SSブログ

2006年を振り返る(2) [ご挨拶]

前回はダークサイドの話を述べたが、実はそれなりの収穫もあった1年でもある。

2.セルフブランドの確立に向けた布石                                                                                               本ブログでも度々書いてきたが、僕はこの1年の間に少なくとも4つの異なるテーマで研修の講師や講演会・セミナー等での発表をやった。昨年度に相当する1月から3月の間の記録は定かではないが、ちゃんと記憶している4月以降だけでもこれだけ人前でしゃべっている。(あまり素性を明かしたくないので、テーマはABC…で表し、使用言語だけ明示することにする。SNSの日記には具体名を書いておくけど。)

4月 A(日本語)、B(英語)、C(日本語)                                                                                        5月 C(日本語)                                                                                                          6月 C①(日本語)、C②(日本語)、D(英語)、E(日本語)                                                                   7月 C(日本語)                                                                           8月 C①(日本語)、C②(日本語)                                                                  9月 C(日本語)、F(英語)                                                                    10月 C(日本語)、G(日本語)                                                                             11月 C(日本語)                                                                                12月 C(日本語)、G(日本語)

ちなみに、テーマDとFは、国際シンポジウムの分科会でコメンテーターを務めたものである。Cについては、異なる階層別で同類の講義をやったものが挙げられているが、そのうちある階層分の講義については、受講者の評価が非常に高く、「このテーマならSanchai」というブランドイメージを確立できた。Gは今年後半から僕が集中的に仕込みを始めてきたものであり、このテーマであと4、5年は食っていくつもりでいる。既に社内では「このテーマならSanchai」というもう1つのブランドイメージを確立しつつあるし、社内だけでなく、このテーマについては国内でも海外でも少しずつ認知を受けてきており、年明けには西日本の某大学主催の国際シンポジウムで発表して欲しいとの要望を受けている。去年の夏頃には、テーマCなど「我が社で取り組んでもビジネスの種にならない」と役員にもメッタ切りにあったりしたこともあったが、今では同じ役員から「重要なテーマだからお前自身がもっと考察を深めて実績を積め」と言われるまでに至っている。

人前でしゃべるだけではなく、実際に執筆も若干ながらこなしている。専らテーマGに関するものばかりであるが、これが本格化するのはむしろ来年だろう。

さらに、このブランドイメージは、今の会社にあっての僕に関するものというより、純粋に僕自身の個人ブランドとして確立を目指しているものである。10月にやったテーマGでの講演は、会社とは全く無関係に自分の住んでいる町でやったものだ。

目下の課題は、こうした各々のテーマをそれぞれ独立して深掘りしていけるほど僕自身に時間の余裕がないことである。テーマCについては、特定階層については別のスタッフに講師をやってもらえるように仕向けつつある。また、これらのテーマはどこかで繋がっているところがあると思う。具体的には書かないが、例えば「高齢化とIT」とか「人口動態とマクロ経済」といったものだ。そういう複数のテーマを同時にカバーできるような領域で、もっと研究実績を積むことが今後の課題であろう。

今年出会った本の中でも最も仕事の上で影響を受けたのがこの1冊だろう。この本を読んで、「教える」ということ、「講師」としてのあり方について、根本的に考え方を変えさせられた。

効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで

効果10倍の“教える”技術―授業から企業研修まで

  • 作者: 吉田 新一郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 新書

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0