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カバナント・プレーヤーズを我が家に泊める [家族]

10月21日(金)、日常生活への示唆に富んだメッセージを含んだ英語の寸劇活動を世界的に展開する国際NGO「カバナント・プレーヤーズ」のメンバーのお二人を我が家でホストした。22日(土)に吉祥寺のコアラ文庫で子供向け英語劇の公演を行なうためである。

日本を含めたアジア太平洋地域カバーするメンバー(Pacific Gate)は、カートさん、キャシーさん、ジェニーさんの3人で、そのうちカートさんとキャシーさんのご夫婦を我が家でお泊めした。我が家も決して広くはないが、それでもお客様に泊まっていただける和室はとりあえずあるし、こういう機会でもないと子供達にナマの英語に触れさせることはできないと思ったからだ。妻がお手伝いさせていただいているコアラ文庫の方でホストファミリーを探しておられたけれども、なかなか受け入れてもよいという方が現れなかったそうだ。僕達だっていつどこで一宿一飯の恩義を受けることになるかもわからないから、今僕達にできることはやっておきたいものだ。今回はそういう機会だったということなのだろう。

お二人によると、1年の半分くらいは公演でハワイや日本、グアム等をまわり、残りの半年はカリフォルニア州オックスナードの本部で演技の訓練を受けているのだそうだ。そのため、お二人には決まった住所がないのだとか。また、公演ツアーに出られている間も、訪問された土地でホームステイされて、地元の人々との交流もされているそうだ。(後で聞いたら、移動も各駅停車で、特急券やグリーン車券などは使わないよう節約旅行をされているらしい。)

子供達は、初めての外国人のお客様に最初はちょっぴり警戒していたけれども、じきに慣れていつもよりもはしゃぎ回っていた。金曜夜はお客様を招いた際の定番で、鍋料理とビール・ワインでとても盛り上がった。

翌日は朝から公演。会場には100名以上の観客が訪れ、なかなか盛況な公演だったと思う。3人だけで演技し、大道具を殆ど必要としないシンプルな公演で、途中観客も参加できるところも多くあり、多くの観客が楽しんでおられた様子だった。コアラ文庫は海外生活経験をお持ちの方の子息に対する英会話能力維持のためのサービス提供を行なっている組織であるから、英語オンリーの公演でも多くの参加者がとてもよく理解できていたように思う。(うちの長男と長女は、英語をかなり忘れているので、わからなくて少々退屈していたようだが…。)

 

公演終了後、コアラ文庫関係者を交えてささやかな懇親会を行なった。プレーヤーズの3人は今晩山梨の石和温泉で別の公演を予定していたため、うちのワゴン車で三鷹駅まで送った。是非また会おうと言って別れた。彼らの日本公演ツアーは年に2回あるらしく、コアラ文庫訪問も毎回行なわれている由。また訪ねてくれたら、泊まっていっていただけるといいと思う。我が家の子供達の成長を少しずつでも見ていただけたら幸いだ。

3人を見送った後、長男が僕に教えてくれたことがある。「また来た時は泊めてくれる?」とキャシーさんに聞かれ、長男は「うん」と答えたそうだ。それを聞けただけでも、やや背伸びしてお二人を泊めた甲斐があったと思う。

 


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