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ゲストハウス南回帰線再訪 [旅行]

社会人向け大学院NF大の二期生である水野さんのご夫妻が2004年8月に開かれた伊豆・城ヶ崎の「ゲストハウス南回帰線」で、11、12日の2日間、NF大の一期生から現役の四期生までと、大学院の教員2名の参加で、NF大同窓会が開催されたので、一期生の1人として参加してきた。水野さんが脱サラして伊豆でゲストハウスを経営されるという構想を伺った2年前に、いずれそこを利用して同窓会でもやりたいねという話をしていた。具体的にやろうという話が持ち上がってから約半年でなんとか実現に漕ぎ着けた。幹事さんのご尽力には本当に頭が下がる。

丁度この日は、テレビ朝日系列で夜6時から放映されている「人生の楽園」で、「ゲストハウス南回帰線」の水野さんご夫妻が紹介される日であった。同窓会参加者がカフェテリアに勢揃いして、皆で番組を見た。商社のタンザニア駐在時代にアフリカの風に感銘を受けてその後の人生の過ごし方を考え、窓から見える城ヶ崎の風景がアフリカのサバンナに似ているからということでこの建物を購入されたのだそうだ。

「ゲストハウス南回帰線」のHPはこちらからどうぞ!                                                              テレビ朝日の「人生の楽園」のHPはこちらからどうぞ!

伊豆急城ヶ崎海岸駅からは徒歩15分程度。ここからさらに10分ほど歩くと、テレビドラマのロケ等で有名な門脇灯台と吊り橋まで行くことができる。

僕は、NF大の修了生に教員、現役受講生も参加できるイントラネッツのサイトを運営しているのだが、卒業後も時々オフ会をやり、こうして「南回帰線」貸切にして泊りがけの同窓会も企画してしまう一期生、二期生の一部の活発なメンバーとそうではない人のギャップを、イントラネッツを運営しながら常々感じていた。別にあまり参加しない人を排除するわけではないけれども、なんで時々掲示板に近況を書き込むくらいのことをしてくれないのだろうかとも思ったりもした。でも、今回、こうして集まってみて、face-to-faceで率直な意見交換をする中で、ひょっとして一期生、二期生の一部の人間が頑張っちゃっている今の状況が、他の人々をアクセスしづらくしているところがあるのではないかと気付かされた。だからといって普段の管理人のスタイルを変えるつもりもないのだけれど、あまり掲示板に声を載せてくれない人の気持ちにもちゃんと配慮せねばと気持ちを新たにした。

それと、こうしてface-to-faceで意見交換をやるのも結構大切だなと改めて実感した。「南回帰線」を貸切にしてもらって開催する同窓会は1年後の4月に改めて企画することになったが、僕を含めて多くのOB/OG、現役受講生が住んでいる関東近辺では、単なる飲み会的なオフ会だけではなく、学びの機会として定期的な報告会をやってみてもいいと思った。言いだしっぺは僕だから、きっと企画も僕がやることになるのだろうな。

                                                 カフェテリアのテラスに置かれた餌棚には、いろいろな鳥が餌をついばみにやってきていた(写真はメジロ)。

 実を言うと、僕は11日については朝から頭痛が酷く、「南回帰線」に着いてさらに痛みが増してきて、吐き気までもよおしてきていた。薬を飲んでも治らない頭痛だ。睡眠不足が原因らしい。折角水野さんの奥様が作ってくださったアフリカン料理の数々、全く口を付けることができなくてとても申し訳なかった。でも、そうでもしないと夕食後のディスカッションタイムまで体が持たなかった。この晩のディスカッションは、キックオフを僕がやることになっていたので、どうしても外すことができなかったのだ。

でもお陰で議論は夜中の12時まで続き、その後風呂に行った人もいたけれども、一部の宿泊者で場所を変えてさらに1時頃まで話し込んだ。体調は決してよくはなかったけれども、折角の機会だからとできるだけお付き合いした。

翌12日(日)朝。午前6時に自然と目が覚めた。早速ジャージを着込んで門脇灯台から海洋公園まで海岸沿いのハイキングコースを歩いた。この日は風がかなり強く、本当は日の出も見たかったのだがそれはかなわなかった。

風が強いから波も結構高かった。ハイキングのコースは、アップダウンがかなりあり、波打ち際に近い目線から海を見られる箇所もあれば、50mも下に海を見下ろす感じの場所もあった。僅か40分ほどのウォーキングだったけれど、終る頃にはほどよい汗が流れた。(この日は気温が10度を大きく上回っており、ジャージを羽織らずともTシャツでも十分だった。)

                                                 ハイキングコース脇をふと見下ろすと、直下の水面を断崖に空いた穴から覗けるスポットがあったので写真に収めてみた。

「南回帰線」を10時にチェックアウトし、僕は同じ列車に乗る予定だったNさんと一緒にタクシーで伊豆高原駅に向かった。駅周辺は大寒桜が満開だった。僕は特急「踊り子」の予約をしていなかったので、結局満席で乗れず、仕方なく30分後の各駅停車・熱海行きに乗ることにした。熱海までずっと立ちっ放しはきつかった。ついでに言うと、熱海から小田原までの東海道線も結構混んでいた。(この時期、南伊豆は大寒桜の見ごろを迎え、とても混雑しているのだ。)

僅かの滞在であったが、気の置けない仲間と楽しい時を過ごすことができて、リフレッシュにはなった。水野さんによれば、7月は城ヶ崎界隈はカブトムシがかなり生息しているそうなので、早めに予約を取って家族連れでまた来ようかとも密かに思っている。


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