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『トヨトミの野望』 [読書日記]

トヨトミの野望 (小学館文庫)

トヨトミの野望 (小学館文庫)

  • 作者: 梶山三郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: Kindle版
内容(「BOOK」データベースより)
愛知県豊臣市に本社を構える世界的自動車企業、トヨトミ自動車。フィリピンに左遷されていた武田剛平はどん底から這い上がり、社長に昇りつめた。創業家とはなんの関係もないサラリーマン社長はその豪腕で世界に先駆けてハイブリッドカーの量産に挑戦する。いっぽう、創業家出身の豊臣統一は入社以来、豊臣家の七光りと陰口を叩かれながらも、いつの日か武田剛平を越えてやろうと野心を抱いていた。自動車王国アメリカでのロビー活動、巨大市場中国の攻略、創業家との確執―世界と戦う企業の経済戦争を描いた衝撃フィクション!
【Kindle Unlimited】
今月は本当に読書に時間を割いていない。月も半ばを過ぎようとしているのに、まだ2冊———僕にとっては月間10冊はノルマだと思っているので、さすがにこのままではマズいと危機感を抱いた。何か面白そうな小説でもないかと思ってKindle Unlimitedを物色してみたところ、行き当たったのが本作品。著者は覆面記者らしい。

この作品のことはかなり前から知っていたが、なにせ「トヨトミ」という名前にちょっとした違和感があって、すぐに手を出したりしなかった。僕、豊臣秀吉にあまりいい印象を持っていないので。でも、実際に読んでみたら全然そんな安土桃山時代の話とは無関係で、モデルとなった大手自動車メーカーとちょっと語呂が似ているからというだけだったようだ。

それで、メチャメチャ面白かった。まだ僕が日経新聞を購読していた頃の話だし、その後2000年頃から20年近く定期購読していた月刊誌『選択』では結構な頻度で毎月トヨ〇自動車のことが報じられていたので、なんだか「そんなことあったよな」という話が多かった。武田社長のモデルになった〇田社長の名は、元社長が専務取締役だった時代に僕が勤めていた地方銀行の名古屋支店の小切手でよく見かけた。その後経団連会長にもなられているので、『選択』でもよく見かけた。

一方のトヨ〇〇男社長が社長就任後のエピソードも、『選択』ではたびたび取り沙汰されていた。

なので、本作品で取り上げられている出来事について、大きなところでは僕自身にも何らかの記憶がある。結構な確度で実際に起こっている話を拾って小説風にまとめた実話なのではないかと思える。

こういう描き方をブログでしたりすると、僕自身の素性も特定されて、何かしらの圧力がかかってくるのだろうか。こういう作品を読んだ後だと、どうしても気になるよな。
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