多剤耐性細菌の見えない恐怖 [インド]
――怖い話で恐縮です。
ここ2日ほど、ネット上だけではなく、日テレやTBSラジオでも聞いたこの話題。最初に見かけた時は、印パキならあり得るという印象だった。そして、なんで外国人の発症例の報告なんだろうか、地元の人はいないのだろうか(地元人は免疫でもあるんだろか)なんて何となく思っていた。
ところが、どうもインド人の間でも感染例があるらしい。朝日の記事によると、「カルバペネムは重症の感染症の治療の「最後のとりで」ともされる重要な薬。耐性菌の発生を防ぐため、乱用は強く戒められているが、論文によると、インドでは処方箋(せん)なしで大量に使われ、耐性遺伝子発生の温床になっている」のだそうで、これまたさもありなんと思った。
整形手術で院内感染と聞くと、レーシックの視力矯正手術は大丈夫なのだろうかと不安にもなる。僕は結局離任前の時間切れで、誘われたレーシックの手術を受けずにそのまま帰国したのだが、僕の知り合いには手術を受けた人が2~3人いる。いまだに病気になったなんて話は聞かないから多分大丈夫だと思うが、人があれだけ沢山いるインドの大都市であれば、いったん院外に感染者が出てしまうと感染ルートになりそうなチャンネルはいくらでも思い付く。
論文になるまで発表されていないということは、もうかなり感染拡大しているのではないかと心配です。
みなさん大丈夫なのだろうか…。
【追記】
と思っていたら、今朝の日テレのニュース解説を聞いて、ベルギーの死亡例は1年半も前の話で、結構世界的に感染例があるというのを知った。発生源がインドの医療ツーリズムだと決め打ちするのは時期尚早だとの印象も受ける。僕や僕の家族がお世話になったデリーのマックス病院だってあり得る話らしい。おー怖…。でも、感染力は強くないとも言われている。パニックになるのも時期尚早!?
10月にインドへ行くんですが大丈夫かなあ。健康体には移らないようですけど、周囲の目が気になります。
by umayado (2010-09-06 23:59)
☆umayadoさん☆
コメントありがとうございます。
病院にかからなければ大丈夫でしょう。
健康管理にはくれぐれもお気をつけになり、
是非インドを満喫してきて下さい!
by Sanchai (2010-09-07 23:24)