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『五十肩はこう治す!』 [健康]

五十肩はこう治す!──知るだけで治りがよくなる「体のスイッチ」(全訂版)

五十肩はこう治す!──知るだけで治りがよくなる「体のスイッチ」(全訂版)

  • 作者: 高林 孝光
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2014/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
◆「なるほど! 」五十肩で悩んでいるすべての方に
◇身体のしくみを知り、正しくケアすれば、つらい五十肩の痛みも改善します。実績豊富なカリスマトレーナーがわかりやすく教える、自宅でできるカンタンメソッド。

こんなタイトルの本にも手を伸ばすのだから、当然、僕は現在「五十肩」持ちです。

2018年4月に右肩で発症。駐在先の外国で1年間苦しんだ後、帰国して鍼灸院にかかり、とりあえずは収まった。ところが、昨年末頃から今度は左肩が痛くなり、同じ鍼灸院に4回ほど通ったけれども回復への手ごたえもなく、それでこの4月から、整形外科で理学療法士さんとリハビリに取り組むようになった。

右肩をやった時は、剣道はどうせ左手で竹刀を動かすんだから大丈夫だとポジティブに考え、稽古はなんとか続けていたが、痛みが左肩に移行すると竹刀を振り上げる動作すらままにならず、稽古参加どころか素振り自体もずっとお休みしている。

それでも、整形外科に通い始めてから、徐々にではあるが症状は軽減されてきた気はしている。肩が痛くて夜目が覚めてしまうということはなくなったし、急な動作で激痛が走るというのの頻度も減った。素振りもできないことはない状態にまできている。それでも、手のひらを頭の下に置いて床にあおむけで寝ても、右腕のようには左腕は開けない。お世話になっている理学療法士さんも、僕があまりに痛がるので、処置に困っておられるこの1、2週間である。

通院している時だけリハビリやってるのもなんなので、僕自身が自宅でできるリハビリはないものか
―――そういう問題意識で本書を手に取った。

医学書で確認したわけじゃなかったので、「予後は良好で、1年ないし1年半で自然治癒する」(p.17)という記述自体が驚きだった。そうか、右肩は確かに発症から1年半で治ったが、あれは鍼治療のせいじゃなかったのか…。それと、左肩は既に発症から半年以上経過しているので、あと最長1年の辛抱なのだというのも…。

それ自体は将来が見通せて良かったのだけれど、こんな痛みとは早く決別したいのが心情。

読み進めてみると、整形外科で理学療法士さんがやって下さっている施術と同じような動きや押さえる部位が載っていた。確かに、誰か相手がいないとできない施術もある。1人でやるのは難しいかも。

理学療法士さんからやってもらっている施術の妥当性を確認できたというのは良かったと思う。理学療法士さんから、どこの筋肉を意識してリハビリをやるのかを説明されたことはなかったので、本書を読んで、なぜその施術が行われるのかという原理が理解できたのは大きい。

アマゾンの書評欄には賛否両論がある本だが、少なくとも既に理学療法士の下でリハビリをやっている人にとっては、原理を理解するのにいい本だと思う。では、医者にも行かずに本書だけ読んで1人で治せるかと訊かれると、是と言い切る自信はない。

あとは、少なくとも1人でもできる肩の柔軟体操はしばらくやってみることにしたい。

ありがとうございました!なんかやる気が出てきた。

タグ:高林孝光
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