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週報(1/16 - 1/22) [備忘録]

【寒稽古、息子皆勤、オレ三日】
今週は、16日(月)から21日(土)までの6日間、道場の寒稽古が行なわれた。先週の週報でもご紹介した通り、15日(日)には子供の新春剣道大会が開催され、その前日も通常稽古があったので、息子にとっては稽古の機会がほぼ毎日あることになる。試合で健闘したのが良かったのか、息子はその後の寒稽古もやる気満々で、なんと皆勤してしまった。皆勤賞で図書カードを貰ったらしい。「これで『コロコロコミック』買えるな」と僕が言うと息子は嬉しそうな顔を見せた。通い続けた息子は勿論エライ。だが、自転車で通った息子を連日迎えに道場まで行ってくれた妻にも感謝したい。

僕はというと、夜に会議が入っていて最初から稽古に行けないとわかっていた16、17の両日はともかく、あとの4日は本気で通うつもりだった。連日朝6時40分過ぎに家を出て7時50分頃には職場に着き、なるべく定時で仕事をあがろうと試みた。結果は、19日(木)は仕事の切りが悪くて結局残業したが、18日(水)、20日(金)は平日でもなんとか道場には行けた。これに21日(土)の稽古も合わせ、今週は3回稽古したことになる。

面金の隙間から吐く息が白む寒い道場での稽古は、エンジンがかかるまで時間もかかるし体にもちょっと負担あかかる。床も冷たくて、稽古を重ねると足の裏がひび割れて痛くなる。インターバルを置かずに頻繁に稽古を重ねると疲れがなかなか抜けないが、お陰で年末年始の暴飲暴食でオーバー気味の体重を多少なりとも落とすことができたのではないかと思う。昨年10月に痛めた右手親指の靭帯も、ようやく回復してきた気がする。

小学生の頃、僕は冬休みの1月2日から7日頃まで毎日行われた町の少年団の合同寒稽古に通った。朝5時に起きて、6時開始の稽古に間に合うように道場に通う。普段の稽古は通っていた小学校の体育館だったが、合同稽古は町の中心街にあった剣道場で、普段は別々に稽古している4つの小学校のグループが集まった。はじめの頃は父に車で送迎してもらった。1時間余りの稽古を終えて帰宅すると、母の作ってくれていたお雑煮が温かくて美味しかったのをつい昨日のことのように思い出す。剣道少年団から中学校に至るまでの僕の稽古に臨む姿勢は必ずしも真面目だったとは思わないが、毎年の寒稽古だけはちゃんと通ったと胸が張れる。

寒稽古を皆勤した我が子を見ながら、父もこんな眼差しで僕のことを見守っていたのかなとふと思った。

【パッとしない今週の仕事の話】
今週、僕の席の近くに席替えで引っ越してきた同僚から、「Sanchaiさん、タメ息多いですね。もう3回聞きましたよ」と指摘された。朝8時前から職場入りして仕事を開始し、後ろも決まっていたのでそれなりに効率的に仕事はしたと思うのだが、仕事相手とのやり取りの中でこちらの期待通りに相手が動いてくれないことが多く、またかよと思ってタメ息をつくことが何度かあったのは事実。今週は毎日8時前に職場入りして仕事に取り掛かり、その分定時でも退社できるよう努力したが、他の人はもっと遅めに出社して定時よりも少し遅くまで仕事していくのが一般的なので、定時ギリギリのタイミングで呼び止められると途端に30分単位で退社が遅くなる。なかなか上手くいかない。

1月16日(月):外勤や会議が集中した1日だった。夜も18時から2時間の会議があった。我が社の事業とは無関係の会議だが、会場は僕の職場だ。本当は昼過ぎから微熱があり、この日は早退しようと考え、この会議主催者には「欠席」の旨15時前には伝えてあった。ところが、この会議に我が社から出席予定だったもう1人の方が17時過ぎに僕にメールを下さり、「仕事が忙しくて会議に出席できないから、欠席すると委員長に伝えておいて欲しい」と一方的にメッセージを残されてしまった。仕方なくそれを伝えるために会場に行き、成り行きでそのまま2時間会議に出た。押し付けられた感じで気分は良くなかった。

