『ラズパイPico完全ガイド』 [仕事の小ネタ]
内容紹介【購入】
「スマホでコントロールできるリモコンカー」「室内の快適さや換気の目安を表示する装置」「暗くなったら自動で点灯するキーボードライト」…etc。
注目のマイコンボード「Raspberry Pi Pico」と各種電子パーツを組み合わせれば、個人でもこうした高度な制御を伴う電子工作の作品を生み出すことが可能です。マイコンボードに初めて触れる初心者から、さまざまな電子パーツの動かし方や実用工作の方法論などをまとめて知りたい中級者以上の人まで、Raspberry Pi Picoを使った電子工作の知識を余すところなく収録しています。
購入後、4月に一度通読して、読書メーター上は「読了」したことになっている本である。ただ、読了したから終わりというのではなく、通読して何がどのへんに書かれているのかを把握した後は、常にレファレンスブックとして必要な箇所を探して読み直している。
そういう意味で、紹介するタイミングがなかなかつかめずにいたのだが、5月はSSブログの読書日記の更新頻度が著しく低いので、このタイミングでのご紹介でもいいかもと判断し、掲載に踏み切った。
さらに言えば、この著者である福田和宏氏は、今月下旬、『ラズパイ5完全ガイド』という姉妹本を刊行予定らしい。目下のところ、今すぐにラズパイ5に挑戦する予定はないので、新刊の方は買うつもりはないのだが、応援も兼ねてPicoとPico Wの完全ガイドの方を紹介させてもらいたい。
税込み3,520円と相当値が張る本だが、お金を払ってでも購入する価値のある1冊だと思う。僕は、先ず近所の市立図書館で借りて、通読までは至らなかったけれどもその当時に必要だった情報を本書から拾って学んだ。その時にいい本だなと既に感じていたので、5月に長岡に引っ越すことが決まった時、図書館で簡単に借りられないなら手元に1冊置いておきたいと考え、購入に踏み切った。
PicoとPico Wのピン配置を確認する際には毎回ページをめくるし、ブレットボード上での部品の配置とジャンパーワイヤーのつなぎ方も、何度も参考にさせていただいている。今は自分のプロジェクトを1つの形にまとめなければいけない時期なのだが、その都度その都度、現時点で何をやったらいいのかを確認する目的で、本書を開いている。
類書で白黒のものもあるが、カラーだと本当に読みやすい。参考になるサンプルコードも結構あったので、最初の一歩は踏み出しやすかった。本書ではIDEはThonnyを使い、言語はMicroPythonを使って説明がされている。ラズパイの解説アプローチとしてはそれは正統だと思うし、最初に本書を読み始めた時はThonnyの初期設定で確認したいことがあったから図書館で借りた。でも、ここから先は僕はArduino IDEでプログラミングをやってPicoのプロセッサRP2040に書き込みしようとしているので、本書から離れてArduinoの解説書も参考にせねばならない時もある。
そうやって本書からの応用を模索する段階に来つつある今も、シリアル通信やPWM制御、外部電源接続等、わからない時には参考にさせてもらっている。
本当にお世話になっている。この場を借りて感謝申し上げたい。
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