元NHKアナ 絵門さん死去 |
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死去した絵門ゆう子さん(エッセイスト、元NHKアナウンサー) | |
エッセイストの絵門ゆう子(えもん・ゆうこ、本名三門裕子=みかど・ゆうこ)さんが3日午後10時43分、転移性乳がんのため東京都中央区の聖路加国際病院で死去した。49歳。東京都出身。葬儀・告別式は7日午前10時半から東京都中央区明石町10ノ1、聖路加国際病院礼拝堂で。喪主は夫健一郎(けんいちろう)氏。
1979年に津田塾大を卒業後、NHKにアナウンサーとして入局、池田裕子の名前でニュース番組などを担当し、退職後はフリーアナウンサーや女優として活動した。
2000年にがん告知を受けたことを公表。闘病体験を「がんと一緒にゆっくりと」「がんでも私は不思議に元気」などの著書にまとめたほか、コラム執筆や講演などの活動も続けていた。(デイリースポーツ)
AMラジオをイヤホンで聞きながら早朝ウォーキングをやっていると、仕事で雁字搦めになっている自分の情報網や、新聞やステレオタイプ化したテレビの朝のニュース番組などではなかなか拾えないユニークな情報を知ることが多い。絵門ゆう子さんのご活動なんかも、土曜朝のウォーキングの最中に、TBSラジオの『下村健一の「目のツケドコロ」』(6:40~7:00)を聞いていて初めて知ったものだ。絵門さんが昨年12月に『がんでも私は不思議に元気』を出版された直後のことで、スタジオに来られていた絵門さんのお話を聞いていて、癌が全身に転移して痛みを感じていらっしゃるのにそれをおくびにも出さず、元気に応答されていたことや、癌を個人レベルでの闘いとはとらえず、医療の問題、社会の問題に積極的に取り組んでおられることなど、とても印象的だった。
以前、「池田裕子」という名前でNHKのアナウンサーをやられていたところから女優に転身された頃には、なんか生き方が迷走してるんじゃないかと感じていた。そういう昔の絵門さんのイメージがあったから、なおのことこのところの地に足のついた活動が驚きであった。
いずれ絵門さんの著書を読もうと思っていたのだけれど、さすがにお金を払って買うところまでは考えられず、市内の図書館に蔵書として入ってきたら絶対読もうと思っていた。結局、絵門さんの新刊書は未だ市内のどこの図書館にも入っておらず、『がんと一緒にゆっくりと』は貸出中だったので未だ借りるに至っていない。でも、いずれ読みたいと思っていたところ、絵門さんの方は3日にお亡くなりになってしまった。
機会があれば読んでみたい。 絵門ゆうこ著 『がんでも私は不思議に元気』 新潮社、2005年12月
絵門さんは朝日新聞にコラムを連載されていて、そのコラムを読まれた方ががソネブロで記事を掲載されている。URLは以下の通りなので、絵門さんの人となりを少しでも知りたいという方は是非閲覧されることをお薦めしたい。 |
http://blog.so-net.ne.jp/eccomi/2005-08-11
2006-04-08 11:04
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