藤宮博也と吉井玲子の結婚かぁ

高野八誠　ウルトラマン共演婚してた
　映画「仮面ライダー　ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ」「新・影の軍団」シリーズなどで知られる俳優の高野八誠（２８）が、元女優の石田裕加里さん（３２）と結婚していたことが３０日、明らかになった。２人は９８年のＴＢＳ系「ウルトラマンガイア」での共演をきっかけに交際を始め、今年２月１１日の裕加里さんの誕生日に婚姻届を出した。１１月には第１子が誕生する。
　「ウルトラマンガイア」でウルトラマンアグルに扮した高野と、その正体を知ったために何かと気になる存在となっていくリポーター役だった裕加里さん。２人はドラマの中での関係を、プライベートに発展させゴールインした。
　交際は番組終了後から始まり、裕加里さんは０１年に映画「青空へシュート！」などに出演した後、女優を引退。０２年「仮面ライダー龍騎」でイケメンライダーの一翼を担い、日本の２大ヒーローの両方を初めて演じた俳優として注目されるなどした高野の活躍を支えてきた。
　そして今年２月１１日、裕加里さんの誕生日に結婚。６月１７日には、ウルトラマンガイア役で親友の吉岡毅志（２７）が司会を務め、親族や親しい仲間たちに祝福され結婚式を挙げた。
　高野は「彼女が私の相手役を演じたということもあり、自分としてはストーリーのその後としてひとつの完結を迎えた感じです」と喜びを語っている。（後略）

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このところ、週末の息抜きで、「ウルトラマンガイア」のDVDをTSUTAYAで借りてきて1回8話くらいのペースで見続けている。来週末には最終回まで見終るくらいまでいきそうなペースだ。

ウルトラマンガイア　メモリアルボックス

• 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
• 発売日: 2007/09/25
• メディア: DVD

平成ウルトラマンシリーズの中でもガイアは異色の作品である。通常のウルトラマンシリーズに見られるような、地球防衛に当るスタッフが７、８人しか登場しない設定にはずっと違和感があり、日本ばかりを攻撃してくる怪獣や宇宙人という設定にも違和感を感じていたが、ガイアでは戦闘機のチームだけで3つあり、登場人物がやたら多い。しかも、多くの登場人物の人物像もかなり細かく描きこんである。特に、チーム・ファルコンの米田リーダーとチーム・クロウの多田野慧隊員との絡みは当時としは結構胸キュンものだった。

一種の群像劇であるが、ついでにもう2つ特徴を挙げておこう。

こうした地球防衛に当るXIG、GUARD以外にも、民間人のレギュラーキャラが存在した。それが民間テレビ放送局KCBのクルーであり、その中心を成すのがレポーター兼キャスターの吉井玲子だった。もう１つの特徴は、ウルトラマンが2人登場したこと、そしてこの2人目のウルトラマンアグルの通常のフォームが青色を主体として作られていたことだった。そのアグルに変身していたのが藤宮博也であった。

玲子は取材中に青のウルトラマンと藤宮の関係に気付き、何かと藤宮に気をかけ始める。続けざまに8話くらいを見ていくと、この藤宮と玲子の絡みがかなり多いのがよくわかる。それと、ガイアに変身する高山雅夢と藤宮の友情の深まりというのもよく表れている。だから、上記の報道を見た時、藤宮役・高野八誠君と玲子役・石田裕加里さんの結婚披露宴の司会を雅夢役・吉岡毅志君7が務めたというのも、ガイア本編の続編としてなんかいいなぁと思ってしまった。おめでとうございます。今見直してみると、玲子役の石田裕加里さんって、結構チャーミングな女性ですね。

そういう意味では、雅夢と敦子はどうなったのかとか、梶尾リーダーと敦子のお姉さんはどうなったのかとか、気になるところでもある。そういう、ラブストーリー的な要素が結構多い作品でもあったと思う。

今もう一度通しで見直してみると、プロレスラーの故・橋本真也が登場していたり、GUARD Americaの中隊長でパックン（パトリック・ハーラン）が登場したり、結構面白かったりする。僕が好きだったキャラとしては、石室コマンダー、チーム・シーガルの神山リーダー、チーム・ファルコンの米田リーダー等である。お薦めの作品である。

いい年して何？と思われるかもしれないが、切り口を変えてみてみると結構凄い作品が多いのが最近の特撮である。ガイアの戦闘シーンを見ていて、戦闘中に画面手前を電車や車が走っていたり、怪獣に村が攻撃されるシーンで、民家の軒先に干し柿が吊り下げられていたり、ディテールの部分での作り手のこだわりがかなり面白い。