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職場は変われるのか… [時事]

過労自殺、最多の66人・06年度の労災認定、精神障害も急増
 過労や仕事のストレスが原因で自殺(未遂も含む)したとして、2006年度に労災認定された人は前年度より24人多い66人で、過去最多となったことが16日、厚生労働省のまとめで分かった。過労自殺を含む精神障害の認定者数も大幅に増加し、年代別では働き盛りの30代が40%を占めた。
 厚労省職業病認定対策室は「労働環境は依然厳しい。求められる仕事量が増えているのに職場のサポートが不十分で、社員が過労自殺に追い込まれるケースが増えている」と分析している。
 精神障害の労災補償請求者数は、前年度比24.8%増の819人で、認定者数は同61.4%増の205人。うち未遂を含む自殺の認定は前年度の42人から66人に増えた。認定者を年齢別にみると、30代が83人で突出して多く、全体の4割を占めた。次いで20代(38人)、40代(36人)の順。職種別では専門技術職(60人)が最も多く、事務職(34人)、技能職(33人)と続いた。男女別では女性が31%を占めた。
出所:NIKKEI NET、5月17日


以前僕の勤めている会社の社員研修でメンタルヘルスについて講義があったが、現場の関係者の症状について早期発見に努めよという、対応を現場に委ねる発言があって鼻白むものを感じたのをよく覚えている。なぜうつ病がこんなに増えているのか、その原因は会社のマネジメントにあると僕は思っているが、それを与件として対応を現場は考えよという突き放した講義に聞こえたからだ。

本日紹介した記事を読んでいたら、日本の未来は明るくないように思えてきた。結局、根本要因に対する取組みなど、今の政治家も企業経営者も誰もやっていない。これで少子化対策などできる筈がないではないか。
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