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『木曜日の子ども』 [重松清]

木曜日の子ども

木曜日の子ども

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: 単行本
内容紹介
「きみたちは、世界の終わりを見たくはないか――?」 震撼の黙示録!
「世界はこんなに弱くてもろくて、滅ぼすなんて簡単なんだってことを……ウエダサマが教えてくれたんですよ」
7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。
結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れる――世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。 一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた――。

いつもとずいぶんタッチが違う重松作品だなと思った。2007年頃から角川の雑誌『野生時代』で連載されていた作品だそうで、それがなんで10年もたった今頃単行本化されたのかは知らないけれども、現在の方がリアリティがありそうな作品として取り上げられそうな気がする。

僕としては『ゼツメツ少年』で重松ファンを辞めようと思ったくらいだったから、帰国して半年間に読んだ重松作品にはちょっとした新鮮さは感じていた。その延長でとらえれば、『木曜日の子ども』のような作品もまあ許せる。(ちょっと、『疾走』を想起させる装丁と中身だったけど。)

ただ、この作品でシゲマツさんは何を訴えたかったのだろうか。こんな、誰かに模倣犯罪を起こされそうな作品を何で書いたのか。そのへんはちょっと謎だ。


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