって、「ちーちゃん(娘の愛称)も早く行って来いよ」と忠告したのだそうだ。

小学校2年生の長男は、僕に輪をかけた堅物。自分の非はなかなか認めないし指摘されると気分を害することが多い。でも、うまくおだてるとそれなりに頑張る。今朝の出来事は、そのようにおだてることもなく全く自分の判断で大雨の中を公文に行くことを決め、そして実行した。この話を聞いたらちょっとは感動ものである。

でも、この話には裏もある。近所に住む祖父母の家に、従兄従姉が今日から遊びに来て泊まっているのだそうだ。要するにその情報を事前につかんでいた長男は、彼らと遊ぶ時間を確保するために、朝からやることをどんどん前倒しで片付けていったというわけだ。

それでも、公文の宿題を片付けることが毎朝の最初の日課として定着しつつあることの表れであることは間違いないので、このような話を聞かされることは親としては嬉しい。

これで、妹に対してもっと寛容でいられたら長男は本当にいい子なんだけどなぁ。
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