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旅先で出会った子供達 [インド]

本日は趣向を変えて、先日のビシャカパトナム、ムニグダ訪問の際に何枚か撮った子供達の写真というのを紹介したいと思う。(単なる手抜きともいう。)

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上の写真は、ビシャカパトナムからムニグダに向かうSamata Expressという急行列車の車内で撮った女の子の写真。「ミスティ」という愛称で呼ばれていた。このご家族はこの地域では珍しく車内でヒンディー語でしゃべっておられた。Samata Expressの終点は実はデリーのニザムディン駅。ビシャカパトナムを早朝出発すると、まる3日かけてデリーに到着する。長旅お疲れ様です。このミスティちゃん、年齢的には1歳から2歳の間。赤ちゃんの手足フェチの僕としては、握手を何度もさせていただいた。

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上の3枚はドンゴリア・コンドの集落を訪ねた時に撮ったもの。衝撃的だったのは最初の2枚で、赤ちゃんを抱いているお母さんの年齢は12歳なのだそうだ。うちの長男よりも年下だ。うちには11歳になったばかりの娘もいるが、お母さんになる姿など今は全く想像できない。それにしても生活の厳しさが滲み出ている顔だと思う。

次の写真はアンドラプラデシュ州コッタヴァルサにある「片桐子供村(Katagiri Childrens Village)」で撮影したものである。皆ちょっとした笑顔を作ってくれているが、ここの教育兼宿泊施設で暮らしている子供達の多くは少し前まで鉄道駅で物乞いをして暮らしていたような子供達か、エイズ孤児だったりする。

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上の真ん中の写真の女の子はこのヴィレッジのマスコット的存在であるスニータちゃん。お母さんのお腹の中にいる間にアッサム州から来たらしいが、お母さんは心の病に冒されており、ヴィレッジでスニータちゃんを出産した後、スニータちゃんが我が子だという意識を完全に失ってしまっているという。しかもこのお母さんはHIV感染が確認されている。ということは…。いちばん下の4人の女の子の写真も同様。HIV感染している子供達で、敷地内にある「レインボー・チルドレンズ・ハウス(Rainbow Childrens House)」というHIV感染児向け寄宿舎で生活している。

旅先で会ったこうした子供達に幸あらんことを願いたい―――。
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