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週報(7/24-7/30) [備忘録]

【月末締切の仕事を抱えて】
今週は公私にわたって月末までに期限到来する「仕事」を幾つか抱え、大変慌ただしく過ごすはめになった。

第一の「仕事」は職場の仕事と関係ないわけではないが、業務外で請け負ったもので、25日(月)夜の会議に間に合わせるために先週末に自宅であらかたの作業を終えた。この関連では8月4日(木)締切の別の作業があるのだが、それは週が明けてから集中して取り組む予定。

第二の仕事は文字通りの職場の仕事。例の本の初稿である。これは実はまだ終わっていない。この関係で今週は26日(火)に群馬県伊勢崎市まで行ってインタビューをやってきた。このインタビューの結果までは原稿には反映させたが、実はもう1人先方の都合でインタビューが週明けにずれ込んだため、初稿を仕上げるのはどうしても週明けにならざるを得ない。勿論、この週末もその原稿は持ち帰り、少しずつでも推敲はしているのだけれど。(週末の間にやろうと思ったが、結局そこまで手をつけられなかった。)

第三の「仕事」はボランティアで請け負ったもの。以前にも二度ほどご紹介したインドNGOの定期レポートの英文和訳である。7月1日にそのNGOからスポンサーになっている日本のフェリシモにレポートの提出があり、フェリシモから月末と期限を切られた。本の原稿のこともあったし、今月は英国出張というのもあってかなり仕事が忙しかったが、もし自分が民間コンサルタントだったら絶対受けるだろうと考え、きつい期限設定でもとにかく受けることにした。先週末も数頁翻訳作業をしたし、平日も出社前や帰宅前に喫茶店でコツコツ作業を積み重ね、1日前倒しで30日(土)に成果品を先方に提出することができた。

そんなわけで、今週はかなり余裕がなかったのでありました。書きためてあった記事が週半ばで払底し、それで3日間もブログ更新をお休みするという事態に陥ったわけです。

【部下を笑顔で見送る】
今の僕の仕事は部下がいるようでいない、説明がとても難しい仕事である。一緒に仕事している後輩のスタッフがいるが、彼は肩書に「アソシエート」と付いており、場合によっては僕と一緒に働いてくれるが、それ以外は自分自身の仕事をやるというもので、純粋な「部下」ではない。でも、本人の人事評価は僕が先ず行なわなければいけない。

その唯一の僕の「部下」が、29日(金)付で退職した。8月から海外で働くことになっている。

海外での就職機会の話が持ち上がってすぐに僕は相談を受けていたので、4ヵ月以上前からこの日が来るのはわかっていた。本人にとってはとてもいい話だし、30代前半の彼の年齢からいっても冒険できるとしたら今しかないとも思ったので、僕は快諾した。僕がそれくらいの年齢でこういう仕事のオファーを万が一受けたら、おそらく僕も飛びついただろうと思う。

ただ、その時点で後任の補充はまた1年ぐらいはないんだろうなぁと覚悟した。

古くからの読者の方であればご存知だろうが、僕が一緒に働いた部下の退職を認めるのはこれが3人目である。最初のケースは別の部署に移ってからの退職なので事情がちょっと違うが、2人目のケースは病気療養に専念したいというのが理由で、本人がとてもきつそうだったのを間近で見ていたからやや言い出し方が唐突だったけど黙って認めた。(断わっておくが、病気だといっても僕が酷使したからそうなったというわけではない。)空席の補充は3ヵ月程度かと思っていたら、結局1年以上補充がなく、その部下の分の仕事の殆どを僕自身が穴埋めして過ごし、僕までおかしくなりそうなところまで行ったことがあった。当時の総括課の課長さんから、「懲罰」というニュアンスのことまで僕は言われたことがある。

そうした最悪のケースを経験しているので、後任の補充などそうそう簡単にはないものと最初から割り引いて考えるようにしている。何が起きるのかはわからないが、5年前よりはマシで済むことを望みたいものだが。

しかし、本人のキャリアを考えたらこれは絶対チャンス。気持ち良く送り出したいと思い、送別会など企画もした。それが今週の日程がタイトになった原因も1つでもあるわけだが(苦笑)。

【この「仕事」は本当に受けるべきだったのか…】
最後にもう1つ。うちの市の国際交流協会が9月25日(日)に井之頭恩師公園で開催する「国際交流フェスティバル」で、僕はNGOテントの展示とテント前イベントのリーダーをやって欲しいと今月初旬に協会事務局の方から頼まれた。実際は僕が所属する分科会で受けて欲しいと言われたのだが、そうなった場合に分科会委員最年少の僕が実働部隊として動けと期待されるのは自明のことであり、事実そういう流れになってしまったのである。

去年そのフェスティバル会場でボランティアをやっていて、NGOテント前のイベントの様子を見て知っている僕としては、去年と同じやり方を踏襲するのはリスクが相当高いと考え、そもそもイベントをやること自体にかなり慎重だった。でも去年のやり方をあらかた踏襲していかないと短期間で効率的に準備ができないというのも事実で、その辺のジレンマをずっと感じながら30日(土)の出店団体向け説明会に出席し、出店されるNGOの方々との顔合わせに臨んだ。

もう1つの不安要素は、僕自身がフェスティバルの運営にこの段階から関与するのが初めてだということだ。去年まで担当しておられた他の分科会の方からブリーフィングを受ける機会もなく、説明会当日はいきなりNGOテントの企画説明を仕切ってほしいと事務局の方からも言われ、不安だらけで説明会会場に向ったのである。(こういう丸投げのし方は勘弁してほしいなぁというのは今でも思っている。)

とはいえ手ぶらで言っては時間内に決められないとも思ったので、幾つかの腹案を持って会場入りし、実際出店団体さんに質問を問いかけながら、所々で温めていた妙案を切り出し、予め考えていたイメージに近い形で各団体さんの同意を得て、協力を取り付けることができた。

ただ、これによって、8月から9月にかけて、各出店団体さんに各自分担してやっていただく作業以外のお膳立ての部分の作業は、僕自身が相当頑張らないといけないのかもしれないというのがわかってきた。幸い、8月は夏休みは取るけれども子供の都合で東京居残り期間が相当にあるので、そういう時間も利用して準備を進めていかないといけないのだろう。(去年はそういうのはなかったらしい。各出店団体に時間枠を割り振ってステージ企画を各団体に丸投げしたから楽だったのだろうと想像する。同じ方法を取れば僕は楽できるに違いないが、それをやると去年の二の舞になるし、僕の中では相当に大きなジレンマだった。)

自分が抱えている職場の事情を考えた時に、これを受けたのが本当に良かったのかどうかは今でもよくわからない。9月25日はこのフェスティバルの「仕事」があるために、去年は出場した秋季市民剣道大会には今年は出場できないことが既に決まってしまったし、その翌日は大学客員講師としての初めての仕事が待っており、そちらの方の準備をどうするかも併せて考えていかなければならない。

僕も、出店されるNGOの各団体の方々の熱い思いとその活動を、当日会場を訪れる多くの来場者の方々に知ってもらいたいという気持ちは同じつもりなのだが、自分のキャパシティとの折り合いが本当につくのかどうか、考えると少し気が重い。

説明会会場から三鷹駅に向う道すがら、歩行者天国で商店街の夏祭りが行なわれていた。道草くっていきたい気持ちも山々だったが、冒頭紹介した翻訳の「仕事」が未だ残っていたので、写真だけ撮って早々に家路についた。

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