SSブログ

公共の場所でタバコは違法です [インド・トリビア]

インド在留の方であればおそらくテレビ・新聞報道等で既にご存知だろうと思うが、マハトマ・ガンジーの誕生日として全国的に祝日であった10月2日から、公共の場所での喫煙はインド全国で禁止となった。「公共の場所(Smoking in public)」という表現が英語が母国語ではない僕達にはまたわかりにくいが、要は人目につくところでは喫煙してはいけないということなのである。当然路上喫煙はダメで、ビルの玄関口のところで吸うのもダメ、レストランやコーヒーショップで吸うこともできない。市内各所に開店しているコーヒーショップチェーンのBaristaやCafe Coffee Days等は、各テーブルに灰皿が置いてあるのが当たり前の光景だったが、この日から全て撤去されたという。

SmokingBan.jpg

インド人には意外と喫煙者が多い。上の写真のような人でも吸っている。市内の露店を覗いてみたらよくわかるが、タバコはパッケージではなく1本単位のバラ売りもしている。値段まで聞いたことはないけれど、箱ごと買うだけの購買力がなくても、1本単位だったら買えるという人は多い。バラ売りで購買層は一挙に拡大する。今回の喫煙禁止は大きな痛手かもしれないが、ガンジーの誕生日に施行されたため、わざわざ尊敬するガンジーの祝日に法を犯す者はおらず、違反のチケットを切られた事例は報告されていないという。
SRKSmoking.jpg

喫煙に関しては、このボリウッドのスーパースターが公衆の面前でプカプカやっていることの社会的影響力を憂慮したラマドス保健相が、スーパースターを批判したのがここ数カ月話題となっている。シャー・ルク・カーンも公人としての意識が低いわけではないが、こと喫煙に関しては私人としての権利を盾に反論を試みていた。

なんにせよ喫煙にはあまり良いことがない。僕が過去に全く吸わなかったというつもりはないが、いろいろ理由があって今は完全にやめている。今は娘に「やだぁお父さん、口くさ~い」と言われるのがいちばん怖い。いつまで「お父さんLOVE[黒ハート]」でいてくれるのか、時間との闘いであり、わざわざ嫌われる理由を自分から作ることはしたくないから。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0