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曖昧な「ロックダウン」の定義 [ブータン]

政府、ロックダウンの緩和を発表
Govt. announces lockdown relaxations
Phub Dem記者、Kuensel、2022年3月14日(月)、
https://kuenselonline.com/govt-announces-lockdown-relaxations/
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【要約】
学業終了認定試験が土曜日に終わり、政府は行動制限を完全撤廃するまでの4週間の移行プロセスを発表。

移行プロセスは昨日(3月13日)からはじまり、ティンプーでは最初はゾーン内でカード携帯せずに移動することを認め、パン屋、文具店、ハードウェア店、雑貨屋などは、店主がそこに住んでいる場合は開けてもいいことになる。同一ゾーン内の移動は自由になるが、ビジネスは午後7時までに制限。

移行第二フェーズは1週間後、メガゾーン内の移動が認められる。レストランも持ち帰り限定で再開が認められる。 全事業所の再開は4月11日から。学校の新学期は4月25日からとなる。

しかし、首相官邸の3月12日付プレスリリースを見た人々からは、落胆の声も上がっている。多くは政府が行動制限を全廃すると期待していた。 こうした人々はソーシャルメディア上でその不満を表明。政府は閉塞する経済の再活性化を行わず、死者を出さないことだけに集中していると批判。何週間にも及ぶ行動制限にも関わらず、市中感染がいっこうに減らない状況に疑念も呈している。 .

行動制限の軽減日程が発表されてから今日(15日)で3日も経過していて、目新しさがなくなってきているので、適当に要約だけして、今日もお茶を濁すことにした。

14日夜、ロテ・ツェリン首相がBBSのインタビュー番組に出演した。断片的にしか聞こえてこないが、13日には49人、14日の速報値では25人の市中感染者が出ている状況について、状況次第ではまたロックダウンをやるぞと示唆されたという。

あれ?現状は「ロックダウン」じゃないのですか?

自分的には、1回目のロックダウンが明けた際、ティンプーで言えばメガゾーン跨ぎの移動ができるようになったのをもって、「ロックダウン」が終わったと理解した。ということは、狭いゾーンの中しか歩かせてもらえない現状は、以前「ロックダウン中」ということになる。メガゾーン跨ぎの移動ができるようになるのは、今のスケジュールでは4月4日からということらしい。

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そういうことなので、政府や首相が現状をどういう言葉で定義しようが、僕は今後しばらくは「ロックダウン」という言葉を使い続けることにします。

なので、当分は気が晴れない毎日が続くことになる。これによって、仕事上の作業日程がグチャグチャになっていることへの焦りはない。ただ、作業日程の再編には幾つかの前提条件があって、状況次第で「プランB」「プランC」を準備していかなければならないが、齢をとって判断力が鈍ってきている僕にとってはそれがなかなか考えづらい。年齢のせいにしてしまったが、きっちりやろうというモチベーションがガタ落ちになっている自分自身は、メタで見ていてもっとつらい。

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