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サールナート(その3) [旅行]

サールナート観光地の紹介も今回が3回目にして最終回としたいと思います。今回はサールナートのランドマークであるストゥーパ(仏塔)とその周辺の遺跡群をご紹介します。

ダメーク・ストゥーパ
Dhamekh Stupa

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《ガイドさんの説明を聞く》

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《ここでも祭壇跡と思われるところでどこかの国から来た巡礼者がお祈りしていた》

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《アショーカ王の建立したという石柱の跡。残りは国立考古学博物館にある》

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6世紀に造られ、一部破壊されているが、外側の模様はきれいに残っている。今もこの塔の周りを回って礼拝する修行者の姿を見る。かつて多くの僧が修行していた僧院の跡が、芝生の中に赤いレンガの土台を見せている。アショーカ王が建てた石の円柱も基部を残している。
(『地球の歩き方06~07』、p.208)
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《ストゥーパに彫られていた模様》

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《公園の見取り図》

なお、この遺跡は入場料が150ルピーかかった。所々でまだ発掘作業も行われているようで、全貌がまだわかっていないという様子ではあった。
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公園を出るとまたも物売りの来襲。どこに行っても同じようなものを売っていて本当にしつこい。小さな粘土製の仏陀像を500ルピーと言われた。公園内でも同じものを10ルピーで売ろうとしていた奴がいてそれを断った後だったので、「公園内では(値切った挙句)10ルピーと言われたぞ」と皮肉ってやったら、「こちらの方は特別なんだ」とうそぶいた。じゃあいらないと立ち去ろうとしたところ、「いくらなら買うんだ」と聞かれたので、「10ルピー」と言ったら本当に10ルピーで売ってくれた。製作にかかった人件費を考えたら10ルピーは安いと僕は思ったが、ここまで値切っても売ってくれるということは元々の原価はいくらなんだとわからなくなってしまった。

サールナート紹介の最後にもう1つだけ―――。

国立考古学博物館の前で「サールナート法輪精舎(Dharma Chakra Vihar)」の後藤恵照住職という方にお目にかかった。入館する観光客に支援を訴えておられたので、家族も含めていくらかの寄付をさせていただいた。あまり存じ上げない団体であったが、手作り感たっぷりのニューズレターも作っておられたので…。(多分仏教徒ではなさそうな)物売り・物乞いの攻勢を浴びた直後だったので、仏法に帰依するする方の控えめなお姿は清々しいものがあった。
サールナート法輪精舎のHPはこちらから!

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インド非通

はじめまして。インド通ではないがインド大好き渡印8回人です。
サールナート法輪精舎友の会を手伝っている・・・「多分仏教徒ではなさそうな」・・・全くその通りの支援窓口の老女です。
1994年同じシチュエーションでお会いし、住職に惚れた弱みで16年間細々と続けております。
7月23日テレビ東京「世界を変える100人の日本人!」
大げさなタイトルに恐縮ですが)の番組にて後藤住職が紹介されましたので、あれこれサイトを渡っていまして、こちらへ伺いました。

サールナート紹介の最後を飾っていただきありがとうございました。
1年以上前の記事ですから、お目にとまりますかどうか?
by インド非通 (2010-07-26 08:48) 

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