1月17日(火):主にデスクワークの1日。支払伝票の処理とか荷物の一斉発送手続などでわからないことがあったので、職場のスタッフ3~4人に同時発信でメールを2本送った。「私じゃありません」というお返事を下さった方や、「それはAさんやBさんと相談して下さい」とちょっと丁寧(?)なアドバイスを下さった方がいらした一方で、名指しされていたこの「Aさん」とか「Bさん」とかからは何もレスがなかった。直接席に伺ってもお忙しそうでいらっしゃらないことが多い。このうち「Bさん」にはもう1つ聞きたいことがあったのだが、育児時間で早めに退社されるまでに僕の伝言メッセージにはレスを下さらず、仕方なく僕は「今日中に」と上司から指示されていた外部関係者向けの返信メールを、Aさんに制度面での確認をしないまま見切り発車で発信せざるを得なくなった。AさんにしてもBさんにしても、僕らのサポートを業務としているが、結局忙しいのでなかなかやって下さらなくてこちらが気をまわしてやってしまうということが多い。

夕方18時ジャストで上がり、地元国際交流協会の会合に出席した。ついでに僕が自主製作した著書の広告を事務局内に貼っていただくようお願いしてきた。帰宅途中ファミレスに立ち寄り、ブラジル経済に関する文献を読み込んだ。

1月18日(水):外勤と打合せで1日が終わってしまった。午前中は日印協会に著書をお届けにあがり、その後赤坂でのランチミーティングに参加。14時30分にオフィスに戻ると、今度は15時から17時まで打合せ。夜は剣道寒稽古に参加。

1月19日(木):主にデスクワークの1日。前日の打合せで助手さんとすり合わせたブラジルに関する本の原稿について、執筆者に「ここをこうして欲しい」という具体的なリクエストを伝えるためのコメント案を作成し、共同執筆者2人に送信した。こういう仕事は、自分が作業すれば一歩前進したという実感があって良いが、こういう仕事ばかりではない。この日は朝から予想していなかったトラブルがたて続きに発生し、それをどう処理したらいいのか途方に暮れることが多かった。「タメ息が多い」と言われたのはこの日のことである。管理部門のCさんに相談しようとすると、Cさんはこの日はお休みだという。結局この日のうちに解決策が見いだせず、翌日に持ち越した仕事や、取りあえずの僕の私見による代替案を先方に送って検討してもらうことになり、我が社の方の対応は相手の検討結果を聞いた上で週明けにというように先送りした仕事があった。

この日も定時退社を意識して相当詰め込んで動いたつもりだったが、17時過ぎに打合せをする必要が急に生じたため、定時で上がることができなくなり、寒稽古参加は諦め、少し残業をやっていった。

この日はダルビッシュ選手のMLBテキサス・レンジャーズとの交渉がまとまったと報じられた。勿論注目のニュースだが、今週はボルチモア・オリオールズ入りが決まった台湾のチェン・ウェイン投手が古巣の中日ドラゴンズ球団事務所を挨拶で尋ねたことも報じられていた。チェンが抜けるのはドラゴンズにとっては痛手だが、移籍先が万年Bクラスのオリオールズだと聞いて、チェンを引き続き応援したくなった。

1月20日(金):前日から持ち越した懸案事項を片付けて午前を過ごした。午後は13時~15時で会議。その後短い打合せをやり、その後今週中に済ませておきたい細かい仕事を片付けにかかったが、なにぶん翌日が日直で本社に出社して仕事する予定だったので、そこでやる作業の準備に充てた。夜は剣道寒稽古に参加。帰宅途中の電車は途中の2駅で緊急停止信号が鳴らされたそうで、列車に遅れが出た。最近の首都圏のJR線はどうかしている。1週間のうちにダイヤが乱れることが何度もある。
この日の早朝は、雪のぱらつく中の出勤だった。少しは積もるかと思ったけれど、帰宅の通勤列車のダイヤが乱れたのは必ずしも雪の影響ではない。それにしても寒かったねこの日は。

