ただ今読書――中断中 [読書日記]
*わけあって久々に洋書を読むことになりました。昔同じ著者の著作も読んだことがありますが、スティグリッツといいイースタリーといい、世界銀行で働いた著名なエコノミストは、なぜ世銀を退官したとたんに世銀がやっていることに対して批判的になるのかなと疑問に思います。そうしたことを考えながら、読んでみたいと思います。…と書いたとたんに緊急性が下がったので、当分読むのは後回しにしときます。
因みに昔読んだイースタリーの著書は次の1冊です。原題とタイトルが随分違いますが、和訳も出版されてます。
The Elusive Quest for Growth: Economists' Adventures and Misadventures in the Tropics
- 作者: William Easterly
- 出版社/メーカー: Mit Pr
- 発売日: 2002/08/08
- メディア: ペーパーバック
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、「なぜ貧困はなくならないのか」という開発経済学における一大テーマを、著者の世銀時代の経験をフルに生かしてわかりやすくひも解く。第1部、第2部では、エコノミストが過去50年間、いかに途上国経済の運営に失敗してきたかをみていく。第3部では、著者の新しい処方箋が語られる。すなわち、「貧しい人々には貧しさから抜け出すインセンティブがないことが多く、政府は貧困の罠から抜け出すインセンティブを提供してあげなくてはならない」のである。「…そして、多くの貧しい国が豊かになりますように」。本書を締めくくるこの著者の言葉と同じ思いを持つ読者に手にとっていただきたい一冊。
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