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カンプールの結婚披露宴 [インド・トリビア]

24日(金)は別の記事を掲載したいと考えていたのですが、前日は祭日にも関わらず、最高気温が19℃にまで上昇する絶好のお掃除日和だったので、日中は家の中の大掃除を行ない、夜は町の剣道道場の忘年会があったので二次会まで出席して午前様になってしまいました。この状態ではとてもまともな記事が書けないので、代わりに、未公開のまま放ったらかしにしてあったインド旅行の際の写真を少し公開したいと思います。

職場のアシスタントのMさんに「見せる」と約束していたのに、Mさんが退職された22日までにそれを実現させることができなかったのが悔やまれます。ブログのURLを教えておいたので、ご覧頂けると嬉しいのですが…。

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場所はウッタル・プラデシュ州カンプール、日付は12月4日(土)夜のこと。僕が知り合いだったのは新郎のP君の方で、今年2月にラクナウで彼に会った際に彼が婚約したと聞き、「結婚式には呼んでくれ、万難を拝して行く」と公約した。その後予期せぬ人事異動で帰国することになってしまったが、約束は約束だ、とにかく行こうと思った。

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新婦(名前聞かなかった…)はラクナウの人である。インドの結婚式は3日ほど続くが、新郎新婦は先ずラクナウで式を挙げ、この日はカンプール入りしてP君の家族や親戚、ご近所さまを招いての披露宴と相成った。披露するのが目的だから、新郎新婦はステージ上の玉座に2人腰かけ、ただ単に座っているだけの時間を過ごす。以前出席したビハール州ムザファルプールでの披露宴と違い、20時少し過ぎには新郎新婦が早々と登場し、午前零時近くまで基本的には椅子に座っていた。挨拶も何もない、ただ座っているだけである。

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《お披露目の真っ最中にケータイで話すなよ、P!》

但し、唯一新郎新婦双方が立ちあがったのは、花輪をお互いの首にかけて愛を誓う儀式の時に一度だけあった。

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式には、友人知人、親戚、ご近所さまより、様々なお祝いの品が届けられる。僕は成田空港出発前に慌てて置時計を購入してインドに持って行った。コンパクトで、若い2人の新居がいくら狭くても利用可能だろうと考えたからだ。しかし、中にはすごい贈り物をする人もいる。2人は未だ済む家が決まっていないのに、エアコンをお祝いに持って来られた際には、P君は頭を抱え、若奥様も苦笑いを隠せない様子だった。

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P君はUP州バライチ県で行なわれている地下水砒素汚染の総合的対策のプロジェクトの現地NGO側スタッフの1人で、もう3年の付き合いになる。この日は、同じプロジェクトのスタッフが何人も訪れ、P君の門出を祝った。

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P君、末長くお幸せに!
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prismiclyon

私も去年インドで結婚式に出席しました。
新郎も新婦も知らない人で、インド人の友人の知り合いの息子さんが新郎という関係です。3日3晩大騒ぎして楽しむのがインド流の結婚式だそうですね。知らない人がいるのはWelcomeで、大勢きてくれるとハクがつく、というような話を聞きました。
インドって、やっぱり文化が全然違うんですね。
by prismiclyon (2010-12-24 23:38) 

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