【氷雨の週末の記録】
1月21日(土):朝2時に起き、今週も持ち帰った仕事の資料を読み込むため、24時間ガストで「早勉」した。朝9時30分に本社出社し、17時45分まで内勤。CNNを観ながらのデスクワークは意外と能率が上がらず、思ったような作業はできなかった。夜は寒稽古最終日に参加。22時には就寝。
日直当番を前日の宿直当番から引き継ぐ直前にナイジェリアの連続爆弾テロのニュースが入ってきて、お陰でCNNのニュースをずっと見守ることになってしまった。

1月22日(日):この日も朝3時に起き、朝風呂で目覚ましした上で24時間マックで「早勉」。前日読み切れなかった資料を読み切ってから帰宅。9時に家を出て、白金台で開かれた母校OB主催の「自主ゼミ」に初参加した。この日はゼミといっても勉強会ではなく、僕の卒業した大学院が開講10周年を迎えるため、OBとして記念行事にどう関わるかという話し合いだった。

午後は市の芸術文化センターで開かれた娘の表彰式に出席。市の短歌同好会が審査員となっての「第1回ジュニア短歌大会」というのが今年度企画され、市内の全小学校から短歌の応募があったのだそうだ。これに458名の小学生が応募、うちの娘も昨年8月に短歌を1篇書いて応募したところ、11月頃の市報に掲載されていた入賞者の中に「佳作」として名前が載り、この日の表彰式となった。6年生としては唯一の入賞者だ。他の6年生は受験勉強で忙しかったのかな?

娘に詩のセンスがあるというのは1年生の頃に書いた作品でなんとなく感じていたことで、同じ事物を見ていても僕らと娘とでは観察するポイントが明らかに違っていた。この国語のセンスと今興味を持っているイラスト(「マンガ」とも言う)の技術が組み合わされば、将来いい絵本作家になれるなどと贔屓の引き倒しでバカ親父は期待しているが、図らずもそのセンスが今回第三者によっても評価されたことで、妻も僕もとても嬉しかった。勉強も大変だと思うが、このセンスは失わないでいて欲しいな。

ちなみに娘の詠んだ短歌はというと―――、
ひまわりは 金の光を身に浴びて われよわれよと 背​丈伸ばす

CIMG1983.JPG


【今週の出来事】
学生に「マクド禁止」 関西学院大、近くの店の苦情受け
朝日新聞、1月20日
 関西学院大学(兵庫県西宮市上ケ原一番町)の近くのマクドナルドの店舗に長く居座って迷惑がかかっているとして、大学が学生に、店へ行かないよう求める通知を出していたことが19日、わかった。同社は「学生のマナーの改善をお願いしたが、出入り禁止までは求めていない」と困惑している。
 関学大によると、店長から16日、「学生が試験勉強のため、店内に長居して迷惑だ」「飲食物を持ち込んでいる学生もいる」と苦情があったという。大学はこの日、学生用のネット掲示板に「関学生の出入りを禁止にするとのことですので、同店の指示に従ってください」という通知を掲載。
 ただ翌日、大学は「マクドナルドだけでなく、ほかの店でも同じ注意喚起が必要」と判断し、店名を載せない文章に差し替えた。
学生の気持ちもわからぬではないけれど、同じようにお店で籠って仕事をやったりしている僕からすると、お店が混む時間帯にこれをやられるのはかなり困るというのは学生さんにもわかって欲しいなと思う。勿論、テーブルを占拠してそれなりにお金をお店に落としてくれるのならいいけれど、マックカフェ1品程度の注文でこれをやられたらお店としては相当しんどいだろう。

ただ、これをやっているのは学生さんだけではなくて、昼間や夜のスタバやタリーズでも、ショートサイズのコーヒーで2時間とか粘って勉強している社会人が多く、空いているテーブルが見つけられずに注文を諦めたケースも何度かある。長時間粘るのならそれなりにお店にお金を落としてあげないとね。

昨秋、京都の大学に講義に通っていた時、学内の図書館で勉強している学生さんがものすごくいて、僕らが学生の頃とはえらい違いだと驚いたことがある。近頃の学生さんはよく勉強しているし、社会人でも勉強をしている人は多い。学内の図書館を利用できる学生さんはまだいいが、社会人になると勉強する場所を確保するのが大変で、カフェを長時間占拠したくなる気持ちもわかる。そういう場所がもっと増えたらいい。公立の図書館の自習室はもっと床面積を拡張した方がいいのではないかとすら思う。
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