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世界で一番気になる地図帳 [読書日記]

おもしろ地理学会編『世界で一番気になる地図帳』                                                                                         青春出版社、2006年5月


出版社/著者からの内容紹介
35万部突破のベストセラー「世界で一番おもしろい地図帳」の第2弾がついに登場!国境線、国名、海、川、山脈、駅名などなど・・・地図帳の楽しさ、不思議さを追った前作から1年、さらなる「謎」に迫りました。今回は地図帳の読み解きを通して、世界の今がわかるような項目も多く取り上げています。より一層パワーアップした本書で、地図帳の裏のウラまで味わいつくせること間違いなし!
国連旗の世界地図は、なぜ北極が中心なのか? 板門店には本当に「お店」があるのか? バチカンの国旗に描かれた「鍵」はなんの鍵? 奈良の「明日香」と「飛鳥」は、どんな関係?・・・などなど「世界地図」と「日本地図」にまつわる「謎」をギッシリとつめこんだ最強の「地理」教室。学校では決して教えてくれないあらゆる「疑問」にズバリ答えます!


この手の本は、息抜きに読むには最適だ。昨日、名古屋まで出張する機会があり、その予定が決まった時点でこの本を旅の友にしようと決めた。

ただ、この手の本は、書評の書き方に困ってしまう。非常に細かい情報が並べられているだけであるからだ。いくつか面白かったネタをここでは紹介するだけにとどめよう。

  • JR京葉線の舞浜駅(東京ディズニーランドの最寄り駅)の由来: 元々舞浜という地名などなかった。この名の由来が「マイアミ・ビーチ」だというのは結構驚きだった。
  • 僕の職場があるJR市ヶ谷駅は、「市ヶ谷」となっているが、新宿区の市谷界隈の地名は、全て「市谷」と表記されている。そして、どっちがどっちかわからなくなることが僕自身は度々あった。本書を借りた最大の理由はこの項目にある。結果はというと、元々は「市ヶ谷」が古くからあり、地名表記を「市谷」に変更した際に、JRの駅だけ変更されなかったということらしい。

そんな小ネタが満載で、それなりに楽しめたのだが、あまり記憶に残らない本である。それと、「地図帳」というからにはもっと地図をふんだんに使って欲しいものだと思う。


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