『オンリー・ユー』 [テレビ]
時はバレンタインデー。名は体を表すが如くフェイス(信念)という名前の若い女性(マリサ・トーメイ)が「デイモン・ブラッドリー」なる見知らぬ男性を探しにヨーロッパへ旅立つ、というストーリー。「デイモン・ブラッドリー」は、その昔ウィジャ盤占いがフェイスの運命の人と告げた名前だった。フェイスはボニー・ハント演ずる義姉(夫婦関係は崩壊寸前)と共に、デイモン・ブラッドリーを追ってローマの町を訪ね歩く。先週末の3連休、末っ子の体調があまりよくなかったので、僕は末っ子とずっと留守番をしていた。その間にSony PIXで二度も放映されていたのがこの映画である。(全然インドとは関係ないネタでゴメンナサイネ)
果たして、フェイスはデイモンと名乗る男性と文字通り鉢合わせする。これは運命なのだろうか? フェイスは確信する。デイモン役のロバート・ダウニー・Jr.はその魅力を存分に発揮、機転を利かせてフェイスに手を貸し、風向きが変わっても彼女に献身的な愛情を注ぐ男性を演ずる。そらぞらしい要素はあるものの、心奪われる作品。ノーマン・ジュイソン監督とスヴェン・ニクヴィスト(カメラマン)の描く、陽光あふれるイタリアの風景が実に美しい。見終わったら、すぐさま飛行機に飛び乗りたくなるかもしれない。(1994年、米国作品)
米国作品にありがちな軽いタッチのラブコメディだが、なんでまた紹介したかというと、僕、マリサ・トーメイのファンだからです。とはいっても、マリサ・トーメイの出演作品をそんなに見ているわけじゃない。本作品を含めても3作ぐらいしか知りません。『My Cousin Vinny』、『Untamed Heart』だけれど、考えてみるとこれら1992年から1994年頃がアカデミー助演女優賞を受賞するなどマリサの最も輝いていた頃でしょう。(その頃は映画をあまり見てなくて、後からHBOで何度も見たというのに過ぎないが…)
ものすごい美人というわけではないが、いつも前向きそうな笑顔がとてもいいと思う。これまでに見ていた2作品と違い、本作品のマリサはショートヘアであるが、それもとてもよい。というか、その方が良いと思った。それと、これまであまり気付かなかったが意外と背が高いので驚いた。
さて、本作品を紹介したのはマリサ・トーメイが可愛いからというだけではなく、舞台となるイタリアの風景がとても美しいからというのもある。イタリアという舞台を非常に上手く使っていると思う。
イタリアに行きたいと思っていてもなかなか行く機会のない方、是非本作品をご鑑賞あれ
ちょっと脱線気味なので、次回からまたまたインドネタで決めたいと思います。
この映画面白そうですね。
女優さんは出番になると数倍美しくなるから、映画の中ではもっと輝いているのでしょうね。
by のんべいキャサリン (2008-04-18 08:46)