SSブログ

週報(11/28-12/4) [備忘録]

東京モータショーが3日から晴海の東京ビッグサイトで開催されている。ここ20数年千葉・幕張で開催されていたモーターショーが晴海に帰ってきたのは1980年代末以来ということらしい。そういえば、僕が学生をやっていた頃にサークルの同級生が晴海に行ってカタログ貰ってきていたっけ。

僕自身は記憶が全く定かでないが、3歳ぐらいの頃に父に連れられてわざわざ岐阜から東京モーターショーに連れて行ってもらったことがある。唯一覚えているのは首都高速で地面より離れたところに造られた道路を車で走ったことぐらいで、会場で何を見たのかは全く覚えていない。ただ、当時は1960年代も半ばで、日本経済が最も勢いがあった頃で、誰もが自動車を欲しがった時代たっだということである。1970年代半ばの「スーパーカー」ブームを中学生として支えた世代としてはモーターショーと聞くと血が騒ぎ、子供を連れて出かけてきたいと思うのだが、我が家の子供達は自動車というものにさほど憧れも抱いていないみたいで、ちょっと寂しい。


【長女、中学受験で結果出す】
3日(土)、小6の娘の最初の中学受験となった。娘は西荻窪の別の私立中学校が第一志望で、帰国子女枠で受験できる中野の私立中学校はそれに向けた力だめしだった。また、週3回通っている近所の塾で私立中学を受験する6年生のトップバッターとしての昨日の受験でもあった。

帰国子女枠での受験科目は、算数と国語、そして親子での面接だった。妻が同行したので僕は結果を待つだけだったが、幸い同日発表された結果は「合格」で、取りあえずはホッとした。おめでとう!

1年前から受験準備は始めていたが、模試の成績はここのところ低迷しており、第一志望の中学校の合格可能性は5割を割っている。このまま2月の本番まで行っても結果がどうなるのかは予断を許さず、それだけに第二志望校の合格で本人も妻も相当に肩の荷が下りた感じだ。

ここで撤退して第一志望校をパスすることもありだと思う。第二志望校の入学金は近々払い込まなければならないので、第一志望校を目指すとなれば、引き続き通う塾の冬期講習の費用とかも含めて、かなりの出費がかさむだろう。だから今撤退するのは親としてはそれでもいいと思っているのだが、今娘が通っている塾や学校には彼女の第一志望校を受験する子も少なからずいる筈で、受験を見送って結果友達が皆その中学に合格するようなことになった場合、娘が後悔することにはならないか、それが心配だ。

【思い出した僕の大学受験】
娘が12月初旬に中学受験で結果を出し、この後どうするのかの判断を迫られている中で、僕は娘に自分の高校3年生の時の経験を話した。僕も母校の大学を高校の学校推薦で受け、11月に合格通知を受け取って高校卒業までの約5カ月、受験勉強から撤退して過ごしたからだ。

僕は第一志望だった大学の学部にはいくら受験勉強をしっかりやっても一般入試では合格する自信が全くなかった。しかし、幸い僕の高校はその大学から学校推薦枠を1つ配分されており、それならなんとか合格できるかもしれないというのに高2の秋の時点で気付いた。ただ、そのためには全科目の平均で5点満点中4.3点をクリアしていなければならない。このために、僕は通常の受験勉強だけでなく、受験科目として選択するつもりのなかった日本史や政治経済、体育などもそれなりに頑張り、なんとか学校推薦枠を勝ち取ったのである。加えて、いずれ書こうと思うが、英語での面接に備えて当時は地元には少なかったネイティブの先生のところに毎週通って英会話に慣れるようにした。リスニングとスピーキングに慣れるために、当時東海地方では深夜0時からラジオ放送されていた『百万人の英語』を毎日聴いて過ごした。

今からちょうど30年前の11月に臨んだ大学入試では、推薦入学とはいえちゃんとした試験が行なわれ、僕は英語の筆記試験に関しては予想通り手も足も出なかった。しかし、続く小論文と英語面接で挽回し、なんとか合格した。

夢でしかなかった第一志望校の合格だったので、その後に予定していた現実的な第一志望校の受験をどうするのか、僕も悩んだ。記念受験しようかとも思ったのだが、担任の先生から「冷やかしで受験するのはこれから本気で受験するクラスメートに失礼」だと叱責され、諦めることに。それに代わり、近所の中学生に英語を教える家庭教師を務め、英文タイプライターを父に買ってもらってブラインドタッチの練習を積んだ。キーボードを叩くスピードの速さは、この時期に身に付けたものだ。

高校の恩師からは、さらに、「今しか読めない本を読んでおけよ」と言われた。だから、当時の僕はトルストイとかドストエフスキーとかの難しい著作や吉川英司の『宮本武蔵』、さらには『水滸伝』や『三国志』を読みまくった。お陰で、高3なのに高校の図書館で1年間に借りた本の冊数は100冊を超えた。

そこで僕が娘に言ったのは、①他の受験生の迷惑にならないようにする、②今しかできないことをする、の2点だった。今受験勉強から撤退するのは構わないが、小学校卒業までの残りの4ヵ月弱をいかに有意義に過ごすのかをちゃんと考えて欲しいと。

決めるのは本人。第一志望校に引き続き挑戦するのか、撤退して今しかできないことをやるのか、娘の洗濯を見守りたいと思う。

【LSUは今日も勝つ】
ルイジアナ州立大学(LSU)は3日(土)、ジョージア大に42-10で快勝し、SECカンファレンスのチャンピオンとして、NCAA1部校唯一の無敗チーム(13勝0敗)として1月9日のBCSチャンピオンシップゲームに臨むことになった。相手は今季一度対戦して唯一苦戦を強いられたアラバマ大との再戦。前回は完全アウェイでよく勝ちを拾えたと思うが、今度は準地元であるニューオリンズのルイジアナ・スーパードームが会場となるため、期待できそう。25年以上LSUファンをやってて本当に良かった。

LSU2011-12-4.jpg
《文句なしMVPのKRティラン・マシュー選手》


【まとめて1週間を総括】
今週は、試合で惨敗し、大学での最終講義も終わった。これらについては「読書日記」と称して各記事の中で多少述べているので敢えてここでは繰り返し書かない。今週は本の第二稿の校閲作業が2日(金)頃から始まり、今日も原稿と格闘している。土日と2日連続で「早勉」し、この記事を書いている時点で75%までは終了している。今日中にはなんとか校正作業は終えられるだろう。
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 1

算数のさんじゅつまん

仕事でネットをうろうろしてたら、なぜかここに来ていました。早くも受験成功、二ヶ月も早くてすごいですね。ブックマークして、またときどき読ませてもらいにきますね。よろしくお願いします♪
by 算数のさんじゅつまん (2011-12-05 17:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0