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橋本真也選手の急逝に思う [健康]

先週の最もショッキングなニュースは、プロレスラー橋本真也選手の急逝であった。年齢も近く、同県人であることから、元々が新日ファンだった僕としては特別な思い入れがある選手だった。同じ闘魂三銃士の中でも、最初からスター選手扱いだった武藤や当時は特徴が摑みづらかった蝶野と比べて、橋本は体型的にずんぐりむっくりで、不器用な選手に見えた。だから三銃士の中では一番好きな選手でもあった。

親日離脱やゼロワンの経営不振については、当時日本を離れていた僕の窺い知るところではない。大企業を飛び出して新たに会社を設立するということがどれだけ大変なことなのか、しかも、一枚看板としてはいかに体調が悪くともリングに立ち続けないと観客を動員できないという辛さもあったと思う。

昨日が告別式で、テレビのニュースを見ていると、15,000人以上のファンが「橋本コール」の大合唱を唱えているシーンが…。真紅の闘魂テープが舞い、入場曲「爆勝宣言」が流される。テレビで見ていても涙をそそられるシーンだった。参列していた佐々木健介が遺されたご子息のことにも触れて涙ぐんでいたのも印象的だった。

橋本選手らしい豪快な人生の幕引きだったともいえないことはないが、遺児が3人もあると聞くと、我が家の家族構成と同じだから余計に他人事とは思えなくなる。聞けば、脳幹出血(脳溢血)という病気、高血圧で肥満で、塩分取りすぎで、心肺機能に不安を抱えている人は突然かかりやすいのだとか。これらは全て僕にも当てはまるものだ。僕も気をつけないと…。

さて、同じテレビの告別式のシーンで、同じく新日を去っていった武藤敬司選手、ゼロワンを一緒に立ち上げながらゼロワン解散に同意せずに橋本選手と袂を分かった大谷晋二郎選手、高田延彦、前田日明元選手らの姿も映し出された。そして、出棺を坂口、藤波といった往年の名レスラーに混じって、武藤選手が務めていたこととか、橋本選手が離脱してもやっぱり新日本プロレスの影響力というのは大きいのだなというところとか、印象に残った(長州力選手は見えなかったけど)。

こういう場でもないとなかなか集まることのない人々ではあるが、僕が見てきたプロレスの歴史の縮図であると感じた。

橋本選手に合掌。
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