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『Karthik Calling Karthik』 [インド・トリビア]

『Naqaab』、『Partner』、『Om Shanti Om』、『Taare Zameen Par』、『Jannat』、『Ghajini』、『Delhi-6』、『Slumdog Millionaire』、『Love Aaj Kal』、『Paa』、『3 Idiots』――これに、ハリウッド作品の『Speed Racer』と『Iron Man』を加え、今までのところ僕は13本の作品をこの2年9カ月の間に映画館で見てきたことになる。う~ん、思ったよりも少ないな。もうちょっと見ていたような気がするのだけれど。駐在員生活も残りの期間を考えたらもう少し見ておいた方がいいかなと思い始めているところだ。

よって例によって例のごとく、少しでも時間ができたら映画でも見ようかと考えることにした。2月中は『My Name Is Khan』のような話題作を仕事が忙しくて見逃した。今月に入るとちょっと作品としては小ぶりのものが多い気がする。どれでもいいかなとは思いつつ、13日(土)午後に先ず見に行ったのは劇場公開3週目に入っている『Karthik Calling Karthik』というサイコスリラー作品。主演はファラン・アクタールとディーピカ。

KarthikCallingKarthik3.jpg KarthikCallingKarthik2.jpg

ファラン・アクタール出演作品を映画館で見るのは初めてだが、『Rock On!』と『Luck By Chance』のDVDは自宅の棚に入れており、比較的好きな俳優。有名な脚本家の息子で親の七光りでデビューできた典型的なボリウッドファミリーの1人で、TVのトーク番組の司会も務めている。シャー・ルク・カーンと仲が良いらしい。そもそも監督業や脚本家としてのキャリアが長くて俳優としては2008年の『Rock On!』が初出演だったくらいで、現時点で彼の出演作は全て見たことになる。

ディーピカは年に2、3本は出演している今や売れっ子。『Om Shanti Om』のシャンティ役はかわいいと思ったけど、あの彫りが深くて目が大きい顔もあまりスクリーンで露出し過ぎるとちょっと飽きが来る。以前も述べたことがあるが、ディーピカは長身なので、男優さんとの身長差の関係で出演作品がかなり限定されるのではないかと今でも思っている。その点ではこのファラン・アクタールとの組合せというのもどんなもんかと首は傾げる。リティーク・ローシャンとディーピカとか、賛否両論あるだろうけどアビシェイク・バッチャンとディーピカとかならバランスが良いのではないかという気がする。

ストーリーは敢えて紹介しません。サイコスリラーなので皆さんに是非とお薦めしたくなるような作品でもなかったというのはあるが、もしディーピカのファンがいらしたら、見る価値はあるだろう。ここで出て来るディーピカの髪型はわりと好きで、ちょっと彼女を見直したところはある。

僕的にいちばん好きだったのは、ファラン演じるカルティークがディーピカ演じるショーナリーをようやくデートに誘い、ムンバイ郊外の山岳地帯にバイクツーリングで出かけてコーヒーを飲みながら休息をとるシーン。実は、このロケの場所、多分僕は行ったことがある。

KarthikCallingKarthik1.jpg

ムンバイからプネまで走るハイウェイの途中にグランドキャニオンを彷彿させる急峻な峡谷がある。ロナヴァラ(Lonavala)という地名で、多分ムンバイ在住の日本人の方ならリゾートで滞在されたことがある方も多くいらっしゃるのではないかと思う。僕はロナヴァラから西にガーツ山脈を下った谷合の町コーポリを訪ねたことがあるが、その時にこの峡谷を見てそのうちゆっくりと滞在してみたいと思ったことがある。

残りのインド駐在員生活を考えた場合、これから思い出作りでいろんな土地を訪ねていても仕方がないので、今まで訪ねたことがあっても仕事の都合もあって長くは留まれなかったようなところを訪ねてすこしぐらいボーっとする時間を過ごせたらいいかと思う。知り合いも多いプネはその典型である。2泊3日でいいので、宿泊だけはロナヴァラで2泊を取る旅でもしてみたいものである。

Lonavala.jpg

*作品紹介のウェブサイトは下記URLからどうぞ!
 http://www.karthikcallingkarthik.com/
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